そらやまの家…もうすぐ竣工!

若干の仕上げと外構を残して完成した「創和・そらやまの家」

相模原市緑区名倉の里と町の境目あたりに建ちました。

ガルバリウムの屋根・白洲そとん壁と無垢の杉板の外壁、

内装と言えば、無垢・漆喰・和紙でつくりこんでいます。

自然住宅の中では、2世帯なので仕切りは若干多い方ですが、

薪ストーブを選択されない家としてはスケルトンに近いです。

(玄関ホールと廊下というものを持つか持たないかの差)

創和建設の家では、見慣れた太陽熱温水器搭載。

無理をしない田舎暮らしの調度いい塩梅の家になりました。

ウナギの寝床という、難しい敷地形状ではありましたが、

外から見ても中から見ても、

              とても雰囲気のある家になりました。

外構完成もまじか、その時には外観含め再度掲載します。

   
   
   
   
   
   
   

この家も、

地域型ブランド化住宅…国交省の補助金をたっぷりいただいて、

耐震等級・断熱等級・維持管理・履歴管理その他もろもろ、

すべてに優れた家をお得に実現

この事業の後継「グリーン化」…創和建設は、今年もやります。

低炭素住宅はお得ですよ。

☆漆喰見学セミナーを開催したこの家から徒歩10分

次回の完成見学会は「果樹のある家」…今月末です。
ここは、隣の里山長屋をはじめ家並みも素晴らしい。

そして「日連・まんなかの家」も完成に近づいています。

街中の無垢の洋風住宅(やはり長期優良住宅)

こちらは、お引渡しと完成がぎりぎりのため、

公開の完成見学会は出来ないようですが、施主様に

お願いして個別見学など…。

家づくりが町をつくることに繋がる…工務店冥利につきる。

ご興味のある方は、とりあえず創和までご連絡を…。

(史上最高のというか最低の住宅ローン低金利の今、

 特にフラット35が凄いことになっています。こんなに下げていいの?)

   

  相模原市・粟(あわ)の家の里山暮らし…

里山の「木の家」のお手本のような家の住まい手Hさん、

久しぶりに伺い、とてもゆったりとに暮らされていました。

大きな空間の真ん中に薪ストーブが置かれ、

その煤け具合から「薪ストーブ料理」に精を出してるが

良くわかります。(料理の先生なので)

少し和の山小屋風の風情も感じさせてくれる粟の家、

古~い先代からの無垢のタンスもとても馴染んでいて、

より一層感慨深いモノもありました。

蓄熱土間・薪ストーブ・ゴエモン風呂・藤野電力など

エコそれも自然エネルギーによる省エネ、

これだけいい暮らしをしていながらも

1ヶ月の電気代は2000円を切るようです。

暮・ら・し…という言葉がとても似合う優しい「粟の家」…豊かです。

   
   
   
   
   
   

創和建設のいくつかの(家)プロジェクトの中で、もっとも

土に近い農的プロジェクトであり、人のつながりももっとも

強いイメージ。当然、すべての家に蓄熱土間があります。

「粟の家」…「ホップの家」…「○○の家」と続くこの企画

やがて風景となって私たちの前に姿を表してくれます。

☆山梨県都留市「都留の家」の基本設計が大詰めを迎えています。

北都留森林組合さんのご協力で、施主が伐採の現場から参加、

地元中の地元で間伐した木材を使った地産地消の家づくり。

プレカットきざみも、地元・甲斐東部プレカットセンター。

中田さん・小俣さんの協力にて「本当の地産地消住宅」に。

こうなったら、大工さんも弊社の中から山梨県人を選びます。

間取りもカタチも強烈に面白い感じになっていました。

面白いという事は、裏を返せば間違いなく現場は苦労する。

そして一番苦労するのが施主さん。ただ、施主さんもやりたがり。

「都留の家」…こうご期待。

                      …たぶん強烈に面白いです!

4軒の(平屋プロジェクト)の3軒め「藤野・樺(かんば)の家」

外構・植栽の工事がはじまりました。

  里の家にとても似合う自然な景色になりそうです。

青い空の下、背の低い家は周囲とのバランスも美しく、

そこにあえて「造りこむということを感じさせないように造りこむ」

八王子市の高尾山の麓から来られた造園屋さん(港屋さん)が、

寡黙にコツコツと作業をすすめています。

完成前ですが、まずはその雰囲気だけでも伝われば…

                 造りこまない様に造りこむ自然さを

   

   完成後のいい季節の折には再度登場予定

お隣も、3月には造園に入ると聞いています。こちらも楽しみ。

創和建設の家プロジェクトの中でも、初めての平屋限定。

こうして「連のいえ」という平屋が3軒が完成し、

しばらくして最後の4軒目に着工することになると思います。

   「康の家」…「芹の家」…「樺の家」…「?の家」

さぞ、いい景色が出来上がっていくのでしょう。

広い敷地の土地分譲は企業経営としてはどうかと思いますが、

我ながらとっても幸せな建築会社ですね~ホント!感謝です。

数年続いた今年3月までの「地域型住宅ブランド化事業」

そして今度はブランドがグリーンに変わり、復活の様相。

やることは同じで、長期優良住宅&無垢材の家づくり。

おまけに低炭素住宅もあり(長期優良住宅のローコスト版)

以前より裾野が広がる?~簡単で緩くなるといった方が正しい。

ただ地産地消や国産木材の匂いが薄れていくのは如何なもんか?

(国産無垢材と低温乾燥に、もっと補助金の割り当てをするべきで、

長期優良住宅の方は、もう少し補助を下げてもいいのかな?)

それだけ、前回のブランド化の補助金が使いきれなかった。

敷居の高さや書類の面倒臭さが原因だったのかも。

と、少し批判的な文章は書いたとしても、

創和建設は施主様のおかげをもって、毎年ほぼアッパーまで

地域ブランドの受注をいただき、今では長期優良にも慣れました。

はじめは「長期優良住宅なんて紛い物!」などと毛嫌いしていたが、

建てた施主さんは、皆さん口をそろえて同じことを言います。

    …「この家、冬でもとても温かいんです(笑)」

結論…「う~ん、やってよかった、そしてこれからも…です。」

長期優良住宅が悪いんじゃなくて、長期優良だからと言って、

ケミカル住宅しか作れないと思い込む私たちが悪かった。

「そのつもりになれば、縛りの中でもいい家が出来るじゃん!」

国は、脆弱でゴミがでる住宅は、やはり最終コストが高くつくので、

これからも長期優良住宅へ向かう国の方向性は変わらない。

建てれば売れるバブルも化石となり、家あまりの時代に突入。

これからは、長い年月生きてくれるヨーロッパのような家づくり。

その中の選択肢として、伝統工法の古来からの建築があり、

もう一つブランド化やグリーン化のような建築があるのかな?

ツーバイフォー住宅も一時期の勢いを失い、

増改築がしやすい在来工法の持続可能な家づくりが増え、

延べ床面積の坪数も小さくなっていくのでしょう。

「国の補助金目当て?」

それも悪くない。…結果、地元の山も水もきれいになり、

林業や製材に携わる人たちの仕事も増える。

すでに5年目を迎える、そんな補助金目当ての

「無垢&自然素材&長期優良住宅」の仕組み、

このサイトで「地域型グリーン化事業」の詳細が出るのも、

秒読み段階になってきたようです。

「結果オーライで、考えている家よりも良くなるんだったら、

国からもらえるものは、なんでもありがたくもらっちゃいましょう」

今、家づくりを目指す方…史上最高の低金利の凄い時代の現在、

どこも考えられないくらいお得です。

  ホップの家 完成(…もうすぐ!)

ほぼ完成!創和建設の農的暮らし・内郷の里プロジェクト

…その2軒目にあたるホップの家の本体工事が完成。

場所は、相模原市緑区寸沢嵐の里山の150坪の斜面です。

お隣のゴエモン風呂の「粟の家」に負けないくらい面白い。

外構や薪ストーブ・藤野電力などを残しあらかた完成。

今日は、今のところの完成写真を掲載します。

外観等は、外構が一段落してから改めて載せます。

「この建物の建築写真は枚数が多いですね~。なぜ?」

「たぶん、施主・設計者・施工者のみんなが遊んじゃってる?

いや言葉が悪い、みんなで楽しんじゃってるのだと思います。」

そんな、関わったみんなが楽しんじゃってる「ホップの家」です。

    こんなにスケルトンでも長期優良住宅。
    
    メインの通りは窓は少なくメリハリ。
    
    バカデカイ吹き抜け…見せ場です。
    
    北面も南と同じく風が通る大きな窓と土間。
    
    その土間から見える内観もスッキリいい。
    
    丸窓と化粧梁がガッチリと組んであります。
    
    天窓は明かりだけでなく熱気も調整。
    
    タイタニックの舳先バルコニーって呼んでます。
    
    ムーミンの入口…って呼んでます。
    
    間接照明も…なんだか遊んでます。
    
    ボーズのスピーカーは構造火打に設置。
    
    流木の玄関取っ手は、これから取り付け。
    

これで、梁や枠がすべて隠れたりすると、望んでいない

デザイナーズ系の少し冷たい住宅になっていきます。

特にサッシなど配列をまっすぐに縦横端部を合わせたり、

納まりを犠牲にして格好ばかり優先すると、

それはより顕著になり、無垢材と自然素材の

香りが一挙に低下していくから不思議ですね。

このような家は「少しの遊びがあって調度いい」くらい。

「どこかに緩さがあっていい塩梅」なんだと思います。

昔から、名人はどこかに隙をつくるなどと言う人もいます。

丸窓、尖ったウッドバルコニー、玄関照明もセイルライト

たぶんイメージとしては里山に船をつくったよう。

職人さんの中には「家はお洒落なカフェっぽいけど、

この家は1日いても何故か飽きないですね」という人も。

たぶん理由は、大きな空間と、調度いい木のパーセンテージ、

そしてすべての色が素材の本来持っている色を使っているから。

そして何より楽しんでつくている自由な家だからなんだと思います。

2階のがらんどうの居室で立ち話しをしている風景を1階から見上げ

「ほんとにカフェみたいだな」「ある意味、街中自然住宅のいい見本」

「田舎暮らしでも街暮らしでも、木の建物の価値はそう変わらない。」

これから、どんな暮らしをしていかれるんだろう。与えられた間取りで、

建築家の言うとおり暮らすのではなく、自分勝手に思うがままに…。

そんなことを考えさせてくれる、みんなが自由で楽しい現場でした。

追伸…楽しいという言葉の影には、まーるい壁を何度もやり直した

面倒でつら~いお仕事を一生懸命やった職人の苦労もたくさん…。

そしてもうすぐ、最後の「内郷の里プロジェクト」のカタチが見えてきます。