北杜の家…竣工!

八ヶ岳の麓~山梨県北杜市の自然住宅が完成!

太陽熱温水器を屋根ではなく、庭に置くほど広くて陽当りがいい。

山梨県といっても…ほぼ長野県。

着工は昨年の梅雨時期、そして2月18日の今、やっとお引渡し。

とても長~い工事になりました。(いつものように…)

長田棟梁がコツコツ集中して一人でつくったこの家は、

寒いこの季節だからこそ、ありがたみが良くわかります。

創和建設のある相模原市からは中央高速で90分、

遠くはないがそんなに近くもない。ただ、渋滞知らず。

相模湖藤野→上野原→大月→山梨塩山勝沼石和→甲府

→南アルプス→韮崎須玉→北杜小淵沢と空気のいいところばかり。

寒いからこそよくわかる

蓄熱床暖房と無垢材の柔らかな暖かさ

純白な貝てき漆喰の柔らかな気持ちよさ

「そう、この家は何故か家も空気も柔らかいんです。」

設計から施工まで自然体、

無理をせずに、心地いいモノだけを自然体で集めた感じ。

便利さを後回しにして、まずはゆったりと暮らすことを最優先に。

家づくりについて回る「理屈や意図」ということを感じないんです。

施主や設計者のこだわりが過剰に鼻につかない家なんですね。

        の ん び り 暮 ら せ そ う

私は、そう何度も現場に行くわけではありませんが、

現場へ行くたびに雪が舞い(でも不思議と道路は大丈夫)、

そして最後の最後、お引渡しのこの日も…う~ん、やはり雪か(笑)

これから歳を重ねていい色に変わってく北杜の家の完成写真です

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北杜市は、美味いカレー屋さんとパン屋さんがいくつかありました。

ただ、一番食べたのはパーキングの天ぷら蕎麦とおにぎりでした。

長坂の職人さんたちにも大変お世話になりました。

とても親切丁寧に仕事をしてくださり感謝です。

創和建設は、どういう訳か昔から北杜市近辺からの依頼はあるが、

それよりもっと会社に近い大月~甲府あたりの仕事が少ない。

北杜という町が、木の家づくりや別荘が多いこともありますが、

会社から甲府まで1時間足らず…新築でもリフォームでも、

家づくりに関することなら何でも…大月・都留・甲府あたりの

お客様お声かけください。お待ちしています。

最後に、設計管理のアンビエックスさんと天然住宅さん、

そして誰より施主のKさん、ありがとうございました。これからも…

                             創和建設株式会社

  漆喰セミナー 藤野で開催!

21日(土)13:00…相模原市・藤野そらやまの家にて開催。

今年初めての「セルフビルド漆喰塗りの実演勉強会」です。

(地元の木材を使った地産地消の、ウナギの寝床の家)

とても細長~い敷地に建てました。

創和建設と懇意の愉快な塗装屋さんの小川さんが先生となり、

皆さんに漆喰の養生から仕上げ塗りまでのお手本を…。

小川さんの番頭の河又のグンちゃんがやる予定。

セルフビルドだけでなく、家づくりに興味のある方もご遠慮なく

ご連絡ください。接着剤なしで塗りつけていく過程も見られます。

セルフで一番大切な「素人でも頑張ればなんとか塗れる」材料の

代表選手のようなタナ・クリーム。(今回は純白ではなく色粉でベージュに)

新築だけでなくリフォーム・リノベーションの家にもとても合った素材です。

「素肌を晒して塗らないで」など、注意事項も喋ってもらえるはず。

完成した住まいの一つの壁だけを残してのセミナーなので、

とても参考になると思います。

あと数年で義務化に近くなる低炭素や長期優良の戸建住宅の世界。

この家も長期優良住宅…フラット35sの対応住宅になっていて、

軸組が頑固に組み合わさった丈夫な構造もみてとれます。

セミナー終了後には、近くで建築中の自然素材の家

「奏での家」と「果樹のある家」の2軒の構造見学も可能です。

この2軒も、自由な自然住宅と伝統的な自然住宅の軸組と、

この対比も面白い。

午前中は、相模湖の大開放住宅「ホップの家」の完成見学も

開催しており、この日は4軒の住宅のお披露目の日になります。

詳細は、創和のウェブサイトのイベント欄でご確認ください。

弊社へご連絡のうえ2月21日(土)午後は、藤野の里へど~ぞ。。

   工事中の そらやまの家
   

木造2階建て(間口が狭く奥行がとても長い家)

耐震等級2・省エネ等級4など長期優良住宅スペック

間取り~2世帯住宅&若干スキップフロア、傾斜地住宅

構造~相模原市緑区の間伐材利用(地産地消住宅)

屋根~ガルバリウム鋼板(片流れ・タテハゼ葺き)

外壁~高千穂シラス・そとん壁+無垢羽目板+ウッドバルコニー

床~無垢杉 壁~漆喰+和紙 天井~自然塗装(一部セルフ)

建具・家具~新潟・大樹の会製作もの+地元建具屋さん製作

棟梁~関戸功

(榛の家の完了後、こちらへとりかかりました。現在は八王子南大沢へ)

家づくりは、1軒でも多く実際の家を見ることが大切です。

(モデルハウスは、高額住宅なので参考にはなりません)

町田市多摩境「小山の家」…上棟!

町田市の北西に位置する多摩境駅から徒歩15分。

先日、多摩境駅の東側にて自然素材の家が新築。

新築だけでなく、増改築を含む大きな2世帯住宅です。

最初はここまで無垢や自然素材ではなかったのですが、

創和建設の建物を数軒見て頂いて、自然素材の家に…

最終的には、ほとんど自然住宅と遜色ないくらいまで。

親世帯には薪ストーブまで入り、この地区では珍しい家に

なってきました。もともとこのあたりは農家の方も多く、

昔からある家はほとんどが大きなサイズで庭も広い。

便利な街に手間暇かけるホンモノの家づくり…贅沢です。

無垢の自然な家…そして建築家とつくる家

このような建物が増えることを楽しみにしながら

町田でも1軒でも多くお客様に創和建設に選んでいただけるように、

工務店だけでなく設計も自然な間取りを考えていきたいと思います。

便利なことやカッコいいこと…それは住み心地には決して勝てない。

  設計…堂本建築計画  施工…創和建設(管理・鎌田)

    
    
    
    

☆国会の予算付けには、今年度までの「地域ブランド」の後継として

長期優良住宅と低炭素住宅の補助金の制度も予定通り通りました。

やはり、地域の水上から水下までのチームありきの制度です。

創和も、ここ5年の経験と実績を活かして、またチーム再編成の予定。

面倒だけど…いつものようにたぶんやるんだろうな~と自問自答です。

相模原・八王子・日野・立川・多摩・町田・厚木・愛川・上野原・大月・都留

あたりの神奈川・東京・山梨の端っこの方のチームが組むスクラム。

建築家・工務店・林業者・製材所・プレカット工場・建材屋・その他いろいろ

地域活性化と建築の継承をかねて、6年目の挑戦になれるようファイトです。

1月からダラダラと開業している創和建設八王子営業所

和と洋と混在して建築的にはどうかと思いますが、

皆さんに見ていただくには、いろいろとあった方がまあいいか?です。

いつもと違い塗装も若干色づけしているところもあります。

このあたりは多摩地区の家づくりを意識してのこと。

床…無垢杉(余ったので天井にも張っちゃいました)

壁…漆喰と和紙(余った材であちこちと)

天井…自然塗装

タナ…余った無垢材で大工さんがコツコツ

テーブルとイス…BC工房さんから

木建具と収納…大樹の会から

アイアン照明とタナ…羽生さんから

キッチン…タカラスタンダード

「余った」という言葉がたくさん出てきましたが、

自分のところなのでしかたがない…悲しいかなコスト削減です。

ただ、2Kの小さなアパートのでも、ゴロンと横になるとそれは

とても気持ちがいいんです。針葉樹の杉の床の柔らかさは格別です。

あとは、無印良品に行って収納の箱をたくさん買ってきます。

身の丈の営業所…創和建設八王子営業所のお知らせでした。

   
   
   
   
   

最後にお口直しの写真を1枚

相模原市緑区名倉に建った「セルフビルドの家」が、

母屋→車庫→そして今回最後の蔵が完成しました。

とても楽しみにしていた3連の建物…角度も微妙にいいです。

はじめから最後まで凄い施主さん…セルフビルドのお手本。

最後までと書きましたが、きっとこれからも何かやるのだと思います。

広大な景色の中に「白洲の家」がポン!じつに素晴らしい。

   

☆2月21日(土)は、そらやまの家にて「漆喰塗りセミナー」

養生から仕上げまできっちりプロが簡単な塗り方をお見せします。

詳細は、もうすぐイベント欄に掲載。

(人数の制限がありますので、漆喰を覚えたい方早い者勝ちですよ)

4~5年前までは、セルフはペンキと伝えていた私たちですが、

このところ漆喰まで普通にセルフビルドになってきました。

それも皆さん普通にうまい。なんだか変な時代になりました。

どんどん自分で自分の首を絞めているような気も(笑)→そして(泣)

  カフェ・てくてく…建築コンテスト入選!

3年ぶりくらいか…?

前回の 「八王子市恩方の家」と「上野原市のミモザの家」に続いて、

昨年新築した「カフェ・てくてく」さんのガルスパンの建物が、

今年度の建築コンテストにて入選の連絡が入りました。

創和建設は、ガルバリウムという素材が、相模原市でも

どういうわけかもっとも多い工務店の一つらしいのですが、

相模原市での入選実績がなかったので、嬉しいお知らせでした。

「この建物も、みなさんに評判いいんですよね~ホント」

建築の外観デザインの大切さをしみじみと考えさせてくれます。

この素材は、冷たい板金の質感なので、塗り壁や羽目板と違い、

デザインにオンブするところが多く、使い方がとてもとても難しい。

普通に設計してしまうとホント普通に大失敗します。

金属外壁のガルバリウムの建物の建築コンテストですが、

大手ガルバリウムのメーカーさんが共同で開催しています。

日本中の1年間の「ガルの家」の中での入選なので価値はあり、

改めて、建物は「お金をかけることが良くなるこてではないこと」や

「派手に飾るばっかりがいいわけではないこと」がわかります。

素のままでもいい感じ…このくらいが調度いいくらい。

  胸を張って再登場「カフェ・てくてく」さんです(笑)

   
   

 設計…池辺潤一    施工…創和建設(担当・岡部)