2013年05月18日
「ウナギの寝床計画」…やります!…たぶん?
相模原市緑区小渕地区
JR藤野駅に近いウナギの寝床(長方形の土地)に、
ちょっと素敵な2軒の住宅を計画しております。
変形地形を逆手にとって、価値のある住宅をつくる。
コストパフォーマンスも◎二重丸。お財布にもたぶん優しい。
まずは、いつものようにメールにてお客様を募ります。
田舎暮らしとは少し違いますが良い土地です…ここもお楽しみに。
2013年05月17日
直前のお知らせ「藤野ぐるっと陶器市2013」…5月18日(土)~19日(日)
今年も恒例の(フジノ・陶器市)の季節がやってきました。
いつもの「フォレス・トマーケット」などのイベント会場に加えて
今年は初参加のスペースもいくつか。
スタジオ・フジノ、里山長屋、AIKO美術館、傍島飛龍さんの工房など。
どれも楽しそうなところばかり。
それぞれに距離がありすぎて、1日では足りないかも…。
もちろん創和建設スタッフ(特に女子部隊)は、行く予定でいます。
私たちオジサン部隊は、健康・リハビリも兼ねて歩いて行こうか?
この陶器市は、民間主体なので、つくられた感がまったく感じられない、
(町じゅうにばらけた)ちょっと不思議な陶器市です。
そして、私たち建築屋はそこにある建物を見るのが異常に好きなんです。
ほんとにこんな山の中に素晴らしい建物が建ってます。
そこには、やはり縛られないホンモノの自由さが満ち溢れているのです。
芸術系のなんでもあり精神が、プラスに働いているのだと思います。
創和建設にとっての「藤野・陶器市」は、楽しい住宅展示場巡りのようです。
「何十年経っても、こんな家でこんな暮らし方をすると素敵なんだ~」
「人が集まって家なんだ~」と毎年のように感じて帰ってきます。
「自然住宅」で凝り固まった自分の頭をリセットできるような、
そんな「自由住宅」やら庭やらで、とてもとても勉強になります。
せっかくのイベント…お天気が心配です。
売ってるモノだけでなく、景色とその建築物も見てね。
全部見るには、当然お車で。
2013年05月16日
「陣馬の山に抱かれた平屋の木の家」…「澤井の家」もうすぐ着工です。
相模原市緑区と八王子に接し「陣馬山」という山があります。
相模原・八王子の子供たちは必ずと言っていいほど遠足で登ります。
遥か昔の戦国時代に武田氏と北条氏の戦いのさいに、
武田軍が陣を張ったことから陣馬と名付けられたと聞きます。
そんな陣馬の麓の大自然の中、
杉板とガルバリウムの自然住宅「澤井の家」がもうすぐはじまります。
この集落は、ほんとに素朴な空気に満ちています。
長い長い歳月をかけて、この風景になったと感じさせてくれます。
藤野の中でも、独特の空気を持った場所です。
映画「トリック」のイメージです。(ロケ地だったようです)
ありがたいことにお客様が創和建設の扉を叩いていただいて約1年半…
施主様と私たち創和建設の強い想いがもうすぐカタチになります。
平屋であること・無垢材でつくること・メンテナンスが楽なこと
などなどたくさんのご要望を1つづつクリアしていきここまで来ました。
そして、1番のご希望である「良い雰囲気の家」になると確信しております。
軒もこれでもかと張り出した平屋で、実面積よりもかなり大きく感じるはず。
何度も言いますが、平屋は階段がない分お得です。
地元で生まれ育ち、まだ若いお客様ですが、家づくりへの想いは
驚くほど大人だな~と、毎回感心しています。
何でも便利にや、何でも派手にしたがる年齢だと思うのですが、
そんなことには一切触れず(シンプル・イズ・ベスト)初志貫徹。ぶれない!
(便利・便利に目がいき、建物の設えの本筋から外れることもなさそう。)
う~ン…大人です。立派!
この手の住宅は相模湖南岸が圧倒的に多いのですが今回は北岸。
年末には、陣馬の山のふもとに「いい感じの平屋」が…とても(笑)です。
☆この家も「セルフビルド」ありきの楽しげな住宅になります。
塗装&漆喰、そしてウッドもお客様とご一緒に…。
建築設計は地元小渕のア―キシステム・森下さんです。
2013年05月14日
藤野移住者に聞く「藤野暮らし」のリアル…相模原ニュースレターより
潤水都市・さがみはらの第12号(2013年4月発行)
宝島社発行の「田舎暮らしの本」のベストランキングの
全国第22位(都心に最も近い住みたい田舎第1位)の発表に際して、
先月号は「藤野」の特集でした。
数々の記事の中で、特に目を引いたのが「藤野移住者に聞く」の覧。
お知り合いが出ているから…これだけの理由なんですが。
土地や家づくり(風のいえ)までお手伝いをさせていただいたKさん。
「東日本大震災の後、脱都市生活への思いが募り移住を決めました。
やや不便さは感じるものの、なによりも豊かな自然と静けさは魅力。
本当に地域の繋がりが楽しい」
移住に際して中古住宅(牧野地域)をご紹介させていただいたNさん。
「人口密度が低いのに、こんなに寂しくないところは珍しい。
面白い人がたくさん集まり、個性的で新しいことを前向きに考えてくれる。」
藤野へ引っ越して来られる方の理由は様々ですが、
移住という選択肢を選ばれる方自身が個性豊かな方であり、
その人数が増えれば増えるほど個性的な町になるのは間違いない。
皆さんの言葉には「前向きな潔さ」を感じます。
↓プライバシー保護のためお顔は載せられませんが、
この冊子に掲載されたお施主様の家です。
2013年05月13日
「記憶に残る幕の内弁当はない!」…あれもこれもは~?
「記憶に残る幕の内弁当はない!」
最近、良く耳にする言葉で作詞家の秋元やすしさんが、
何かをプロデュースする時に心掛けることらしい。
あれもこれもを望んで、すべての人たちに満足していただこう、
良いモノばかりをしこたま集めようと思うと、
どういう訳か際立つモノが見えづらくなる。つまらない。
足し算ばかりで、どんどん複雑になっていき、
引き算のシンプルさをどこかに置き忘れ、そこで立ちどまってしまう。
幕の内弁当では、どういう訳か記憶に残らず頭抜けることが出来ない。
特化すると言うことを幕の内に置き換えるとは、やはり作詞家ですね。
家づくりにおいても全く同じことが言えて、
そのうちにココでご紹介する事になると思いますが、
「風と犬と暮らす家」という両隣を住宅に挟まれた、田舎暮らしにおいては
あまり条件の良いとは言えず、そして敷地もウナギの寝床にやや近い。
ただし、その敷地からは南面に素晴らしい景色が1箇所だけ見える土地。
そして完成間際の現在「まあ、この家の良くなったことといったらこの上ない。」
まさに「記憶に残る幕の内弁当」の言葉通り
名物の○○弁当になりえた住宅かなと思います。
外からは、閉じられた空間、しかし中からは思いきり広がった空間。
いろいろな意味で特化すると言うことはこういうことだな、と感じます。
皆さんもぜひ土地に関して迷ったら、思考を少し捻じ曲げて下さい。
広さ・形は家の作り方でなんとかなる。そう、考え方しだい。
迷った時は、「幕の内弁当と引き算」をちょっとだけ思いだして下さい。
いっぱい詰まった平均点の幕の内弁当より、
おかずは少ないが美味しいシャケ弁を目指しましょう。
今年、ウナギの寝床で1箇所企画を起こそうと思っています。
良くなると思ってやる!とりあえずやってみる!大丈夫だろうか?
いつものように、ちょっと不安???(笑)