2013年05月11日
「農的暮らし…内郷の里プロジェクト」…大枠の設計がはじまります。
相模原市緑区の里山「相模湖・内郷地区」に、
「菜園のある暮らし…内郷の里プロジェクト 」がはじまります。
新しいお客様2組に創和建設が加わり420坪の土地に、
いい感じの自由なコミュニティをつくっていきます。
普通の分譲土地ではない、私たちを含めちょっと風変りな企画に賛同し、
風変りなちょっとちっちゃな町を創ろうという企画…カフェなんぞも。
(この風変りという意味は、想像的という言葉に置き換えてもいいかも)
景色を壊さず、そして土地の資産価値もアップするような家づくりが基本。
3軒の家のバランスと、造り込まない自然な造成や家づくりに加え、
完成時点でも100%ではない未来の楽しさに溢れている場を目指すよう。
こんなお客様ありきの企画なので、カタチがある程度見えてこないと
ゴールもどこに行きつくかもわからず、
参加されるお客様にすべてかかっていると言っていいと思います。
造られた場所ではなく、皆さんでつくってもらうという分譲地です。
現在の2名、そしてこれから募る1名のお客様しだいの「人頼み企画」ですが、
規格外・想定外の素晴らしいゴール地点になる可能性をヒシヒシと感じます。
↓この場所に設えのいい家と楽しい集合菜園やあぜ道が
…子供のころ画用紙に描いた絵のように!
与えられた場所ではなく、ご自分たちでつくっていく場所「内郷の里」
2年後には、ここがどんな景色に変わっているのか…期待しています。
この土地に魅力を感じていただける方、残り1名募集しております。
住環境にとって1番大切な日あたりは言うことなしの広い土地ですよ。
ここよりもう少し利便性の良い土地
「寸沢嵐・季のいえプロジェクト」もよろしくです。
2013年05月10日
林野庁補正予算410億円…木材利用ポイント事業はじまる!
昨年は国交省の「地域型住宅ブランド化事業」
そして今年の目玉は「地域型木材利用エコポイント事業」
○国産木材の利用促進(森林整備保全・循環社会の形成)
○2020年に木材自給率50%達成を目指す
○森林資源の豊富な農山村地域の振興・活性化
○東日本大震災の復興支援
このような目的のため地域木材の利用を考える。
来年の3月まで、または予算が尽きるまでの事業。
もちろん「とりあえずの創和建設」は参加します。
先日の神奈川・東京合同の説明会にも参加し(相模大野で開催)、
(東京都・神奈川県・山梨県)の自治体へ即決で申込みます。
最大60万ポイントになるこの事業は、無垢な大型住宅に有利で、
長期優良のしがらみもはずれ、自然住宅にはフィットしています。
お得というより、同じ価格で「地産地消の家」が出来るという、
そんな志のある方にとっては、多いに魅力的です。
設計者の皆さん、協力会社の皆さん、なにより施主の皆さん
工期も伸びますが、とりあえずやってみませんか?
勘違いはなさらないで…この補助金は地産地消のためにあります。
それでは、2カ月後くらいに?創和1軒目の「木材利用ポイントの家」を…
その看板には、こう書いてあるはず。(スローガン)
「その木、どこの木…?」
2013年05月09日
「相模湖・寸沢嵐の家」…地鎮祭です。
先週、曇天の中の地鎮祭…
相模湖の畑の町「寸沢嵐」地区で行われました。
タカラやさんというスーパーに近い便利な場所につくる
2世帯住宅です。設計がスタジオikbさんという事で、
もちろん自然素材の土間のある大開放住宅です。
この、将来飲食店への可変性を取り入れた住宅の地鎮祭が、
先週、施主・設計士・工務店(創和建設)だけでなく、
施主の友人まで参加され、厳かに行われました。
いつものことながら、式典の最中は気が引き締まる思いで、
「これからお客様の長年の想いとローンを背負うのか」と感じながら、
「…重いな、ふ~!」が少しだけ、あとの残りは「よっしゃーっ!」の気合い。
1年以上もかかった「寸沢嵐の家」の第一歩は、既存小屋の移設から。
半年後には、居心地のいい2世帯住宅が完成です。お楽しみ(笑)
創和建設と内郷・寸沢嵐地区とのお付き合いは、
季のいえプロジェクト・内郷の里プロジェクト…そしてこの自然住宅
相模湖の中では、千木良と並んでとくに強い気がします。
やはり、周囲に山・畑が多い地域なので、自然と目がいってしまいます。
↓雨降ってなんとかの中行われた「寸沢嵐の家」の地祭りの様子
ここ「寸沢嵐の家」は近くの「季の家」と同じく
創和建設・原部長が担当いたします。
施主・設計者・職人のパイプ役として最良です。
2013年05月07日
最後の風のいえ「土間のある家」…庭園計画が進んでいます。
最後の(風のいえ)、外構計画着々と…。
懐かしい通り土間のある無垢満載の「土間のある家」。
この家も、他の「風のいえ」と同様、現在庭園計画が進んでいます。
施主様とビオフォルム環境デザイン室・山田さんでプランニング。
住まいと家並みに対する(想いと智恵と職人のプライド)が融合し、
企画した私たちの想像を遥かに超えた大きな空間の総仕上げ。
この「骨太の現代民家」のそれぞれの景色に、それに見合った庭が出来、
大量生産の既成品で固められた家とは少し違った格別なものになります。。
通り土間からリビングへ、そして和室を目にしながら階段を上り居室へ…
素材だけでなくご家族の繋がりがそのまま空間の繋がりとしてあらわれ、
長い時間をかけた手づくりの柔らかさ・暖かさに満ちた部屋。
そんな「土間のある家」の植栽はどんな感じになるのだろう。
奇をてらうことなく、落ち着いた佇まいを持つこの家の外構工事を最後に、
「風のいえプロジェクト」は幕を閉じます。重ねがさね…ありがとうございました。
次の山田さんと創和建設のコラボ「平屋プロジェクト・連のいえ」も楽しみです。
こちらも間取りありきではなく、日々の暮らしを1番に考えた家並みになります。
庭づくりもしていないこの状態ですが、
写真を見ているだけで、木の温もりと匂いが伝わってくるようですね…。
きっと、つくり込まれた庭ではなく、とても自然な庭になるのを期待して、
造園家の意図がこれ見よがしに露骨に見えてこないよう上品に…。
そう 自然に 自然に 自然に…
これから、施主様の色が加わっていきます。もちろん庭もそのひとつ。
外構ぬきのこのド素人の写真でコレ?建物のポテンシャルを感じます。
2013年05月06日
直島の奇跡…日経ア―キテクチュアより
このブログで2度目の登場…瀬戸内の直島
今回は、先月号の日経ア―キテクチュアの記事
この連休、やることがなくて結構一生懸命読んでます。
「直島の奇跡」と題され、表紙を含めかなりのページを割き紹介されています。
知ってる人は昔から皆知ってる芸術島の「直島」
100万人の集客には、地中美術館・ベネッセミュージアム・ウ―ファン美術館
などの個性溢れる美術館も数々がありますが、それに伴い素敵なカフェが
できたり、町並みの保全活動の「家プロジェクト」などなど素晴らしいの一言。
町おこしに前向きな地元と移住者を含め楽しげな住人に
安藤忠雄などのビッグネーム、そしてそこに大手企業がくっつくと
こんなになるんだ~のお手本のような「芸術島~直島」です。
こんなに不便なところなのにやたらスケールが大きい。
意図的に造られた感はあるにしても、そのすべてが繋がっていく
エネルギーの大きさと、25年にも及ぶ辛抱強さには頭が下がります。
著しい成長を見せる大企業が引っ張る町おこし=直島の奇跡。
この日経は、他の月も興味をそそる楽しい記事が多く、
「ひとをつなぐ住宅」「短命建築の教訓」「改修で街の顔を再興」…
なども楽しく拝読させていただきました。
「奇跡の島…直島」 なんといっても四半世紀の継続が一番の奇跡ですね。
☆そう、まずは理念より少しづつカタチにすること…ハードルを1段下げて!