「日野市・三沢の家」


早いもので、日野の住宅が完成し1年が経ちました。

久々に私と小俣、そして設計の市川さんの3人で訪問。

1年ぶりと書きましたが、その間にも数度伺ってはいます。

とても綺麗に住んでおられ、壁に無垢板などもセルフで施工、

今でもほとんど新築時と変わらないようでした。

サッシの調整が若干あった程度で、(この家の立地を考えると、)

いかに木材の乾燥度が優れていたことや、大工が丁寧だったことが

1年経ってみてよ~くわかります。

帰りには、もう一つの日野市の新築住宅「高幡の家」によって、

造園され相変わらず綺麗なままの外観を見て帰りました。

みなさん、綺麗に住んでらっしゃる。

創和が23区の仕事や横浜市内の仕事を遠慮しているのは、

こんな理由があります。

「家は長~いお付き合い。建てて終わりじゃないから!」

忙しく、時には待っていただくこともありますが、

我儘ではありますが、この「ほどよい近さ」って大切です。

現場までの最長時間…約1時間30分以内

これが手間のかかる「木の家」の無理のない最長時間です。

そう、建築会社の責任のとれる距離が1時間と30分。

高速道路の拡充のお蔭で、現在建築中の北杜市だけでなく、

湘南方面や埼玉方面も場所によってはですが、

施工エリアの範疇に入ってきました。(下りは渋滞も心配なし)

弊社が中央道~圏央道が交差する立地であったことに感謝。

以前より、少しだけ施工エリアが広がった創和建設です。

    
    

来年アタマには、創和建設八王子支店もオープンします。

「多摩地区の方~木の家をぜひ。新築でもリフォームでもなんでも!」

八王子~豊田~日野~立川⇒嬉しいくらいに近くなります。

この日野市あたりは、地元のような立地になります。

この支店は、小さな3部屋のアパートをリノベーションしていますが、

床…杉板無垢 壁…漆喰 ドア…杉板無垢 キッチン…タカラホーロー

とりあえず、やる事やってます。書棚も大樹の無垢材でつくってます。 

オジサン集団ですが、あと数年はこうしてジタバタして行きます。

まわりの良い方とのお付き合いを大切にしながら…よりレベルアップを。

先日、上野原市内(市役所構内にて)で、農業と林業のイベントがありました。

たくさんの方々が集まって賑やかであり、その中に「里まちネットワーク」の

副、北都留森林組合さんも参加…こう農林業というくくりのイベントも

焦点が絞れていいですね

    
    

みなさん活性化のために、こうした努力をされています。

 (仮称)名倉の家…上棟!


(旧)藤野町の名倉地区のウナギの寝床に上棟した住宅は、

細長い敷地形状に、コンパクトな自然な素材の家を、

きっちりと軒を張りだしつくりこみます。

設計開始からゆうに半年以上をかけ、いまの形になりました。

間取りの関係で、木材や金物の数量も規格外に多い家。

今期が最後となった国交省・地域型住宅ブランド化事業の一環。

駅まで徒歩15分、途中で湖をわたりいい景色を眺めながらの通勤。

完成が楽しみな「名倉の家」…現在、邸名が決まるのを待っています。

今年の名倉地区での上棟物件は、すべて純粋な自然住宅となりました。

この地区のポテンシャルはますますアップしていくのだろうと想像します。

この地区の家づくりには、私たちの中でも何か「縛り」を感じます。

創和建設だけでなく、いろいろな建築会社や工務店がつくりにきていまが、

そのほとんどが、無垢や自然な国産素材をどこかにとりいれています。

「名倉地区・住宅マップ」というリーフレットをつくっても見栄えがしそうなくらい。

建築的には神奈川県の中でも、とても稀有な地域に向かっています。

近隣にもそれが波及しているようで、なんてことない田舎なのですが…。

20年~30年経てもその価値は、そう変わらないような気がします。

そう、住む方変わっても…。そんなに変わらないような…。

平地も少ないので大規模開発も不可能なのでそれも良し。

JRの藤野駅から芸術の小路に向かい車を走らせながら、

建築会社・不動産業者として、この町で営むことの

家づくりと景観に対する楽しさ・難しさを感じています。

「なにしろ、仮に80坪~100坪の土地があったとして、

それを半分に割ったらレッドカード1発退場みたい」な空気。

   長くなりましたが、そんな土地柄のど真ん中に建ってます。

      
      
      
      
      
      

神奈川県・ウッドマイスターの長期優良住宅のため、

                軸組がいつもよりやたら多い気がします。

      …ガチに強い家!…

自然住宅(無垢と自然素材の家)の工務店・建築会社創和建設公式サイト

(旧)相模原市藤野町に完成した

  花風の家…完成

お隣の「翠の家」とともに完成見学会を開催し、

とても嬉しい反響をいただいております。

地域ブランド型住宅(長期優良住宅認定)

構造体~山梨県産木材(里まちネットワーク)杉&桧

外壁~高千穂シラスのそとん壁&ガルバリウム

屋根~ガルバリウム鋼板葺き&そよかぜシステム

サッシ~ローEガラス&大型木製サッシ

床~無垢(杉&桧)

内装~漆喰&自然塗料&和紙

木製玄関ドア

キッチン&家具~地元材の造作無垢材の家具(楢&杉)

自然エネルギー~薪ストーブ・ソーラーシステム「そよかぜ」

                       太陽熱温水器などなど…。

開放するところは開放し、閉じる所は閉じる。

「ポチタマの家」の方の施主インタビューの中にある言葉で

「無理をしない田舎暮らしを…」~その通りの家になったようです。

一般の自然住宅に比べると、つくりこんだ感じになっています。

たぶん「そよかぜシステム」の関係で、薪ストーブの稼働率は少ない。

エアコンの嫌~な空気を感じなくて住める家になったのでは?

屋根の上のポコっと出っ張った箱には、2階の多目的ホールから

遠くの山並みを見るための眺望フィックスガラスが納まっています。

最後に(花風の家)の最大の特徴…ウナギの寝床でもいい家が出来る!

自然住宅(無垢と自然素材の家)の工務店・建築会社創和建設公式サイト

     
     
     
     
     
     
     
     

この家も隅から隅まで木の香いっぱいのケミレスな家です。
お隣の「翠の家」と対になり…そう、いつものようにいい景色。

 農的暮らし…内郷の里プロジェクト

相模原市緑区の旧・相模湖町の少し奥に入ったところに、

少し前に完成した「粟の家」に続いて上棟した「ホップの家」。

上棟の日の夕方、式典のために顔を出した私の印象は?

建物を見上げながら思わず「カッコいい!」の一言。

スッキリとしたカタチの中に、ド迫力の大きな吹き抜け。

そこにドンと構えるであろう薪ストーブとストレートの煙突。

これから、とても楽しみなこの家は、石川&大塚棟梁が担当。

上棟した軸組を見ただけで、本当に楽しみになってきます。

それにしても「ホップの家」って、大酒のみの印象を受けますが、

じつはそれを栽培しているだけ…らしい?。

420坪の広い敷地に3軒と、とても贅沢な区画割、

「ホップの家」からお隣の「粟の家」までは大声を張り上げないと

なかなか聞こえそうもないほど離れています。

広大な斜面地にポツン・ポツンと家が散らばっている…

それもまったく違う方向を向いて…田舎暮らしでは理想的な配置。

この、それぞれの勝手さ加減が、なぜか微笑ましい。

そんな、あっちの方を向いちゃってる「ホップの家」。

それにはちゃんと理由もあるのですが、そんなのほっといて、

「カッコ良くなりそうだ!」と喜んでいる創和のスタッフ一同です。

そう、家ってバランスなんですね。綺麗なカタチをしています。

自然住宅(無垢と自然素材の家)の工務店・建築会社創和建設公式サイト

   
   

相模湖の自然素材の家は、ここで8軒目…嬉しいことです。

パワービルダーに比べれば、コストも時間もかかります。

このような家を建てていただける施主様に感謝です。

それにしても「内郷増原地区は、いいところ」ですね。

施工事例

相模原市にて竣工したばかりの「柚子の家」

アプローチ&植栽の工事が、ほぼ大詰めを迎えています。

石と煉瓦と植栽と生垣、北側のプライベートの庭にウッドデッキ。

すべてが建物に負けないくらいの庭造り…

               建物にビッタシの庭造りになっています。

邸名の所以の柚子の木も植えられて、あとは生垣の植え込みのみ。

自然住宅が主体の創和建設では珍しい部類に入る「高気密高断熱」。

ただ、近未来的な造作ではない、高気密と言えども木を意識している住まい。

コテコテ感の少ないすっきりとした佇まい。

素材だけで勝負しない、デザインの大切さがよくわかります。

建築写真はもう少し経ってからの公開で、今のところはザックリ外観のみ。

            柚子(ゆず)の家

    「カッコいい家になったな~」と我ながら思っています。

自然住宅(無垢と自然素材の家)の工務店・建築会社創和建設公式サイト

      
      
      

高台にあるこの家の北側からは、高尾山が一望に見渡せます。

ここ「季のいえプロジェクト」は、4軒の集合体。

ヤマボウシの家~トネリコの家~柚子の家~そして来年完成の家は?

ここから見える景色は素晴らしい…ただ、周囲からここを見ても素晴らしい。

創和の「家プロジェクト」の一番いいところは、後ろの方の言葉なんです。

      …一戸の家から周囲の環境へ…