相模原市緑区小渕地区

JR藤野駅に近いウナギの寝床(長方形の土地)に、

ちょっと素敵な2軒の住宅を計画しております。

変形地形を逆手にとって、価値のある住宅をつくる。

コストパフォーマンスも◎二重丸。お財布にもたぶん優しい。

まずは、いつものようにメールにてお客様を募ります。

田舎暮らしとは少し違いますが良い土地です…ここもお楽しみに。

今年も恒例の(フジノ・陶器市)の季節がやってきました。

いつもの「フォレス・トマーケット」などのイベント会場に加えて

                   今年は初参加のスペースもいくつか。

スタジオ・フジノ、里山長屋、AIKO美術館、傍島飛龍さんの工房など。

どれも楽しそうなところばかり。

それぞれに距離がありすぎて、1日では足りないかも…。

もちろん創和建設スタッフ(特に女子部隊)は、行く予定でいます。

私たちオジサン部隊は、健康・リハビリも兼ねて歩いて行こうか?

この陶器市は、民間主体なので、つくられた感がまったく感じられない、

(町じゅうにばらけた)ちょっと不思議な陶器市です。

そして、私たち建築屋はそこにある建物を見るのが異常に好きなんです。

ほんとにこんな山の中に素晴らしい建物が建ってます。

そこには、やはり縛られないホンモノの自由さが満ち溢れているのです。

芸術系のなんでもあり精神が、プラスに働いているのだと思います。

創和建設にとっての「藤野・陶器市」は、楽しい住宅展示場巡りのようです。

「何十年経っても、こんな家でこんな暮らし方をすると素敵なんだ~」

「人が集まって家なんだ~」と毎年のように感じて帰ってきます。

「自然住宅」で凝り固まった自分の頭をリセットできるような、

そんな「自由住宅」やら庭やらで、とてもとても勉強になります。

   せっかくのイベント…お天気が心配です。

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売ってるモノだけでなく、景色とその建築物も見てね。

            

               全部見るには、当然お車で。

相模原市緑区と八王子に接し「陣馬山」という山があります。

相模原・八王子の子供たちは必ずと言っていいほど遠足で登ります。

遥か昔の戦国時代に武田氏と北条氏の戦いのさいに、

武田軍が陣を張ったことから陣馬と名付けられたと聞きます。

そんな陣馬の麓の大自然の中、

杉板とガルバリウムの自然住宅「澤井の家」がもうすぐはじまります。

この集落は、ほんとに素朴な空気に満ちています。

長い長い歳月をかけて、この風景になったと感じさせてくれます。

藤野の中でも、独特の空気を持った場所です。

映画「トリック」のイメージです。(ロケ地だったようです)

ありがたいことにお客様が創和建設の扉を叩いていただいて約1年半…

施主様と私たち創和建設の強い想いがもうすぐカタチになります。

平屋であること・無垢材でつくること・メンテナンスが楽なこと

などなどたくさんのご要望を1つづつクリアしていきここまで来ました。

そして、1番のご希望である「良い雰囲気の家」になると確信しております。

軒もこれでもかと張り出した平屋で、実面積よりもかなり大きく感じるはず。

何度も言いますが、平屋は階段がない分お得です。

地元で生まれ育ち、まだ若いお客様ですが、家づくりへの想いは

驚くほど大人だな~と、毎回感心しています。

何でも便利にや、何でも派手にしたがる年齢だと思うのですが、

そんなことには一切触れず(シンプル・イズ・ベスト)初志貫徹。ぶれない!

(便利・便利に目がいき、建物の設えの本筋から外れることもなさそう。)

                                

                              う~ン…大人です。立派!

この手の住宅は相模湖南岸が圧倒的に多いのですが今回は北岸。

年末には、陣馬の山のふもとに「いい感じの平屋」が…とても(笑)です。

↓とりあえづ陣馬の山頂載せときます。現場は後日。
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☆この家も「セルフビルド」ありきの楽しげな住宅になります。

塗装&漆喰、そしてウッドもお客様とご一緒に…。

建築設計は地元小渕のア―キシステム・森下さんです。

潤水都市・さがみはらの第12号(2013年4月発行)

宝島社発行の「田舎暮らしの本」のベストランキングの

全国第22位(都心に最も近い住みたい田舎第1位)の発表に際して、

先月号は「藤野」の特集でした。

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数々の記事の中で、特に目を引いたのが「藤野移住者に聞く」の覧。

お知り合いが出ているから…これだけの理由なんですが。

土地や家づくり(風のいえ)までお手伝いをさせていただいたKさん。

「東日本大震災の後、脱都市生活への思いが募り移住を決めました。

やや不便さは感じるものの、なによりも豊かな自然と静けさは魅力。

本当に地域の繋がりが楽しい」

移住に際して中古住宅(牧野地域)をご紹介させていただいたNさん。

「人口密度が低いのに、こんなに寂しくないところは珍しい。

面白い人がたくさん集まり、個性的で新しいことを前向きに考えてくれる。」

藤野へ引っ越して来られる方の理由は様々ですが、

移住という選択肢を選ばれる方自身が個性豊かな方であり、

その人数が増えれば増えるほど個性的な町になるのは間違いない。

皆さんの言葉には「前向きな潔さ」を感じます。

↓プライバシー保護のためお顔は載せられませんが、

                この冊子に掲載されたお施主様の家です。

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「記憶に残る幕の内弁当はない!」


最近、良く耳にする言葉で作詞家の秋元やすしさんが、

何かをプロデュースする時に心掛けることらしい。

あれもこれもを望んで、すべての人たちに満足していただこう、

良いモノばかりをしこたま集めようと思うと、

どういう訳か際立つモノが見えづらくなる。つまらない。

足し算ばかりで、どんどん複雑になっていき、

引き算のシンプルさをどこかに置き忘れ、そこで立ちどまってしまう。

幕の内弁当では、どういう訳か記憶に残らず頭抜けることが出来ない。

特化すると言うことを幕の内に置き換えるとは、やはり作詞家ですね。

家づくりにおいても全く同じことが言えて、

そのうちにココでご紹介する事になると思いますが、

「風と犬と暮らす家」という両隣を住宅に挟まれた、田舎暮らしにおいては

あまり条件の良いとは言えず、そして敷地もウナギの寝床にやや近い。

ただし、その敷地からは南面に素晴らしい景色が1箇所だけ見える土地。

そして完成間際の現在「まあ、この家の良くなったことといったらこの上ない。」

まさに「記憶に残る幕の内弁当」の言葉通り

名物の○○弁当になりえた住宅かなと思います。

外からは、閉じられた空間、しかし中からは思いきり広がった空間。

いろいろな意味で特化すると言うことはこういうことだな、と感じます。

皆さんもぜひ土地に関して迷ったら、思考を少し捻じ曲げて下さい。

広さ・形は家の作り方でなんとかなる。そう、考え方しだい。

迷った時は、「幕の内弁当と引き算」をちょっとだけ思いだして下さい。

いっぱい詰まった平均点の幕の内弁当より、

         おかずは少ないが美味しいシャケ弁を目指しましょう。

今年、ウナギの寝床で1箇所企画を起こそうと思っています。

良くなると思ってやる!とりあえずやってみる!大丈夫だろうか?

                        

                     いつものように、ちょっと不安???(笑)