今年の冬に完成した“本鵠沼の家”の外構が完成しました。

創和建設は、外構工事に専門の外構工事屋さんをあまり入れることがなく、
ほとんどの場合、その役目を造園屋さんにやっていただいてます。

その関係もあり、門・アプローチ・造園と、地元の施主様と長くお付き合
いしている業者さんが、施主様と丁寧な打合せをしながらつくられました。

住宅の完成…これで全体の60パーセントくらいか?
家具や照明やカーテンなどが入り、外構・造園などが整備。これで80
パーセントくらい?
残りの20パーセントは、暮らしの中で少しづつ施主色に足されていきます。

いつみても“本鵠沼の家”は、低くて大きく骨太につくった割に、その色合い
からか素材感からか?ゴツゴツ感はあまり感じられない美しさがあります。

1 2
3 4

数か月前にお引き渡しをした素敵なパジャマ屋さんの住まい“相模原市・目を閉じる家”。
長野県の薪ストーブ屋さん(DLDの中村さん)から「薪ストーブを設置しますよ~」と連絡
が入り、設計の池辺さんと伺いました。久しぶりに伺ったKさん家は、パジャマと同じで
「オシャレ~」と思わせる日常と非日常が混在している空間が広がっていました。

1

玄関からリビングに入ってまず目に飛び込んできたのが、ブログタイトルにも使った
キャロル・キングの1971年の名盤“つづれおり”のLPジャケットがさりげなく立て
かけてある家具…とっても絵になります。じつは、このジャケットを創和建設のブログ
でご紹介するのは2度目になります。15年以上前に一度ご紹介していて、君の友達
やイッツ・トゥー・レイトなど今聞いても色あせることない名曲がホントにたくさん詰
まっています。そういえば、完成見学会でジャケットを立てかけ、キャロル・キングや
カーリー・サイモンの曲をずっとかけていた時期もありました。今は、ジャズやヒーリ
ングのほうが多いのですが…。

2-1 2-2
3-1 3-2

薪ストーブにも火が入り、家具・雑貨など大好きなものが少しづつ足されていき、とっ
ても温和なKさんの藤野での暮らしが垣間見え、“家づくりは暮らしづくり”ということ
を改めて私たちに感じさせてくれます。窓から外を眺めるとウッドデッキもすでに完成
し“目を閉じる家”は“外に開け放ちた家”にもなりました。「駅からそんなに離れてない
けど、なんだかボーっと出来る家だな~」…私たちの素直な感想です。

4

下手をすると針葉樹の内観は、コテコテになりやすい。そこをいい感じに緩くしてくれ
るのが、引っ越し後に置かれる家具やカーテンや雑貨だったりします。十人十色のそれ
ぞれのセンスで色合いは変わっていきます。それをなにより一番楽しみにしているのが
創和建設のスタッフなのです。

山梨県上野原市の郊外に完成した“たなごころの家”。

1 2
3 4

都内から移住の金工作家のIさん。真鍮などの
金属を手作業で加工し、豊かな表情を見せてくれます。施主の奥様自ら名付けた
“たなごころ”と言う言葉、調べてみるとそこには“掌”と出る。
まさに、作家さんの想いのすべてを表しているようです。
ご家族の星座が彫り込まれた素敵なダイニングのペンダント照明をはじめ、
施主さん製作のたなごころが満ち溢れた家になりました。

5 6
7 8

山梨県上野原市。県は神奈川県と山梨県の違いはあれど、
創和建設の所在地である相模原市のすぐ隣。
移住者補助金もあり、空家バンクもしっかりしているこれからの街。
担当して下さった市役所のKさん。じつは創和建設で家を建ててくださった
“凛の家”の奥様。偶然というか…ここでも確かに繋がりました。

10 11
9 12

東京と神奈川県の境の小仏峠を越えた旅人が最初に到着する宿場が小原宿。
IMG_0930

宿場町としては小さな方でしたが、神奈川県でも本陣が残っているのは、この小原宿のみ。
その小原宿で商いをしていた「伊勢屋」さん。

伊勢屋さん(母屋もなかなかの古民家)の納屋と蔵を使い、お酒(洋酒など)を造る工房を造ります。

P1230569 P1230568
P1230558 P1230574

今回は、かなりの割合のセルフビルド。
バーテンダーの施主さんのMさんが、畑違いの建築業を、仲間と共にセルフ工事で挑みます。
イメージ【「ヨーロッパの酒蔵」…セルフでへたくそでも味のある建物にしたい】

創和建設で関わるのは、大工工事、土間コンクリート打ち(土は掘っておいてね)、あとは施主のMさんの知り合いに電気と水道をお願いします。

創和建設から参戦は、グネグネの土台と曲がった壁を、いい感じに形にしてくれるベテラン大工の関戸・秋元ペア。

建物のゆがみを直しながら、補強を考えて固めていきます。

IMG_0190 IMG_0177

200827 (11)  200827 (51)
200831 (20) 200831 (22)

そして、硬い土の土間をMさんが友人と一緒に、ガツガツと堀り、水を流すために小さな側溝を埋め込みました(セルフ)。
200827 (45) 200829 (6)

今度は土間コンクリートの打ち込み、これはコンクリートが固まる前に平らにならさないとなりません。そこはプロの仕事、再び創和建設の参戦。
200901 (2) 200901 (28)
200901 (22) 200901 (26)

時間との勝負です。4人がかりでどんどんコンクリートを流して行きます。

これからは、施主Mさんの頑張りどころ!外壁の左官、漆喰、内部は天井と壁を漆喰で仕上げます。
つづきは次回!