2011年09月25日
「風のいえ」…土壌診断実施
2011年09月22日
「焼き杉と土間のある家」 もうすぐ棟上げ
「焼き杉と土間のある自然住宅」の現況ですが…
相模原市緑区吉野の高台にてせっせと造っております。
現在基礎工事が完了…あとは足場そして棟上げとなります。
深基礎と広い土間を持つ自然住宅で、いろいろな実験を含め
たくさん楽しいことを予定しています。(ガルの大空間住宅)
古材の利用・浴室天井の解放化・土間の墨モルタル・…
そしてコンクリートブロックの目地なしキッチンの製作など。
外壁も焼き杉と黒ガルバで「まっ黒な長方形の箱」になる予定。
艶消しの黒と自然は不思議とバランスがとれるんですね…
というより「黒い家は樹や草を植えるべき」…壁が背景になります。
この個性的なセルフビルドの平屋住宅
完成のさいは、(車が近くにあまり停められないので)小さな
見学会を開きたいと思います。(施主様了解済みです(笑))
では、現在の状況…とてもゴッツイ「ベタ基礎」の写真です。
(まわりの畑や木々、そして遠くに望む山々…ある意味すごく贅沢。)
きょうは長年連れ添った夫婦愛の洋画 「いつも2人で」のご紹介
無理があるオードリーの若い頃の回想シーンを除いては❀マルです。
2011年09月20日
「藤野自然住宅…楓のいえ」 竣工 !
少し忙しく、間が空いてしまいましたが…
「楓のいえ」が無事完成です。
相模湖に面した自然住宅限定土地「湖のいえ」の最後の一軒。
杉・桧・栂と来て…この企画の最後は、優しい樹種「楓」となりました。
軸組み…大地を守る会の中温乾燥材(杉・桧)
防蟻剤…自然素材森林恵
屋 根…ガルバリウム横葺き
床 板…楓無垢
外 装…高千穂白洲そとん壁
内 装…高千穂白洲薩摩中霧島壁及び杉無垢
玄関ドア…楓無垢
建 具…楓無垢付板
塗 装…自然塗料シオン
方向性がはっきりした「メープル」らしいしなやかな住まいになりました。
施主様はじめ近隣の皆様、そして設計士さんや職方さんに感謝です。
●次回はやはり、東京から藤野へ移住される方の住まい
平屋・大スパンの土間・間仕切りほぼゼロの焼き杉壁を持つ住まい
…見どころがたくさんあるので「焼き杉と土間のある家」と呼びます。
10月5日に上棟を予定しています。(大工さんは関戸君です。)
楓のいえと対照的な黒主体のイメージで…メリハリ住宅になりそうです。
イベント欄とブログ⇒最近またサボり気味。反省してます。
2011年09月09日
「ガイガー・カウンター in 藤野(ついでに青野原)」
今日は、ガイガー・カウンターの話。
先日、建築士の助言もあり弊社の新築現場の材料の放射線測定を実施。
(材料は風評被害になるので、どこの土地産とは言いませんが)
この材料を「ガイガー・カウンター」にて検測、ついでに土地も検測。
通常のグランドライン+1メーターの位置と地盤「ベタ付け測定」で…。
現在打ち込んであるコンクリートも同様に…。
もう1カ所(材木の産地~青野原の地盤とその木材)もしっかり測定。
同じ相模原市緑区とはいえ、かなり距離が離れ環境も異なるので。
結果…若干高い数値が出た材はトンボ帰りですぐ返品。京都産にすぐ切替え。
…地盤に関してはかなり安心な数値が検測されました。(ホッ・(笑))
…材木に関しても問題がなく、藤野・青野原の地盤や材も全く同じ数値。
…コンクリートも安全な数値が検測されました。(ふ~・(笑))。
以前は、工務店の私たちが放射線を測るなどとても考えられないことで、
医療被曝や自然界の放射線くらいしか考えられなかったのに…。
測定方法として、その物質に密着させているので、危険側には出ている
とは思います。それにしても、正直に出るものだ。(誤差を差しひいても)
この検査により、ここ藤野の土地が「問題ない土地」と確認できました。
…予想はしていましたが、実際数値を目にすると胸をなでおろします。
●他の町に比べ自然住宅の多い「藤野」という町は、どういうわけか
高性能の「ガイガー・カウンター」を持っている方がたくさんいます。
いつも緊張感をもって(材の産地)を冷静に見ていきたいと思います。
そう、あまり過剰にはならずとも…粛々と冷静に…安心な材を使う!
(健康に住まう自然住宅をつくる者にとっては、とても大切なこと)
今回2度目の放射線測定でしたが、被災地の皆様の心情を考えると、
地元の材や土地が安心とは言え、素直に喜べないのも事実です。
見学会では、相模原市で公表している線量の資料も見ていただきます。
2011年09月04日
創和・相模湖自然住宅限定土地 「季のいえ・プロジェクト」 の基本理念
相模原市緑区寸沢嵐(旧・相模湖)に計画している「季のいえ・プロジェクト」
この企画を実施することにあたり、いろいろな決めごとを考えています。
それは、「こんな家をつくって下さい」という緩やかなお願いでもあります。
曲線道路・植樹植栽・車庫と玄関アプローチの離隔・外観の大まかな統一性
自然素材の許容範囲の決まりごと・神奈川県産材や相模原産材のススメ
そして住まう方が、ここ相模湖の寸沢嵐で健康で豊かな暮らしが出来る事。
最近の分譲住宅が、間取り優先の積み木住宅化した弊害のため、お客様の
頭の中が「間取り」でいっぱいになってしまい、30坪が35坪になってしまう。
よくある話で、5年に1回使うかどうかの客間をつくるためリビングを小さくする。
(布団が一組置ける、ロフトや畳コーナーがあればいいと思うのですが?)
建物は小さくても仕切りを減らすことにより、実際より広い空間が可能になり、
窓の大きさと配置により「光と風の通り道」をつくることで、快適でエコな生活が
出来ます。最終的にそれが健康と自然住宅のわりにローコストになります。
35坪のどこにでもある住宅より、考え抜いた30坪の住宅のほうが(笑)です。
このプロジェクトに賛同し、住んでいただけるお客様は、第一回の打合せのさい
「どんな暮らし方をしたいですか?」と聞かれることと思います。
くれぐれも、ご自分で間取りは考えてこないでください。
いつも目にする、今の御自宅やお友達の家の間取りが基本路線になって
あまり創造的な住まいになりにくいような気がします。
また、ネットで調べもほどほどに⇒頭デッカチになり本物が見えにくくなりそう。
間取図の変わりに 「私は家族とこんな暮らしがしたいです」 了解です。(笑)
↓こんな景色を望みながらの暮らしもいいですよ。↓
ぜひ「芯がしっかりした生き生きと呼吸する家」をつくって下さい。
そう断熱性能より、まずは風の通り道をつくってあげること。
(藤野で始まった「自然住宅限定土地・風のいえプロジェクト」でも…もうすぐ
…お客様方と建築家達による「風通しのいい家」のカタチが現われます。)
楽 し み デ ス !