2021年03月30日
モノづくりのマイスター 3
関戸棟梁~大工の天才かもしれない?
世の中には“地頭のいい人”がたまにいます。
この大工さんは、まさにその“地頭のいい人”そのもの。
大工の天才と言っていいかもしれない。⇒ちょっと言い過ぎ(?)
現場で誰もが難しいと思うことを簡単に綺麗に処理できる。
大工さんをやりながら2級建築士の資格も簡単(?)に取得。
やるべきことの順番など綿密に考えているようです。
それが難なくできる地頭を生まれつきもっているようです。
羨ましい限り。~とはいえ、見た目はどちらかというとイケイケな感じ~
親も立派な大工さん。それも昔ながらの棟梁らしい佇まいの御大。
相模原市緑区青野原という林業と製材と農業が盛んだった美しい町
で生まれ育った関戸さん、今は、厚木の自宅から通っております。
今まで、数十人の方の家づくりに関わってきた彼は、
創和でももっとも長く長く来ていただいてる大工さんの一人です。
そして現在は、創和建設のモデルハウスをつくっております。
もし、どこかの現場で彼を見ることがありましたら、
“この大工さんが、イケイケに見えるけど、生真面目で、愛妻家で、
地頭のいい天才かもしれない大工さんか~”と思って下さい。
2021年03月23日
相模原市緑区 “犬と暮らす家” 上棟!
2021年03月16日
“小さな森の彩雲治療院” 上棟!
2021年03月11日
“伊礼智の「小さな家」70のレシピ” について考える
創和建設には伊礼智さんのファンの方がたくさん訪れてきます。
伊礼智さんと創和建設が直接関係があるわけではなく、
ただ「つくっている家の雰囲気が似ているから」だけだそうです。
また「伊礼さんのような家をが、そう高額にならずに建ててくれそう」
みたいなイメージもあるようです。
高千穂シラスのそとん壁を頻繁に使っているからなんだと思います。
そんな伊礼さんの書かれたムック本、じつは私も大好きで、特に簡潔にわかりやすい短い言葉で、
家づくりの急所をとらえています。
“小さく豊かに心地よく”など、創和建設の家づくりと共通していることはあるのですが、
それがより具体的に書いてあります。
家具を浮かせる…床が見えるので部屋が広く見える。これは天井も一緒で天井を隣の部屋まで通すと、
家がやたら広く見える。
天井は高くしない…ハウスメーカーに逆らう言葉。天井を低く抑えることで、
吹き抜けとのギャップをつくりだし、より吹き抜けに開放感をもたせる。
スイッチ&コンセントは低く抑える…天井が低いので当然バランスを考えて低く抑える。
子供部屋は、3帖くらい、家具で仕切ったりしながら立体で考えていく…
平面で4、5帖の子供室は広すぎる!ロフトなどを加えながら空間の有効利用。
壁を残すと落ち着く空間になる…
すべての空間を抜くのではなく壁を適材適所でいい感じで残していく。
残し方は、建築家のセンスなのかな?
ダイニングテーブルは四角だけじゃなく丸もあり…そのままです。
その他に、伊礼さんの基本と考えられる、素材感と抜け感に溢れた家にしていくことや、
家の階高を低く抑えることや、部屋の対角線を抜くことなど創和建設も当たり前にやっておりますし、
たくさんの建築家の方々も推奨しておりますが、それを具体的にストレートに言われたことが素晴らしいのだと思います。
そして、「創和建設さんのこの家が伊礼っぽい!」とお客さんに言われるいくつかの写真です。