2024年09月09日
「レコジャケってアート?」
以前、ジャズも名門レーベルの“ブルーノート“のレコードジャケット写真集が
240ページに渡り発売され、かなりの売り上げでした。その時に多くの方が、
「レコジャケってアートだ!」と思ったに違いない…という前振りの後に、
なぜ、このブログを書こうかと思ったか…弊社のブログは、仕事や街並みのことが
多すぎて、ちょっと遊びの要素が足りないのと、一昨年、偶然私の実家の押入れの
の段ボールから150枚くらいのLPレコードが出てきて…それも約30年ぶりに
ご対面ということもありました。(フランソワーズアルディ…フリート・ウッド・マック
…ハービー・ハンコックなどなど、大好きなジャケットを久しぶりに眺めながら、
若かりし頃へのタイムトラベルの嬉しい時間でした。
ジャズだけじゃなく、ロックでもポップスでも洋楽でも日本のものでも、
良いものは良い。1950年代もリード・マイルズが手掛けたジャケットなど斬新
でかっこいいし、キング・クリムゾンの宮殿やピンク・フロイドの原子心母などの
びっくりジャケットじゃなく、「これ、壁に飾ってもいいじゃん」みたいなものを
回数をわけて30枚くらい〜雑食なので、ロック〜ジャズ〜シネマ、それも国籍問わずに
ご紹介します。中には年季が入って、ボロボロになってるのもありますが、
それも味ということでご理解を。
まずは第1回“”洋楽・ポップス“”
洋楽
☆噂(フリート・ウッドマック)
全てのアルバムの中でジャケットとしては、フランソワーズ・アルディと双璧で1番好きだった…純粋にスティービー・ニックスが滅茶苦茶可愛かったからというのもあり、…ミックの股間から玉が2つなんていうジョークも話題になりましたが、何しろこのジャケット完璧!なんとも言えず美しい!
☆レッド・ツェッペリン2(レッド・ツェッペリン)
1937年のヒンデンブルグ号爆発事故の点描写のモノトーンのツェッペリン号のデビューアルバムとどっちか迷いましたが、個人的にはやはり2。このジャケットが1番好きだったのです。このバンドのアルバムジャケット全部良いですね。
☆アビーロード(ビートルズ)
たぶん、世界で最も有名なレコジャケの一つ。横断歩道があるとみんなで真似して歩く、中にはイギリスへこの横断歩道を見に行くという強者もいました。そして、友人とジョンレノンの立ち位置を取り合うみたいな、ちょっとしたいざこざも日本中であったようです。
☆さよならを教えて(フランソワーズ・アルディ)
今年、6月に他界したフランスの歌姫。特に日本で人気が高かった記憶があります。
そういう私も、フランソワーズ・アルディの大きなポスター部屋の壁に貼ってました。
荒井由実と大貫妙子が歌った「私のフランソワーズ」のモデルはこの方でしたね。
パール (ジャニス・ジョプリン)
クロージング・タイム (トム・ウェイツ)
山羊の頭のスープ (ローリング・ストーンズ)
つづれおり (キャロル・キング)
明日なき暴走 (ブルース・スプリングスティーン)
デジャ・ブ (CSN&Y)
ダブル・ファンタジー (ジョン・レノン)
ワイアード (ジェフ・ベック)
ジ・アザー・ワン (ボブ・ウェルチ)
それでは、おしまい、次回はジャズジャケットに続く…。
2024年09月02日
フランス映画「まぼろしの市街戦」
今日は別に書くこともないので、映画のことをすこしだけ書きます。
子供の頃から音楽と映画が大好きで(最近はご無沙汰ですが…)、
中学生の時に見た映画で、今でも心に残っています。
そして戦争が世界のどこかで勃発するたびに
やはり思い出してしまう映画をご紹介します。
フランス映画「まぼろしの市街戦」
第一次大戦のさなか、ドイツ軍に侵略されたフランスの小さな小さな町の話。
「ナチスドイツが攻めてくるぞ~」と噂が町中にが広がりみんな一斉に逃げる。
そして、その戦争でだれも居なくなった町に、1つだけとり残された建物の
精神病院とそこで暮らす精神を患者たち。彼らが主役です。
いつも 病院のなかで {ボ~} っとしていた彼らが、
病院のスタッフまで皆が逃げた後、一人また一人と患者たちは、病院を抜け出し無人の町へ…。
ある人は空き家になった床屋さんへ入り…ある人は〇〇屋さんへ入り…、
お仕事をしながら、町で楽しそうにそれぞれ暮し始める。
ほんとうに穏やかに淡々と仲良く暮らしていく。
患者さんというのを、見ている私たちも忘れてしまうような穏やかさ。
そこには、とてもゆっくりした時間が流れているようです。
その郊外では、狂ったように殺し合いを繰り返す
ドイツ軍とフランス軍…。
やがて悲惨な戦争も終焉を迎える。
町の人々もそれぞれの家へ戻るときがくる…。
患者たちはというと、何事もなかったかのように、
最初からわかっていたように、自ら精神病院へとひとりひとり帰っていく。
そして、いつものように {ボー} っとした生活に自ら戻っていく。
見終わったあと どっちが 病んでるかわからなくなるような…。⇒とてもフランスらしい映画です。
パリ・オリンピックのブレイキンで、アフガニスタン代表の女性が、アフガンの惨状を訴えたこともあり、
ちょっと思い出して創和建設のブログで再度登場のこの映画。
「創和のブログの最初の1ページは、これだったのか…!」懐かしかったです。
まぼろしの市街戦…モンティ・パイソンの流行った風刺の時代の名作です。
2024年08月26日
八王子ジャズの最後の砦『SAKURAYA』さん
今回のブログは、仕事を離れてちょっと休憩。
私たちの子供の頃から八王子の八日町で営業されている息の長―い喫茶店のサクラやさん。
(松任谷由美さんのご実家の近く…八王子は昔はこの辺りがもっとも栄えていた場所)
創業50年とも60年とも聞いています。ただの喫茶店ではなく、今でもジャズライブを
定期的にやっています。この、定期的というところが大事で難しいところかと…。
八王子でライブというと、ROMANさん、ソフィアさん、XYG…さんだったりと、
その他にもいくつかありましたが、残念なことにほとんどが閉店もしくはライブ中止に
シフトされました。跡継ぎ問題だけでなくコロナの影響も大きかったのだと思います。
そんな中、今でも地道にちゃんと営業している『SAKURAYA』さん立派です(尊敬)。
創和建設のブログに登場するのは2度目(10年以上前に一度)。
今でも、ダークなヴィンテージウッド調の木と、ちょっと白めの生成りの色彩の
落ち着いた空間の中にグランドピアノ・ドラム・ウッドベースが鎮座しております。
八王子市八日町のライブ&カフェ・SAKURAYAさん
懐かしくもあり、大人でもウキウキできるような空間が広がっています。
2024年08月21日
東京都国分寺市『ミモザの家』…完成1年後の姿
完成から約1年、武蔵野・国分寺の家に伺いました。
国分寺市は、私たちの勝手な妄想ですが、とっても民度が高いように感じます。
街中にとっても緑が多い、そして各住宅の庭の中にも緑が溢れている気がします。
大磯の街もそうですが、それはとってもいいこと。
たとえ1軒1軒はたいしたボリュームではないにしろ、それが集まると景色が変わってきます。
街並みがいいと、土地の値段も上がったりします(当然、住みたい方が多くなるので)
玄関アプローチも庭も完成し、とてもきれいに丁寧に暮らされていました。
広葉樹の床が、自然住宅の和のイメージを若干洋に振ってます。
その、ほとんどを無垢と自然素材で作りこみ、(これから先も経年変化が楽しみではありますが)
完成から1年以上経った今でも、家具も庭も整い楽しい生活を送られていることが容易に伺えます。
八王子・日野・立川・国立・国分寺と創和建設からは5つ目の、けっして遠くない街『国分寺』。お仕事、お待ちしています。
2024年08月12日
相模原市緑区『津久井の家』着工!
相模原市緑区(旧・津久井町内)で着工した久しぶりの『ガル・ハウス』です。
若い施主様に似合う外装がガルバリウム+チャネルウッド、内装がオークでまとめた、
創和建設の手作り住宅のもう一つの標準的な仕様です。
ガル主体の場合は、いつも以上に外面にも気を使わないといけません。
中途半端に設計してしまうと、とても格好悪い外観になってしまいます。
今回は、ガル・ハウスの設計のスペシャリスト(遠山信夫アトリエ)さんに頼みました。
半年後にこの土地にどんな箱が現れるか、楽しみにしています。