2022年05月30日
相模原市緑区『プロジェクト minotakeの家』 S様邸の地鎮祭です。
企画から約5年、無駄に大き過ぎず無駄に便利過ぎず、サイズと景観を意識した創和建設の地産地消の家づくり“身の丈の家プロジェクト”は、Hさんに続き、ここSさん宅で完結を迎えます。6軒目、その周囲の建築と合わせると実に10軒の自然住宅が出来上がります。
小雨の中の地鎮祭になりましたが、地縄の位置確認とG L確認など池辺さん、志村、岡部、大塚も参加し、とても充実した時間になりました。
同業者からは5年もかけて6軒は少な過ぎると言われます…利益だけを考えると確かにそうかもしれない…ただ、長い時間をかけただけ家並みが美しくなり、周囲の風景も変わっていきます。そこには、やりがいと持続可能な仕事に繋がるという副産物(オマケ)がついてきます。建築営業マンがゼロの創和建設の生きていくためには、いい家をつくり続けること、他の風景を壊さないことが必要なんです。良くも悪くも創和建設の土地分譲は、完成後に土地の価格がかなり上がると言われることもたまにあります。それだけ設計者が時間をかけて親身に考えてくれる、それも周囲に溶け込むような自分勝手ではない家を考えてくれる。そして何より施主様が丁寧に住んでくれる。
minotakeの家のS様邸の地鎮祭を迎え、そんなことを思いました。
その隣りには、基礎工事真っ最中のH様邸のきっちり組み上げられた基礎配筋がみえます。
『minotakeプロジェクト』完成が楽しみ。
2022年05月23日
地球からの贈り物『シラス』
創和建設の使う自然素材の中でも、ダントツに多い高千穂さんの“シラス壁”。
調湿・消臭機能に優れ、有害な化学物質やウィルスや細菌をなくす機能を併せ持つこの自然素材は、化学物質過敏症の方にも、優しい空気をわけてくれます。
そのシラスの雑誌が発売されました…本の中で二軒の住宅にスポットが当てられています。最初の一軒が、創和建設の奏の家(ひだまりの家)の特集…喜ばしいことです。サブタイトルは「旅の終わりに見つけた、理想の住まい」と、藤野移住のHさん宅。藤野は、シラス壁の住宅密度が日本一かもしれません。ここ15年くらいで質の高い住宅が多い町になりました。
この本には「環境を健康にするシラス壁。火山生まれのシラスは、使い方次第で厄介者にも、宝物にもなると教えてくれる。シラスは、私たちの暮らしを豊かにする地球からの贈り物となった。
まさに、国際社会が取り組むS D G s(持続可能な開発目標)にとって大きな枠割を果たすはずだ。
(念のため、創和は高千穂さんの回し者ではありません(笑)…いいものはいい!)
2022年05月16日
福島県 『オジ旅2』
還暦過ぎもオジさんが旅に出る…といっても日帰りや一泊の忙しい旅なのですが…。
今回は、桜の季節の休みを利用しての弾丸旅。目的地は以前から行きたかった
福島県いわき市の“”震災伝承みらい館“”。南会津から会津若松をぐるっと回り、
磐越でいわき市までの行程です。
会津の大内宿や七日町通りなど、写真だけになりますが…。
いわき震災伝承未来館
会津・鶴ヶ城
大内宿
会津・七日町通り
いいことも悪いこともずっと語り継ぐことや、古い街の再生など福島には良いところが
たくさん。私たちにとても大切なことを教えてくれます。会津の七日町通りは、早起きして朝7時に1時間ほど散歩しました。弾丸オジ旅でしたが、いい時間でした。
2022年05月09日
『東京都日野市の家の今』
東京都日野市は創和建設の家づくりがもっとも多い街のひとつです。
設計の市川さんと一緒に、東京都日野市のO様邸に約1年ぶりに伺いました。
日野市のこの辺りは、最初からの造成計画か地区計画のお陰なのか、
全ての土地が狭くない。また、それぞれの家に植栽が配されています。
「家がいっぱいに建っていない、敷地が全てコンクリートで覆われていない」
これだけでも、道を歩いていて気持ちがいい…日野市は坂道も多いので散歩だけでも
足腰が強くなりそうです。
そんな住宅街に昨年完成した自然素材もう。落ち着いた外観ながら施主のOさんの
センスが加わり、一味違った独特の雰囲気を感じます。
無垢の構造材と白洲そとん壁の外壁のこの家は、経年変化も楽しめる家になるはず。
家の中を見渡すと、ここもOさんの色がたくさん詰まっています。
ギターをはじめ数々の楽器に囲まれて、珈琲とウィスキーが似合う家だなと、
勝手に解釈しています。
ピアノの上でオスカーピーターソンも微笑んでいますね。
2022年05月02日