先日の完成見学会で好評だった「風のいえの伝統住宅」

藤野の「風のいえ・プロジェクト」の3軒目の小舞土壁の自然住宅。

設計者でもあり施主でもあるMさんには大変お世話になりました。

そして連休中ながら、40名を超す方に見学していただき、

特に、そのよく考えられた小さいながらも暮らし方を意識した間取りと

懐かしい外観・内観では考えられない新しい住環境設備の組合せに

皆さん感心しておられました。

「雨宿りが出来る軒を持つ平屋」…何故か落ち着きますね。

日本人である自分を再確認できる現代民家になっています。

あちこちに棟梁はじめ関わった職人たちの手作りの細工が施され、

(名倉の里)にもうひとつ素敵な住まいがお目見えです。

いつも写真を撮るとよくわかります。設計に時間をかけた家は、

お金をかけてもかけてなくても、お客様の時間と気持ちが入った分

庭に手をつけていない現在でも…どういう訳か…不思議と…う~ん

 「カッコイイんです(笑)!」

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懐古的なフェイスとは逆にその中身は実にハイスペック


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構造体がむき出しの内観はメンテナンスも実に楽

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小舞土壁・手キザミの伝統工法…手間暇かかってます

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地元の材(杉・桧・竹)と漆喰でつくられた落ち着いた空間

土間・キッチン・リビング・和室…どこもかしこも繋がってます。

☆そして来週から最後の「風のいえ」が始まります。

先日、施主様から「風のいえ」の着工前の画像を頼まれ、

久しぶりに私たちも見直しました。

長屋門・古民家・蔵・敷石…などなど。

↓これはこれで~雰囲気があっていいな!

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現在その1部は、ありがたいことに「風のいえ」の新しい家に

また別のカタチで生まれ変わって生きています。

玄関・タイコ梁・アプローチ・敷石…利用していただき感謝です。

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☆ここだけではなく、千本格子建具やいろいろな古材は

「森の音楽スタジオ」をはじめたくさんの現場で生きています。

古い欄間などをまだ保管していますので、

どこかの現場でまた使っていただく方を見つけます。

古材を一番利用している現場⇒それは創和建設のボロ社屋です!

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弊社のリノベーション…肝心なところを端折ったせいで、

ちょっと揺れが大きいです。紺屋の白袴って奴です。

(震度がまわりより+1~2は大きく感じます。)

耐震リフォームをすれば良かったと思う今日この頃。

ちょっとづつ涼しくなっていきそうなこの頃です。

先日、杜の都(仙台)のジャズフェスも終わりましたねー。

        街中ジャズ一色。
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昔から思っていること…何故、ジャズフェスは夏に多いのか?

田舎は夏~秋がとても気持ちがいいのはわかります。

だけど街ジャズはコートの襟をたてて?冬もそれはそれでアリ!

(コートの襟を立ててる人って最近見かけませんが…)

               冬

日本の冬は空気も音も澄んでいる感じがします…ちょっと寒いけど。

仕事を忘れて寒い中、おバカになって音楽を聴きまくる(笑)~夢のよう。

真面目な人ほど生活のバランスを考えて、是非おバカになろう。

しかし地方ライブはいい⇒みんなカッコつけてない、楽しんでる感!

(ブルーノート東京とか…心も体もよそいきになります。田舎モンの僕には×!)

          だから…いつか仙台へ

2012年09月20日

犬と暮らす…再び!

自然住宅で「犬と暮らす」こと。

年末に予定している新築住宅の1番の宿題です。

先週、そのお客様より1冊の雑誌をいただきました。

私は、ず~っとネコと暮らしていますが、犬の経験はありません。

「さあ、どんなんだろ-?爪を研ぐのだろうか? 勉強・勉強!」

以下、私が気になるところの抜粋です。

○リビングは犬が遊びまわれるスペース(直線距離が長い)にするため、

開放的な間取りとする。またいつでもどこでもご家族が見えるように。

この十分な直線距離が犬のストレスの発散となる。

(この距離感…かなり大切らしい)

○風通しが悪いと湿気がこもり家が傷みやすい。

対角線に開口部を。これは人と一緒。

○犬のトイレや食事をする場所は、ニオイが気にならず、

掃除・かたずけがしやすい場所とする。間取りに反映。

○高いところから、より広い場所を見渡せるのは犬にとってNG。

○絶対に開けられたくない部屋は、扉やカーテンで仕切り

ドアの取っ手はレバーではなく握り玉とする。

中が見える格子戸を使う方や床に数段の階段を付ける方もいる。

○家全体の温度を同じにして、ヒートショックを防ぐ。

○床の仕上げは、タイルカーペットやコルクタイルのように

ピースを組み合わせて使える物がベスト。
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また、それが1階である場合は、土足やテラコッタタイルも可。

掃除がしやすいしクールボードがわりにもなる。

○腰の高さまでの壁紙は、見切りで貼りかえられるようにする。

○障子は紙ではなく、プラスチック製とする。

○暖房は、エアコンではなくゆっくりじんわり温めてくれる

薪ストーブなどが、犬の住環境には優しい。

○犬の散歩道具の棚は玄関近くに。

○玄関近くに犬専用の洗い場やケアを設ける。

○濡れ縁には人工芝を敷きこみ日向ぼっこスペースを。

○ウッドデッキは下から風が入るようにする。

○庭は土か芝が1番。砂利やレンガや石畳は熱くなるので、

犬の負担が大きい。ウッドチップは犬が食べることがある。

感想…わかってはいましたが、犬はネコより人との繋がりが強いようです。

☆最後にこのような言葉もあちこちに散りばめられていました。

「犬も人も住みやすい住環境は同じ。いくら犬のことを考えてた家でも、

人が暮らしにくければ意味がありません。共に生きる…を考える。」

いよいよ設計開始です。地域型ブランド事業の補助金を使った

「長期優良住宅+地産地消住宅」を目指します。

☆現在、弊社では(犬と暮らす家)に3軒関わっております。

それぞれのお客様の考え方で、ご家族の中で犬の地位が違ってます。

神奈川県の水がめ「宮が瀬ダム」の近く…2地域居住。

セルフビルド住宅「宮が瀬のいえ」完成です。

外装はガルバリウムと白洲・そとん壁。

内部は無垢の設えにセルフに適したタナ・クリーム。

平屋の別荘の用途をもつこの住まいは、

外構・畑をふくめ、これからお客様の手で

最後の仕上げに入ります。

スペックはシンプルですが、これからの家づくりで大切なこと。

大きくなく設備にお金をかけない、そのかわり軒の出がドーンです。

完成写真は、その後で掲載させていただきます。

「工務店の家づくりは90%、

     最後の10%はお客様のためにとっておきます」


それにしても、この家のような「ハーフビルド」…流行っています。