久しぶりのセルフビルドの体験イベント…漆喰塗り

      10月3日(土) 10:00~

今回は、ご自身の住まいの壁をすべてご家族で塗り上げた

Yさんの苦労話や感想などもまじえて、その実物を見ながら

お話を聞いていただきます。参考になりますよ。

  

    (住宅を見るだけでも価値がありそう)

その後、場所をアート・ヴィレッジ2に移して、の廃屋の中に

建築中のスタジオ・イエスさんの壁に皆さんで塗っていただくという

これもセルフを考えている方にとっては言うことナシ。

もちろん、プロが指導して素人でも塗りやすい方法を伝授。

という訳で、本日の写真は今回お邪魔する漆喰セルフの家。

家だけでなく、その質感がよ~くわかるお子さんの写真も。

素足で暮らすことや窓を開け放って心地いい風にあたることが

どんなに気持ちいいのかが伝わってくる…いい写真をいくつか。

素材の柔らかさや肌触りを目で感じてください。

    
    
    
    
    
    
    
    

こちらの藤野にある「命が輝く家」は、セルフというだけでなく、

開放感といろんなところと繋がるという意味でも良くできてます。

それもすべてが決して圧倒的ではなく、程よい塩梅なんです。

なにしろ…人の家だけど…とっても落ち着きます。ゴメンナサイ。

設計の桝さんとは、現在、山梨県の「地産地消・大月の家」で、

ご一緒します。やはり「質感」「触感」がいい感じになりそうだ。

塗り体験のアートヴィレッジ2の、程よい怪しさ具合も必見。

                          それでは…。

     豊田の家…完成!

10月19日(土)に東京地区の方々のみお呼びして

完成見学会を開催した日野市の自然素材の家。

再開発の盛んな日野市豊田の南口の住宅街に完成。

構造から仕上げまで(杉・桧・漆喰・和紙・麻)などで造りこみ、

接着剤を多用する合板・コンパネは一切使わずに施工。

化学物質過敏症の方々にも有効な家となりました。

表で、建物に近づくだけでほんわか木の香り、

そして玄関に1歩足を踏み入れるとそこには無垢の匂いが…。

そう、これが本当の新築の匂いだと実感させてくれます。

(接着剤の匂いを新築の匂いと勘違いされている方多いです)

田舎暮らしの家とは違い、土地の広さや価格など制限も多く、

やりたいことの叶う確率は市街地えでは減ってはきますが、

そんな中でも「このような家づくりがきっちり出来る」ということを

感じさせてくれる…そんな住まいになりました。

創和建設の建築が、東京都下(多摩地区)でもっとも多い日野市。

その中でも、これからも発展著しい豊田の駅の周辺。

八王子や立川とは一種違った街並みになればいいな~と。

今回の建物も、地味~に良い質感で街並みにご協力。

   という訳で「豊田の家」こんな感じです↓

   
   
   
   
   
   
   
   

この度の完成見学会は創和から私の他に小俣と大橋が、

そしてなんと施主様自らがいろいろと解説していただきました。

そのなかで、当日新しい発見もいくつか…?

この形になるには、試行錯誤で設計者だけでなく施主ご本人が

いろいろとたくさん考えられたのだろうと再認識。

   きっちりと、やるべきことをやるということを胸に…

設計開始から1年を迎えた「自然住宅・豊田の家」

                          …これにて竣工(笑)!

   シンプルに、そして大胆に!

 相模原市「日向の家」…上棟!

まずは、軸組が完成しただけで一言「カッコいい」。

サイズ・屋根の折れ方・吹き抜けの抜け感、すべてに言える

カッコ良さが伝わってきます。

この手の屋根にするには、多少内部の軒裏の無駄が出ます。

また、南に大屋根を下げていかなければならないので、

そのあたりの陽当りも良く考えなければいけません。

そんな中、外観のカタチに凸凹をつくることなく、

単純明快そして大胆な間取りに挑戦した弊社の鎌田設計士。

長期優良や低炭素など高性能住宅も得意な建築家です。

外見の姿の完成形が施主様の心の中で決まっていたため

間取り検討に長い時間をかけたこの家の完成は来年。

あとは、テカテカしない抑えた質感で仕上げられれば、

問題なく素敵な家になっていきます。。

そしてシンプルな長方形の中、白い外壁をしっかり守ってくれる

創和建設の特徴の一つでもある

              軒の深~い大屋根がとてもダイナミック。

シンプルでバカデカい1枚屋根って、実にいい、清々しい。

ここ「日向の家」は、これから若き関戸功棟梁が腕を振るいます。

   
   

各部屋のピースを繋げていく建物のカタチもあれば、

最初から施主様の造りたいカタチを目指していくこともある。

ともに悩み、ともに考え、決断は施主の思い切り!

「思い切り」って思いを切るんだな…?

腹をくくって一番大切なこと以外はちょっとくらいは捨てる。

なんでも欲しがっちゃ~ダメ。その意味でもここは大成功!

なにしろアシンメトリーなデカい屋根が印象深いこの家は

間取りも大切だが、家ってそれだけでもないな~と感心。

10年・20年経っても、その時その時いい雰囲気になりそう。

       日向の家…来年の完成をお楽しみに!

  豊田の家…もうすぐ完成&見学会

今週の土曜日(9月19日)に見学会を控える「豊田の家」

今回は、街中のため日頃メールにてやり取りしている方の中

希望者のみ見学していただくという地味な見学会になりそう。

そして、最後の仕事は建具屋さんによる玄関ドアの取り付け。

無垢材にてフレームを拵え、最後にガラスを落とし込む。

この引き戸がついただけで、家のイメージがガラリと変わる。

いい感じです。

軒天の晒しの化粧の木も、そういい感じ。

この家の全体の印象は…

無理な造りこみをしない、無理に派手に飾ってないこと。

合板を使わず無垢材にて骨太にキッチリつくるなか、

素材の質感と、その素材が持つ本来の色そのままに。

すべてが「きなり」のイメージです。

再開発の街中でも自然素材の住まいは気持ちいい。

そんなことを感じさせてくれる「飽きのこない家」

杉&桧でつくられた豊田の家…何故か落ち着きます。

    
    
    
    
    

施主様…セルフの塗装をお忙しい仕事の中頑張りました。

気合を入れてたっぷり塗ったので長持ちしそうですね。

リボスやオスモなど自然塗料系はキシラに比べて自然ですが、

そのぶん耐久年数に劣ると言われます。

ただ、キシラでさえ健康に悪い方ではないのが普通の考え方。

一般的な塗料は、さらに害があります。

そうなんです。

世の中、悪い奴ほど逞しい…外来種にも言えることです。

創和建設の日野市内での家づくりは、

来月より東豊田にうつります。

ここ数年、日野市での自然住宅は、ありがたいことに、

お客様が毎年続いて来てくれます。

日野市に住まわれる方は、周囲の街に比べて

どういう訳か無垢と自然な素材が好きな方が多いのか。

はたまた健康に気を使っている方が多いのか。

清流の街・日野…ありがとうございます。

でも、このあたり地べたの価格、やたら高すぎだろ~!

     都留(つる)の家

山梨県の大月市と富士吉田市の真ん中あたり、

都留という漢字からちょっと上品そうな印象を受けます。

いわれはわかりませんが、たぶんそうなんでしょう。

その街に新しく着工となったこの家は、

無垢&自然素材に特化しようという創和建設でも、

そうあることではないある特徴があります。

白洲などの自然素材と自然エネルギー、そして地熱利用等々、

これだけでもなにげに素晴らしいのですが、

神奈川県北部の相模原市緑区ではここ数年で

そう珍しくなくなったものの、山梨県東部では稀有と言っていい

構造材100パーセント「地産地消」~それも施主参加の地産地消。

この施主さん自らが参加という、このあたりがとくに凄い!

漆喰や塗装ではない、山で木を施主自身がチェーンソーで伐採。

写真からも、その楽しそうな様子がみてとれます。

皮むきしているお父さんの前で、お子さんの爆発的笑顔が印象的。

このような家づくりは、池辺&創和のタッグが多く、

設計途中にもっとも多く飛び交う言葉は、そう、いつものように

           「それ、面白そう~!」

それも奇をてらった面白さではなく、暮らすことに必要な選択肢の中、

「愉しく暮らせそうな面白さ」。極めて普通なんです。

設計者の変なエゴや意図が見えてこない。でも…面白い。

着工写真といっても、この家の場合は基礎現場ではなく、

施主さんが自ら伐採や皮むきをしているところ。

現場着工のずっと前に、ここのご主人にとっては着工しています。

そしてセルフビルドと言っても、立派な住宅になるのはもちろんです。

   
   
   
   

綺麗な丸太です。カビとりも時々施主自ら丁寧にやってます。

ちなみにこのパワフル施主さん…普通の会社員の方です(笑)

北都留森林さんと甲斐東部さんのご協力にも感謝。

このような家づくりをしていて考えさせられることがあります。

最近の便利な家電をはじめ、建築の暮らしのパーツに至るまで、

「うまい具合に、保証期間が過ぎると壊れるんですよね~」

そして、それがやたら便利なものだから余計にたちが悪い。

悲しいくらいにその便利さやぐうたら感に慣れてしまっている。

「昔の物は、そう簡単に壊れなかったよね」と言いながら、

そんなに便利でなかったのを思い出す。

便利さは程々に長~く住める…そんな暮らしの「都留の家」

担当の大工さんは、これも当然山梨県の棟梁

道志村の御大の温和を絵にかいたような平野さん。

創和の最長老です(そう見えない!)。

山梨県に、山梨県の山の木材で、山梨県の人が造る

…それにどんな意味があるか…ネットで調べてください。

環境をはじめ、とってもたくさんのメリットがありますよ。