2011年04月26日
「お木楽ハウス」と「日本金属サイディング工業会・入選」のお知らせ
着工から約3カ月、上野原に建つ「お木楽ハウス」は
現在こんな感じになっています。
外装のガルバと屋根ガルバと軒無垢が終わり、
正面の板張りとウッドデッキを残すのみ。
内装は無垢床や無垢天井がいいところまで進んでいます。
吹抜けやマル窓や全面ロフトに薪ストーブなど、
なんだかとても面白くなりそうだ。
それにしても、ここの無垢の床も綺麗です。
現在、他の現場で張っている「木童さん」「栗駒さん」の材といい、
床が良いと、建物の格が上がるような気がします。
(津久井の地域産材もめどが立ち、この床も楽しみです。)
大工さんも、あと一カ月くらいで終わりそうです。(希望)
そのあとは、左官…左官…白洲…白洲…のお仕事です。
また、本年度の日本金属サイディング工業会による、
コンテストにて「創和建設のガルバリウムと無垢の家」
が、おかげさまで「入選」となりました。
昨年のコンテストに続き、「建築」では2個目の賞状。
大人になってからもらうとかなり照れます。
昨年のように、賞状を持たされ「笑って」と言われ
写真を撮られなかっただけ有難かったです。(笑)
デザインと施工が対象なので、弊社の職人さんが
いただいたようなものですが…。
(神奈川県全体で2社のみ~光栄です)
本日、関係者の方が表彰状を持って来て下さり、
スタッフ一同さらに気合いが入ったようです。
なにより一番は、
このような仕事をさせていただいた「お客様」に感謝。
2011年04月23日
「白洲物語」…何でもない家をつくる
「白洲」…(はくしゅう)とは読みません。(シラス)と読みます。
「創和建設」がメインの仕上材として利用している壁材で、
弊社の社屋の内装の約半分に漆喰と併用で使用、
吸湿力が高く、とても気持がいいです。(マイナス2度)
成分は天然素材の「火山灰」…とてもエコロジー。
2万5千年前の火山噴火から生まれた建築材料で、
とてもお世話になっている「高千穂」さんの商品です。
「白洲」を紹介する資料のなかで一冊の本があります。
…シラス物語 21世紀の民家をつくる…
この宣伝本~かなり良いことが書いてあり、
中でも、個人的に一番好きなところを抜粋で紹介します。
「何でもない家をつくる」
便利さを追求するばかりが家じゃない。
家をつくるにあたり、ぜひやりたいことが一つあった。
それは、土間をつくること。
「小さい頃の思い出は、土間の奥で兄がお風呂の薪をくべる。
母が魚を焼いている。土間でなにかしらそれぞれの仕事をしながら、
家族がみんな一緒にいる。そういう家をつくりたい。」
「子供たちはお風呂に入る時、土間におりてつっかけをはいていく。
冬場はちょっと上着を引っ掛けて~お風呂に入るではなくて、
お風呂に行くという。(笑)
段差があるのも、それはそれで変化があっていい。」
こんな感じが…読んでいてとても気持ちがいいです。
何でもない家をつくる…良く考えているからこそ言える言葉ですね。
「シラス」は、自然素材の中では高額なほうではありません。
ただ、新建材に比べればやはり高価。(あたりまえですが)
そこでこんなコトも書いてあります。
「建てる方のコストは変わらなくても
地球の支払うコストはローコスト」
「地球の支払うコスト」
(う~ん、ナ・ル・ホ・ド)…地球の支払うコストか~!(上手い)
これから弊社で建てさせていただく住宅の
かなりの割合この材料が使われる予定です。
「高千穂さん。めいっぱい使うので地球コストだけじゃなく、
実際のコストも宜しくお願いしま~す。(笑)」
高千穂シラスさんのホームページも見て下さい。参考になります。
「お仕事ブログ」が続いてるな。来週こそは「お遊びブログ」に…。
2011年04月22日
「藤野の蔵…経過報告」
約一カ月前より始まった「蔵…倉庫」がもう少しで完工です。
ここは、甲州街道に接し母屋が「古民家」であるという
条件のもと、仕上げ変更の希望を施主様に伝えました。
最終的に「杉板と塗り」になり、かなり高評価をいただいて、
施主様も大変喜ばれております。
「倉庫にするにはもったいないな~」…と。
どうしても、板壁と塗り壁は(割れる・反る)とネガティブに
考えがちですが、メンテナンスやリフォームに対しては、
これ以上のものはないと思います。
なにより、味のある経年変化が素晴らしい。
少しくらいの色あせは、お釣りがきます。
何百年もの歳月をかけて、「成熟してきた日本のいえ」。
たとえ倉庫といえども
「100人乗っても壊れない」には負けられないですね。
…屋根に100人乗ることもないですし。(笑)
2011年04月22日
「国際バラとガーデニングショウ」 5.11~5.16開催
一年経つのは早いもので…
あっという間に「ガーデニングショウ」の季節です。
今回も会場は「西部ドーム」
テーマは「印象派の絵画のような色彩と光」らしい。
特別企画で「トトロの森」という里山の再現も企画
~緑に囲まれたエコな暮らしを考えさせてくれます。
「創和」がお世話になっている「冬樹さん」も出展予定。
(奥さんがデザイナー、そしてご主人が庭師の2人)
作品名 みどりの魔女の住む庭
(いつものように、和と洋とが絶妙なバランス
の上に優しく成り立っている雰囲気なのかな…
今年も宮沢賢治の文庫本が顔をだしてるかな?)
こんな時期だからこそ、会場いっぱいのお客様が
自然と庭と花を楽しむというのも悪くない。
彼と彼女の作品は、弊社のHPをご覧ください。
2011年04月11日
片山右京「サイクル・ステーション藤野」…もうすぐOPEN。
5月3日(火) ふじのアート・ヴィレッジの夢の箱にて(11:00~)
自転車の秘密基地「片山右京のサイクル・ステーション」誕生です。
当日は、オープニングということで、記念ツーリングを実施したり、
右京さんの「ここから始まる自転車の夢」の話も聞けますよ。
童心に帰って、純粋に楽しそうだ!(ロビンソンでも聞きながら…)
とりあえず、「自転車好き 集まれ~!」…ママチャリ可(たぶん)
私たちのような無精者は、懇談会のみ参加もありですかね?
晴れるといいですね。