2012年10月01日
10月のアタマは「森の音楽スタジオ」から…。
もうすぐ竣工の「森の音楽スタジオ」
現在は施主様のセルフビルドの真最中!
この建物はセルフの%が約4分の1くらいの手づくり住宅です。
ペンキが終わり内壁の左官塗りを一生懸命やっている施主様。
工期は1ヶ月ほど延びましたがセルフでは早い方です。
10月末頃には、施主さんと設計士さん(市川つくみさん)にお願いして、
セルフの家づくりにご興味のある方を募り、小さな完成見学会を
開催できればと思っています。
JR藤野駅から少し離れた(ホタルとアジサイの里)綱子という場所
のため車の方だけの見学会になるとは思いますが、
そのシンプルな家づくりとその2軒のバランスは一見の価値アリです。
(最近の創和建設はどういう訳かこのようなお客様集まってます。)
2012年09月30日
「変な人マップ」…知合いからの提案です。
とんでもない時期にとんでもない台風来ちゃってますね。
今日は○○マップのお話し。
そう、どこの街にも○○マップなぞというものが存在します。
それはお店だったり公共機関だったり様々です。
先日、私の深い関係の方からこんな一言「変な人マップ」…。
「若旦那プロジェクト」とかも横行しているくらいだからアリですね。
「変な人マップ」
「相模原の中でも藤野はとくに変な人が多いから、
このマップを作ったら かなりのページ数になるんじゃないの?」
もちろん、ここで言う「変な人」とは…1つの物事を脇目もふらず
考えたりつくったりしている楽しい人や、誰も考え付かない事を
一生懸命本気で考えている方、実行している方をそう呼びます。
現代の若者言葉でいう(リスペクトされている人たち)の集まり。
そんな個性的な方が多いということは、胸を張ってもいいこと。
中には、パソコンや携帯電話なんていう不便なものはいらない
などという人もたくさんいそうです。
プライバシー保護が厳しい昨今、不可能ではありますが?、
「変な人マップ」…おもしろそうだゾ!
2012年09月27日
信州小布施…建物の高さって大切です。
信州の小布施付近を訪ねるとよくわかる事があります。
遠くの山が良く見渡せます。空も広い感じがします。
街全体が余裕を持ってうまく創られているようです。
道路からの離れや建物(特に工場)の高さ制限もあると聞きます。
観光地や住宅地と一線を画している立地でつくられてもいますね。
みんなで街づくりを考えているのか、お役所が指導してるのか?
現在長野でも屈指の観光都市に成長した…「栗のまち・小布施」
山里の街なのに…どこかおっしゃれ~な感じが漂っています。
工場を排除するわけではなく、景観の邪魔にならないようつくり、
しっかり税金はいただくというアタマの良い街づくり。
高速を走っていて(姥捨山)というショックな名前は別として、
長野県は全体にお上品な景色に見えるのは僕だけか?
北海道の伊達と同じく、美しい街には人が集まってくるようです。
この街(だいたいどこも同じ?)…メイン通りより1本入った路地や
奥のなんでもない道がけっこうよかったりします。
それにしても空が青くて広いってのは何とも言えず清々しい!
2012年09月26日
セルフビルドについて(ハーフ&クォーター&ちょっとだけ!)
ここ何年か非常に増えている「セルフビルド」
弊社においては約半分くらいのお宅に何らかのカタチで
お客様の手が加わっています。
それは、コストダウンというより楽しもう参加しようという気持ち。
今年完成した「郷のいえ」や「宮が瀬のいえ」はハーフビルドに近く、
その他数々の現場でもクォ-タ-ビルドに近い手が入っています。
床を張る・壁を塗る・ペンキを塗る・デッキをつくる・断熱材…
お客様が一生懸命塗った壁は、
プロがきれいに仕上げた壁よりも柔らかく感じます。
ハーフもクォーターもセルフの楽しさ苦しさの大小はあるものの、
出来上がった家は…お隣さんとは少し違った色が漂います。
↓創和建設のハーフビルドの代表選手「郷のいえ」です。
ブラックガルバと焼杉のカッコイイ平屋の自然住宅です。
☆建築に携わる者のはしくれとして、ハーフビルドはちょっと…
限りなくクォータービルド以下で抑えていただけるとありがたい。
2012年09月24日
「風のいえプロジェクト」…3軒目の完成写真です。
先日の完成見学会で好評だった「風のいえの伝統住宅」
藤野の「風のいえ・プロジェクト」の3軒目の小舞土壁の自然住宅。
設計者でもあり施主でもあるMさんには大変お世話になりました。
そして連休中ながら、40名を超す方に見学していただき、
特に、そのよく考えられた小さいながらも暮らし方を意識した間取りと
懐かしい外観・内観では考えられない新しい住環境設備の組合せに
皆さん感心しておられました。
「雨宿りが出来る軒を持つ平屋」…何故か落ち着きますね。
日本人である自分を再確認できる現代民家になっています。
あちこちに棟梁はじめ関わった職人たちの手作りの細工が施され、
(名倉の里)にもうひとつ素敵な住まいがお目見えです。
いつも写真を撮るとよくわかります。設計に時間をかけた家は、
お金をかけてもかけてなくても、お客様の時間と気持ちが入った分
庭に手をつけていない現在でも…どういう訳か…不思議と…う~ん
「カッコイイんです(笑)!」
懐古的なフェイスとは逆にその中身は実にハイスペック
構造体がむき出しの内観はメンテナンスも実に楽
小舞土壁・手キザミの伝統工法…手間暇かかってます
土間・キッチン・リビング・和室…どこもかしこも繋がってます。
☆そして来週から最後の「風のいえ」が始まります。