先日、施主様から「風のいえ」の着工前の画像を頼まれ、

久しぶりに私たちも見直しました。

長屋門・古民家・蔵・敷石…などなど。

↓これはこれで~雰囲気があっていいな!

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現在その1部は、ありがたいことに「風のいえ」の新しい家に

また別のカタチで生まれ変わって生きています。

玄関・タイコ梁・アプローチ・敷石…利用していただき感謝です。

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☆ここだけではなく、千本格子建具やいろいろな古材は

「森の音楽スタジオ」をはじめたくさんの現場で生きています。

古い欄間などをまだ保管していますので、

どこかの現場でまた使っていただく方を見つけます。

古材を一番利用している現場⇒それは創和建設のボロ社屋です!

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弊社のリノベーション…肝心なところを端折ったせいで、

ちょっと揺れが大きいです。紺屋の白袴って奴です。

(震度がまわりより+1~2は大きく感じます。)

耐震リフォームをすれば良かったと思う今日この頃。

ちょっとづつ涼しくなっていきそうなこの頃です。

先日、杜の都(仙台)のジャズフェスも終わりましたねー。

        街中ジャズ一色。
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昔から思っていること…何故、ジャズフェスは夏に多いのか?

田舎は夏~秋がとても気持ちがいいのはわかります。

だけど街ジャズはコートの襟をたてて?冬もそれはそれでアリ!

(コートの襟を立ててる人って最近見かけませんが…)

               冬

日本の冬は空気も音も澄んでいる感じがします…ちょっと寒いけど。

仕事を忘れて寒い中、おバカになって音楽を聴きまくる(笑)~夢のよう。

真面目な人ほど生活のバランスを考えて、是非おバカになろう。

しかし地方ライブはいい⇒みんなカッコつけてない、楽しんでる感!

(ブルーノート東京とか…心も体もよそいきになります。田舎モンの僕には×!)

          だから…いつか仙台へ

2012年09月20日

犬と暮らす…再び!

自然住宅で「犬と暮らす」こと。

年末に予定している新築住宅の1番の宿題です。

先週、そのお客様より1冊の雑誌をいただきました。

私は、ず~っとネコと暮らしていますが、犬の経験はありません。

「さあ、どんなんだろ-?爪を研ぐのだろうか? 勉強・勉強!」

以下、私が気になるところの抜粋です。

○リビングは犬が遊びまわれるスペース(直線距離が長い)にするため、

開放的な間取りとする。またいつでもどこでもご家族が見えるように。

この十分な直線距離が犬のストレスの発散となる。

(この距離感…かなり大切らしい)

○風通しが悪いと湿気がこもり家が傷みやすい。

対角線に開口部を。これは人と一緒。

○犬のトイレや食事をする場所は、ニオイが気にならず、

掃除・かたずけがしやすい場所とする。間取りに反映。

○高いところから、より広い場所を見渡せるのは犬にとってNG。

○絶対に開けられたくない部屋は、扉やカーテンで仕切り

ドアの取っ手はレバーではなく握り玉とする。

中が見える格子戸を使う方や床に数段の階段を付ける方もいる。

○家全体の温度を同じにして、ヒートショックを防ぐ。

○床の仕上げは、タイルカーペットやコルクタイルのように

ピースを組み合わせて使える物がベスト。
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また、それが1階である場合は、土足やテラコッタタイルも可。

掃除がしやすいしクールボードがわりにもなる。

○腰の高さまでの壁紙は、見切りで貼りかえられるようにする。

○障子は紙ではなく、プラスチック製とする。

○暖房は、エアコンではなくゆっくりじんわり温めてくれる

薪ストーブなどが、犬の住環境には優しい。

○犬の散歩道具の棚は玄関近くに。

○玄関近くに犬専用の洗い場やケアを設ける。

○濡れ縁には人工芝を敷きこみ日向ぼっこスペースを。

○ウッドデッキは下から風が入るようにする。

○庭は土か芝が1番。砂利やレンガや石畳は熱くなるので、

犬の負担が大きい。ウッドチップは犬が食べることがある。

感想…わかってはいましたが、犬はネコより人との繋がりが強いようです。

☆最後にこのような言葉もあちこちに散りばめられていました。

「犬も人も住みやすい住環境は同じ。いくら犬のことを考えてた家でも、

人が暮らしにくければ意味がありません。共に生きる…を考える。」

いよいよ設計開始です。地域型ブランド事業の補助金を使った

「長期優良住宅+地産地消住宅」を目指します。

☆現在、弊社では(犬と暮らす家)に3軒関わっております。

それぞれのお客様の考え方で、ご家族の中で犬の地位が違ってます。

神奈川県の水がめ「宮が瀬ダム」の近く…2地域居住。

セルフビルド住宅「宮が瀬のいえ」完成です。

外装はガルバリウムと白洲・そとん壁。

内部は無垢の設えにセルフに適したタナ・クリーム。

平屋の別荘の用途をもつこの住まいは、

外構・畑をふくめ、これからお客様の手で

最後の仕上げに入ります。

スペックはシンプルですが、これからの家づくりで大切なこと。

大きくなく設備にお金をかけない、そのかわり軒の出がドーンです。

完成写真は、その後で掲載させていただきます。

「工務店の家づくりは90%、

     最後の10%はお客様のためにとっておきます」


それにしても、この家のような「ハーフビルド」…流行っています。


相模原市緑区名倉の広大な斜面の200坪アッパーの土地。

勝手に「里のいえ」と名付けた(2年前)この区画…。

360度自然に囲まれた…そんな自然のなかにポツポツと

素敵な家が出来ていきます。

里山長屋から始まり、この「里のいえ」で4軒目。

家が建っていくに従い、景色も良くなっていくような…。

そんな家づくり・町づくりに、ちょっとだけ参加できることを

建築に携わる者として、とても幸せに感じております。

土地は、そこに建つ家に設えで、どんどん良くなっていきます。

そんなことをヒシヒシと感じさせてくれる現場でもあります。

1年以上もこの土地にこだわり続けたお客様ですが、

やっとの想いでここまでたどり着きました。

そんなめぐりあわせだったのでしょう。

この住宅は敷地のどこのラインにも合わせていない設計となり、

そこがまた分譲の匂いを消しています…自然ですね。

母屋・車庫棟・蔵の3軒が建築されます。その絶妙なバランスも楽しみ。

地元「相模原・津久井産木材」を利用した無垢の住宅。

⇒地域ブランドそのものです。

(地域が良くなれば会社も残っていける、会社が残れば個人も…

個人個人が生きていくためにも地域の活性化は必要です。)

そしてセルフビルドも多いこの家は、お客様のスキルに頼る面もあり、

竣工時期が予定より若干遅れる可能性も否めません。

今日は3連休の初日で、材料の到着が遅れるというアクシデントも

ありましたが、無事ここまで棟上げが出来ました。

地熱利用の「里のいえ」…これから登場する回数も増えていきます。

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田舎暮らしと言っても、2種類あります。

駅や町まで徒歩圏で里山も徒歩圏ないいとこ取りの立地に建つ家。

不便を絵にかいたような土地だが、風情のある里山ど真中の家。

お客様の価値観で、どちらも最高なんだと思います。

家づくりでのアップ率が高いのは前者です…後者は元が高いので。