2024年04月01日
「慣れには危険が潜んでいる‼︎」…瑕疵保険自主セミナー開催。
仕事に慣れることはとても大事。ただ、それがやがて慢心につながっていく。
創和建設の監督、大工さん、みなさん優秀。普通の工務店では手を出さない
難しい自然住宅もウェルカムでやっています。
経験値が上がれば上がるほど「こう、納めとけばいいんだよ」と、
一見適切に思えるが、実はもっといい納まりがあったりする。
そして何より、自信がつけばつくほど初心に帰れないこともあり、1番大切なシンプルな
答えに辿り着けない場合もある。
瑕疵保険の構造&防水セミナー…家にとって最も大切なこと
それを、もう一度「みんなで考えよう、話し合おう」会。
創和建設の現場監督と大工さんが17名集まり2時間のセミナー開催。
先生は、甲府からJIOの深松さんと東京の検査官に来ていただきました。
(初心に帰ろう‼︎初心忘れるべからず‼︎一生勉強‼︎慣れにはリスクが伴う‼︎)仕事の基本です。
それでは、真剣に現場セミナーを受けた様子写真を見てください。
みんなから疑問点の質疑や新しい法改正のことなど前向きな意見が飛び交った
とてもいい時間でした。社長、それを見ながら大喜びでした。
2024年03月25日
「不適切にもほどがある」…昭和の藤野の町並み
今回はタイトルが不自然、偶然テレビでやっている宮藤官九郎脚本・阿部サダヲ主演
のドラマから…。見てはいませんが、昭和から現代へタイムスリップした男の物語。
たまたまその時期に、雰囲気のいい昭和の藤野のロータリーの写真が出回って来ており、そこに創和建設の前身も写っているという…。日本がそんなにゆたかではなかった頃、携帯もパソコンもなかった時代、みんな経済的に豊かになるために大人は上をずっと目指して頑張って、若者はフェアレディZに乗りたくて、ギターを買いたくて、そんな物欲でも頑張れた時代、海外から車・音楽などどんどん入ってきて吸収していった時代。手がかかるが個性的なものも溢れていた。現代には現代のいいところもたくさんあるのですが…そんなザ・昭和の藤野や相模原の写真です。
まあ、立派に田舎です。それにしても、昔の写真は雰囲気がある。レトロ感100%。
それでは、そんな懐かしい写真をいくつか下欄に。
「不適切にもほどがある」の番宣の一コマ「昭和に帰ってトゥナイト見たい〜‼︎」、その年代のわかる人にはわかる楽しい一言…実に不適切(笑)。
2024年03月18日
山梨県大月市『大人の秘密基地プロジェクト』の現在 !
山梨県大月市の高台に完成した無垢とシラスと漆喰の大型自然住宅。
そのサイズや大胆な抜け感から、住宅と施設の融合のような趣きがあります。
この家は、都内(日野市)にお住まいの施主様が、生まれ育った故郷に作った
人生の後半を豊かに楽しむための風変わりな箱です。
久しぶりにお邪魔したこの家は、外には立派な畑がやベンチなど、
家の中は楽しんで暮らされているであろうことが容易に想像できる
ダイニングキッチンまわり、使い込んだ数々の楽器が並べられ、
まさに大人の秘密基地の自由なそしてセンスのいいリビング。
そしてここだったら、大音量で楽器を鳴らしても全く心配ない…
そのくらい隣家とは離れています。
寿命が80年を超え、定年後の20年をどう働きどう生きていくか!
私たちも、そんなことを考えていかなければならない年齢になってきました。
(と言いながら、ずっと仕事をしていくんだろうという気持ちもあり…)
創和建設には、小さな小さな終の住処のご相談が多いですが、
中にはこのようなパワフルに楽しんで生きていく方もいます。
このお客様との出会い…突然、八王子営業所にドラえもんののび太のような子供が
嬉しそうに楽しんでいる挿絵とともに『大人の秘密基地プロジェクト』という
企画書を携えて「こんな家を作って下さい!」とニコニコされていたのを
昨日のことのように思い出します。これからずっと何年もかけて、経年変化で徐々に施主色に染まっていく家。
改めて感じる自然素材の心地良さ。それぞれのお客様にはそれぞれの理想があります。
常識に囚われない10人10色は大切ですね。
設計開始の際には、ぜひ皆さんの心の秘密基地をお伝えください。
2024年03月11日
『創和建設 エコ・ヴィレッジ』土地分譲販売はじまります !
創和建設の自然住宅の分譲土地の造成が、ほぼ完了。販売を開始します。
健康な暮らしを意識した、普通とちょっと違う分譲土地です。
分譲土地といっても、弊社の場合はオマケというかお願いが付いてきます。
(毎度お馴染み)ですが…「良質な家づくりは良い風景に繋がっていく」を
いつも考えている工務店なので、今回のプロジェクトも同様にお願いがございます…。
お客様によっては、とってもありがたかったり、そうでなかったり、かと思います。
ただ最後は皆さんに感謝していただけると思っています。そのお願いとは…
「周囲に馴染む、環境と健康に優しい、自然な素材で作って下さい」
「風景を壊すような、空を狭くなるような、異常に背の高い家はやめてください」
そして今回はここにはもう1つのお願いが付け加えられます。
「地元・相模原市の津久井の丹沢・水源の木を使ってください」
このように、建築条件を入れて計3つのお願いがございます。
縛りともとれるような3つのお願いですが、全てが完成する数年後…
「この辺りの風景が一変するほど、美しい町並みが出来た‼︎」
そんな夢を見させてくれるようなエコ・ヴィレッジになるといい。
2024年03月04日
『どうにかなる』…金澤翔子
先週の日曜日、近くのモールにダウン症の書家・金澤翔子さんの個展がやってきた。
生まれ持ったハンディキャップをものともしない強さを感じさせる書が多い。お母さんの泰子さんも凄いが、やはりここまで頑張ってきた祥子さんが素晴らしい。漢字の書のイメージの強い彼女ですが、この『どうにかなる』という書が彼女の人生につながって見える。
私には『どうにかなる』の前に、たぶんです(頑張れば)という文字が隠れているような気がして仕方がない。
ピアニスト辻井伸行さんと通じるところのある天才・金澤翔子さんですが、選ばれる一文が、あまりにポジティブ…そこには、彼女の優しい笑顔の裏での努力と才能の一言だけでは片付けてはいけない鬼気迫る凄みと強さを感じます。
実物は、数十万~数百万の彼女の作品になるのでとても買えません。
クリアファイル数枚だけ買ってきました。
そう、(頑張れば)どうにかなる‼︎…た・ぶ・ん。