先日までの忙しさと一転、日本中お遊びの空気です。

創和建設㈱もカレンダー通りお休みを取らせていただきますが、

やはり弊社では、連休中仕事をしている人間がいます。⇒私

家庭サービスや子供を連れての行楽の年代も遥か昔に過ぎ、

(子供は特にある年齢を超えると一緒に出かけてくれないのです)

「自由」にはなるのですが、遊び方がわからない自分にふと気づきます。

       「自由って、どういう訳か不自由だ~!」

6月の世界遺産認定で混雑する前に富士山にでも登ろうか…そりゃ疲れそう。

しかたがないから、まあ、たまにはどこかにボーっと行きますか。

この休みを利用して新しい「スモールハウス」の企画なんぞも考えたりして、

でも必要に迫られていないのであまり真剣にもなれず空想どまり、

ユーチューブで好きなJAZZライブを見ながら、そんな小さな幸せをかみしめて…

弊社の毎年恒例の猫のカレンダーにはこう書いてあります。

      

        「今が一番、今を喜び、今を楽しむ」

                                 

                        そう、ベタに「今でしょ!」と自問自答!

ガルバリウムと漆喰・白洲壁の「凛の家」の庭づくりやってます。

現在大詰めで、創和建設・山下が頭になってガンバっています。

庭石・砂利敷き・車庫コンクリート目地抜き・タカショ―のウッド調車庫

植栽・石張り・バイクガレージ・枕木など新設・移設を含めて、

かなり大掛かりな仕事です。

まだ途中なのですが、植栽によってどんどんアルミ材の存在が

消えていきました。車庫じたいがあまり良いものではないので…。

ただ、大切な車も保護しなければいけないし、洗うのも面倒。

タカショ―の木調カーポートの色はいいですね。実にシンプルで大人しい。

通常のアルミ車庫に比べると、ちょっと高額ではありますが。

話は変わりますが、この建物は夜が特に美しいんです。。

シンボルツリーを下から照らす間接照明が威力を発揮し、

ガルバリウムと漆喰の質感と相反する植栽が淡く光りながら揺れています。

外装ガルバリウムメーカーのカタログの巻頭を飾ることになった

山梨県上野原市の「自然住宅・凛の家」の久しぶりのお知らせでした。

それにしても弊社の建物は、相模原・上野原・八王子・日野・調布・川崎など

どこも目立たない裏通りが多く、残念なほど目立たない。広告力少な~です。

それだけ静かな土地を選ばれる方が多いという事ですね。

出来ればもう少し目立つ場所に…誰かの商売人としての独り言です(笑)

もちろん、建築というものづくりの世界に生きる私たちとしては、

一般より楽しい住まいを建てていただき、皆様に感謝・感謝・感謝です。

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人と車の分離、そしてメインとサブのメリハリなど

              調度いいバランスの庭になりました。

人間長くやっていると頭の中も少しづつ変化していき、

それと同様「家づくり」に対しても変わっていきます。

若いころは、心も尖がっていて、なにしろデカイ家に住みたい

収納もたくさんあって、趣味の部屋なんかもあって…

そう見た目もまわりから突出して目立つ家を望み、

生活感を感じさせない家づくりを一生懸命考えたりします。

私自身、1番好きな建物は「コンクリート打ち放し」でした。

それが人生半分を過ぎてちょっとづつ、ちょっとづつ変化。

まずモノが減っていく、そして掃除もめんどうになり、

子供も巣立って家族との関わりも180度変わり…

洋服も買わなくなり、プラスの生活が差し引きゼロの生活に。

こんな感じで、

若いころは衣もどんどん重ね着していくのですが、

ある頃からどんどん捨てていき心も身軽になっていくようです。

この「捨てることの上手な方」が「上品」ということに繋がるのかも。

こんな年寄の家(褒め言葉)

周囲に馴染んだ住まいを考え、それでもちょっとしたセンスを感じさせ、

「落ち着いた家」を目指す。特に屋根まわり軒まわりの納めなど…。

ある意味どんどん普通になっていく。

収納も必要以上に多くしない。余分なモノはあえて後付け収納にして、

モノが減っていけば収納も撤去、空間を広く出来るよう可変性を待たせる。

当然内装ドアの数も減り、セパレートの空間も少なくなる。

肝心な建物のサイズは、最低限生活に困らないくらいの広さ。

心豊かな「スモールハウス」を目標に(税金も安いし)。

このような事がわかるのに40年近くもかかりましたが、

私たちの施主さんの中には、20代でこの言葉を口にする方がいます。

その若さでこの価値観って、とても凄いことだと思います。ご立派!

小さくとも良質な家、そして突出する事なくそして無個性ではない家、

人や環境の変化に対応できる暮らし方優先の家。

こんな家をつくっておくと、後に後悔が少ないです…たぶん。

生活しているのだから、生活感があってもいいんです!

そう、カタチだけの薪ストーブだけの小奇麗な空間より、

その隣に薪が置いてあり、炎が見えていた方がそりゃ素敵です。

居心地が良く、長持ちする家を目指しましょう。

              

                      暇なので、こんなの書いてみました。

相模原市上溝にて、5月中頃の完成を目指す「上溝の家」

ブラックガルバリウムと杉板の組合せの外観が、

まわりとは少し違った形状と質感をかもしだしています。

ひと昔前だったら、黒い外壁なんてとても考えられない。

とは言え、優しい木の色がガルバの違和感を消しています。

杉板の中間色が無機質感を消して、

ここに住まう方の家に対する関わりの深さを感じさせます。

竣工後にはイベント&ブログに、内部の無垢を含めて公開です。

もちろんこの家も「国交省・地位型住宅ブランド化事業」の一環です。

(セルロース・ファイバーの断熱・吸音性にはホント感心します。)

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この家の色彩計画はほぼ施主様が選ばれました。

「カッコイイ家をつくりたい!」のお気持ちで望まれ、

いっさいぶれることなく初志貫徹でした。

これから外構工事に創和建設・土木部隊が入ります。

金属の質感と、やわらげてくれる木の質感との調和を期待して、

最後の最後、もうひと踏ん張りです。

ガルバリウムという建築材料は、シンボルの緑を生かすために

生まれた材料のような気がします。板塀もまた同じ。

植栽などのバックのスケッチブックとしては言うことなし。

それをすることによって多大なる相乗効果が生まれ、

しなければ、ただのトタンの家になり下がってしまうという品物。

安価に見えるも高価に見えるも、他の材との組合せしだい。

                           ガルって不思議…です!

相模原市緑区の里(旧藤野町名倉)につくられた自然住宅

シンボルのモクレンから「モクレンの丘・里サイド」と名付けた

この家も、4月末を持って完成を迎えました。(すでにお引っ越し)

外装無垢杉・吹抜け大スパン・大きな通り土間・薪ストーブ…etc.

建物に合わせて住むのではなく、住まいながら建物を自分色に、

~田舎暮らしをするからには、型にはまらない暮らし方を望んだ

施主様の想いがそのままこのカタチとなって現れました。

大屋根の風情のこの山小屋風の雰囲気を持つこの家は、

外からこの家を眺めても、窓から外を覗いても心地よく、

まわりの澄んだ空気とともに、とても清々しい。

駅からの距離という点では、平均点を下回りますが、

その他の項目はすべてが100点満点に近い土地。

「遠くの山々と鳥の声に包まれて家族仲良く里で暮らす」

そんな言葉がぴったりの佇まい。

初めてお会いして2年近くお付き合いした施主様、

究極の田舎暮らしになるであろう牧野地区などもくまなく探し

巡り巡ってこの名倉の地にたどりつかれました。

人生の中で、田舎への「移住」という選択肢を選ばれるお客様には、

どなたにも共通する空気が流れているように感じます。

個性的で自由であること。それは家づくりにも良く表れています。

雑誌「自遊人」のタイトルそのまま、家にも遊びが満ちています。

来年、復活したモクレンの花が咲くころには、

             1枚の絵ハガキのような風景に…きっと。

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☆お知らせ…偶然ちょっと覗いたサイトに創和建設の名前が、

         タイトルは「神奈川県の雰囲気良さ気な工務店」

  「自然素材というと野暮ったい会社が多いが、

                      この会社は~良いね!」

       

この言葉とともにトップに載っていて…思わず机の下でガッツポーズ!

                       みなみなさまのおかげです。(笑)