2012年03月31日
「森の音楽スタジオ」いよいよ着工です。
●相模原市緑区牧野の(アジサイとホタルの里・綱子)
ここに建設予定の「藤野の森の音楽スタジオ」
先日の創和建設にて最終打合せをもって着工となりました。
第3者検査機関の窓口として、とても公正なホームビルダーさんに
お願いして、地盤調査と建物保険(検査はハウスGメン)に入ります。
●森の音楽スタジオの特徴
音楽スタジオを持っていること。SRCの地熱住宅であること。
すべての仕上げが自然素材であること。セルフビルドがたくさんなこと。
ストーブや太陽熱温水器などエコなエネルギ―の利用を考えていること。
施主様の意見が盛りだくさんに反映されていること。(実験のようです)
なんだか最近の弊社の家づくり、自然素材・・セルフビルド・自然エネルギー
などは、とってもあたりまえに聞こえてきます。(お客様のおかげです。)
ほんとは、住宅全体のパーセンテージからすると十分凄いことなのに…。
ただ、十分凄いあたりまえの中でも家の楽しさはそれぞれです。
ここ、「森の音楽スタジオ」物件は、とてもバランスがいい。
山の借景を思いっきり生かした2つの建物の外観
質を落とすことなくコストを下げるシンプルな間取り
そしていつものように「風の通り道」を意識した開口部の配置
最後になんだかんだでつまりはカッコイイ!(市川さんの才能?努力?)
外観模型・軸組み模型・パースなど施主様にとっては嬉しいかぎり。
何故か「風のいえ」の地熱住宅と同じ匂いがしてきます。
この手の建物は、基礎~構造~仕上げ~外構 と出来上がるほど
(建物の良くなる曲線)が急激に右肩上がりになってきます。
面白い・楽しいだけではなく、建築物としても優れている事…必要です!
●都会と違って(木楽なスタジオ)になりそうです。
2012年03月29日
「藤野電力」に学ぶ。
先日の「季のいえ」の見学会のメイン…藤野電力に学ぶ。
5月5日に残された最後の原発が停止しする予定、
そして火力発電に頼らざる得ない生活とその弊害。
昨年のように節電による企業の落ち込みが予想されます。
原発停止…このように良いことばかりではないが、
この時期だからこその「藤野電力」…小さな発電と蓄電
(最近では千葉大の提案する、おもてなしハウスなども注目されていますが…)
藤野電力の皆さん~理屈ではなく、とりあえず電気をつくる。そして貯める。
とても勉強になります。考え方だけではなく、その行動力に。
なにより凄いのは、みんな楽しそう…これって必要なんですよね。
すべてではないが、自分の家のある部分の電気は自分でつくる。
それも、高額にならないよう手に届く価格で。
唯一の被爆国であり、大きな原発事故を経験した国である日本。
いろんな所で「藤野電力」のような試みが出来れば…
「停電で真っ暗な中、この街だけは明るい。それも自然エネルギーで…」
企業ではなく有志が取り組む「藤野電力」…なにしろ行動力が素晴らしい!
規格に沿った家づくりだけでなく、良いモノはどんどん取り入れる。
そして、住まい手にもばんばん情報提供していただく。
施主・設計・施工が三位一体となって、共通の目的意識をもって取り組む。
それもスピード感をもって。
4月7日の「風のいえ」の見学会でも、少しお話をしていただきます。
「藤野電力」…ご興味のある方はサイトを覗いてみて下さい。
●報告です…先日の「季のいえと藤野電力」、NHKテレビの取材が入りました。
放送時間がわかりましたら、こちらで発表します。
(ココは完成見学会当日、紙媒体でも取材を受けています。)
●半年前より設計に入った(森の音楽スタジオ)…いよいよ着工となります。
2012年03月28日
「吉野・眺望のいえ」…棟上げです。
●相模原市緑区吉野に建つ「眺望の自然住宅」が上棟です。
玄関からリビング、そして大きな吹抜けまで…無垢スギと白洲。
(屋根はガルバリウム、外装も塗りと杉板の組合せになる予定)
名倉地区と違い住宅地の中に建つ分、まわりの景色の恩恵は?
ただし、家づくりで頑張って大きな◎へ持っていければ成功です。
東南方向だけは別世界~これを生かさない手はない。
相模原(青野原)の市営住宅建設のあと、関戸棟梁(関戸父)が担当します。
たぶん、1階のウッドデッキと2階のバルコニーから眺める
「相模湖と日連の山並み」はとても気持ちいいです。
少し風が強い分、お日様はサンサンと降り注ぎます。
大きな車も入って来れない立地…悪いようでも住環境は最高。
(駅から遠い~メイン道路に隣接しない→反比例で良いところが生まれます)
弊社のベテラン監督の原が現場管理を受け持ちます。
1月のセルフ平屋住宅の見学会以来、今年2軒目の吉野物件。
杉と白洲の抜群の組合せ…完成後にまたご紹介します。
☆設計は、地元の「ア―キシステム」さん。
文字通り「住宅地に溶け込む無垢な住宅の~融合です!」
高千穂・大樹の会など、いつもの素材メーカーさんにお願いします。
2012年03月26日
4月7日(土) 完成見学会予定 創和・風のいえ「地熱利用の自然住宅」!
今日は2週間後に完成見学会を予定している住まいのご紹介。
相模原市緑区(旧)藤野地内で建築中の「地熱の家」。
120坪の敷地に建つ総2階の自然住宅。
この建物は「地熱利用」というだけではなく、何気に楽しい仕組みの
いろんな事を試みております。ごく一部をご紹介します。
● 地熱利用(SRC工法)
● 地産地消の木材利用(杉と檜)
● 景色を大切にした間取り
● 藤野電力(自家発電)
● 屋根の太陽光温水器
● 薪ストーブと背面瓦(藤岡瓦)
● 古材利用(蔵の扉と梁など)
● 床下の炭の充填(セルフ)
● コンポストトイレ
● 広い土間と敷瓦の仕上げ
● 内外全面高千穂白洲仕上げ
● 無農薬畳と木製サッシ
● 間仕切りなしの子供部屋
● 梁や束が全てむき出しの2階
● さわらのハーフユニットと木製キッチン
● その他…ありすぎ!
とは言え、私が素晴らしいと感じるのは…
1階の住居部分のど真中を突っ切るように横たわる「土間」のデザイン。
また、楽しい住まいではあるが、派手ではなく上品で威張っていない。
無垢満載の仕様とはいえ、メンテナンスや寿命を考え、
キッチリ素材を吟味した自然塗料で仕上げていること。
そしてなにより…風と光の通り道が良くわかります。
風のいえ…コミュニティを大切にした4棟の自然住宅プロジェクト
そんな「風のいえの1棟目の楽しい完成見学会」
○ 4月7日(土) お待ちしています。
詳細は後日(イベント欄・ブログ・メールにて)
2012年03月24日
創和「風のいえ…小舞土壁の平屋」 上棟しました。
3月19日(月) 天候~曇り 建て方人工13名
相模原市緑区(旧 藤野) 創和・風のいえ自然住宅限定土地内
[小舞土壁の伝統住宅] が上棟しました…平屋です。
両隣は、地熱住宅とやはり土壁の中2階を持つ伝統住宅。
建った印象はというと…実際の面積よりかなりデカイ感じ!
(大きな屋根と深い軒の出、または高めの階高の錯覚か?)
全体的には、雨宿りできるくらいの軒を持つ和の趣。
シンプルな形の中、化粧の太い柱や梁が際立ち、
骨組みを見るだけでもとてもゾクゾクしてきます。
設計もされた施主様のご希望がたっぷり詰まった家。
平屋にしていただいて…ありがとうございますデス。
それにしてもこの「風のいえ」…どの家も凄すぎる!
今年の夏頃には完成する予定(?)です。
(土壁の乾燥にも若干左右されます。)
これからの家は、地震や老齢化だけではなく、
街づくりにおいても、平屋がもっと評価されるべき。
階段の位置取りで悩まないので、自由な設計も可能になります。
●4月の構造見学会・完成見学会、よろしくお願いします。