2011年03月05日
剣橋
剣橋と書いて、ケンブリッジと読むんだそうです。そのまんまですね。でも、日本語と英語混じってるのが何か面白い。
オックスフォードに行った翌日、シェイクスピアが生まれたストラトフォード・アポン・エイヴォンという村に行こうとしたんですよ。
というわけで、オックスフォードに行った疲れでちょっと朝寝坊してから起きて、ヴィクトリア駅のバスターミナルに行って、チケット売り場に並んだんですよ。
で、「ストラトフォードに行きたいんですけど」と言ったんですが、窓口のアフリカ系のお兄さんが、「日本人デスカ?」と何と日本語で訊いてくれたわけなんです。
「どこへ行きマスカ?」と訊かれて、
「ストラトフォード…」と放心気味に答えたところ、
「ストラトフォードに行くには、朝の8時のバスに乗らないと行けませんネー」とお兄さん。
「今から行くと、帰りのバスに乗るまで2時間くらいしか滞在できなくて、ストラトフォードを楽しめませんネ」という的確なアドバイスが。
残念だったのですが、悔やんでも朝寝坊した時間は帰ってこないという現実に目を向け、別の行き先を探すことにしました。
「ケンブリッジなら大丈夫そうですか?」と訊くと、
「ケンブリッジなら、もっと長くいられマス」とお墨付きをいただき、急きょケンブリッジに行くことになりました。
びっくりしたのでチケットが発券されるあいだに「日本語お上手ですね」と言うと、
「ワタシは日本に留学していましたから。あと、そのときの私の彼女が日本人(←最重要)」
とのことでした。
「イギリスの滞在を楽しんでクダサイ」というお兄さんの温かい言葉に見送られ、のそのそとバスに乗車。
行った先はこんな感じでした。
もろ逆光ですみません。
オックスフォードのほうが景色は重厚な感じがしましたが、ケンブリッジは比較的明るくて爽やかな感じがしました。
建物もきれいだったけれど、何より釘づけになったのは川沿いにボートや小舟を浮かべて優雅なひとときを過ごす場所があったということです!!
天気が良かったこともあって、羨ましい限りでした。
水面が近くて気持ちよさそう。
でも私はやってません。お金なかった。。。
でもでも、川のすぐ横に散歩道があったので、しばらくふらふらと歩いてゆったりしていました。
鴨の親子とたわむれたり。
母鴨:私が鴨ですが、何か?(キリッ)
ほのぼのしてて、とてもいいところでした。
日曜日だったのでひとっつもキャンパス入れなかったけど!!
でも綺麗な町だったからよしとする!!
就活中につき、エントリーシートの執筆に追われてこちらが滞っていてすみません。
先日、大学のキャリア支援室でエントリーシートを添削してもらったのですが、
「この項目、書くことなくて苦し紛れだったでしょ?」
と、図星な指摘をされてしゅんとしていました。
というのは嘘で、他の項目はかなり誉めてもらったので自信がつきました。
図星な指摘をもらったところについてもヒントをもらったので、これからはちゃんと書けそうです。
キャリア支援室のアドバイザーの方や、大学の先生から、
「君なら大丈夫だよーはっはっは」という言葉をもらうたび、何か裏があるのではないかと思ってしまいます。
疑い深い人間って、これだから嫌ですね!!
素直に喜べばいいものを!!
これまでは旅に出る前、目一杯バイトしてそのお金で行くのを繰り返していました。
社会人になったら、同じ額のお金をもっと短い時間で稼げるんだと思うんですが、行く時間がなさそうです。
働きやすいことで有名なインフラ業界の先輩も、「学生の内に、遠くて行きにくい欧米に旅しておいた方がいい」と仰っていました。
「旅行なんて一回行ったら終わりじゃん」という人もいますが、その一回の思い出が何にも代えがたいので、学生の内に東欧とか北欧にも行ってみたいです。
2011年02月25日
上野原市の*お木楽ハウス*「レッドシダ―・ガルと白洲のいえ」上棟
山梨県上野原市内の古民家通りから少し入ったところに、
「レッドシダ―・ガルと白洲のいえ」が無事上棟となりました。
無指定地区なので、とても自由な設計ができます。ホント自由。
これから、絵を描くように建物をどんどん変えていけるんです。
(ここで注意は、いらない物を付け加え過ぎること!)
外装・床・天井の仕上げに「無垢材」をこれでもかと使います。
家中どこを見ても「木」が目に入る、とても楽しい家になります。
ホールの薪ストーブがとても似合う住まいができると思います。
バルコニー面の「レッドシダ―・チャネル」の使い方が勝負です。
大工さんは、そこそこ若い厚木の「スーパー大工の関戸君」です。
彼は、大工さんですが、2級建築士の資格も持っている努力家です。
頭の良さと、腕の良さを持ち合わせています。…ちょっと褒め過ぎ?
施主様からの、是非とも彼にという「ご指名」。…大工冥利ですね。
弊社の場合、他の大工さんも同様このご指名パターンが多く、
その関係で、申し訳ないですが半年近く待っていただくこともあります。
この家のニックネームですが、「イベント」でも書いたように
(木に囲まれて楽しく暮らす)という意味で、これからは…
「お木楽ハウス」と呼ぶ事にします。((笑))
↓弊社の過去の完成物件で、最も近い建物です。↓
この建物をさらに「無垢無垢しくした感じ」になります。
「お木楽ハウス」は梁と梁の間もパイン材の30ミリを敷き詰めます。
6月末頃には、完成した建物を見ていただける予定です。
この建物もなんとか次のホームページに載せる予定です。
「お木楽ハウス」もこちらの建物も、どちらもそれぞれいいですよ。
日曜日の今日、1か月ぶりに「相模大野」にて、
(住宅相談会)を開催してきました。…疲れた。
あちらの方にも自然住宅の素晴らしさをわかって
いただけるよう、月一回ですが…ガンバロ―!
来月より「地熱利用のエコ住宅」に真剣に取り組む
予定でおります。コストパフォーマンスが問題です。
営業力が皆無の弊社ですが、相模原市や八王子市
のみなさん「自然住宅」は言葉以上にいいですよ。
材料メーカーさんの間違ったコマーシャルに注意です。
せっかくの戸建の住宅を手に入れるのに
マンションのような空間になってしまっては悲しいですね。
「バブル時代とは違った意味での本当の贅沢な暮らし」
安っぽいがいらないものまで何でも付いている家ではなく、
1つ1つがとてもしっかりとしていて、骨太でシンプルな家。
…その選択肢の1つがこのような「自然住宅」だと思います。
(今時の住宅は、完成時からの落ち込みが早過ぎる。
修繕しても、雰囲気もなにもあったものじゃない感じになり、
経年変化とは程遠い。国の方針とメディアの勘違いに
消費者がクレーマーと化した弊害が充満しています。
「本当にいい家を」理解されてない方が多いと思います。)
弊社の只今建築中の「小舞土壁のいえ」を見上げながら、
「そんなに派手ではないが、質実剛健なたたずまい」と
「中に入ったときの独特の空気感」を感じつつ考えます。
3日後には、もうひとつの「片流れの住宅」が上棟します。
街中なので「お気楽 もとい お木楽ハウス」のように
自由ではありませんが、決められた範囲の中で
少しでも良い住宅になるよう、創っていこうと思います。
お金持ちではなくなった日本が、物ではない贅沢を考える時代。
それは人によっては時間だったり、また家族だったりと。
これからの「贅沢な暮らし」ってどんなカタチになっていくんだろう。
…と言いつつ、しっかり(ロト6)買ってます。当たらないけど!
2011年02月25日
「ブラック・バーチのいえ」をもう少し。
先日好評だった「ブラック・バーチのいえ」の写真を
もう少しだけ紹介します。いつもの「和」とは違いますが…。
湖畔にたたずむ(自己主張)のつよ~い家です。
個性的な床材「ブラック・バーチ」がかなり強いので、
壁は純白で、お互いケンカをしないように仕上げています。
デカイ垂木と建物の60%を占める大きな吹抜けも迫力アリ!
(床と天井が全て木なので、このくらいがちょうどいい)
色の数がきわめて少ない家というのもいいと思います。
生活していくうちに、いやでも色は増えていきますから。
その素材の本来持つ色を素直に使う…間違いないです。
ガンマーの木製建具(オーダー)も地味に目立っています。
床の大谷石も含め、ラスティックな質感で包まれています。
とてもシンプルな「トーヨー・キッチンのステンレス」を選び、
内観をくずさないようにしてあります。
「デザインのいい家は、キッチンは目立たないんです。」
施主様が(設備等の器具)へのこだわりを望むのではなく、
どんな生活がしたいかに焦点を絞った結果の間取りです。
ありがちな小細工ではなく、大胆な小細工…かな?
良く見ると、「建築デザイン」の細かい納まりの気使いが
あちこちにされていることがわかると思います。
素材だけに頼らない…全てをキッチリ!
「コストのかかる素材のみに、おんぶにだっこをしない家」
建築のプロの方の目にも、(良い家)に映るはずです。
「素材とデザイン」が、いい感じに融合された家になりました。
それでは…どうぞ。
ココの家、アングル型の表札も何故かかっこいいんです。
以上です。
2011年02月24日
昭島「桧と漆喰の介護住宅」完成。
昭島「桧と漆喰の介護住宅」が完成しました。
JR拝島駅の近くにあります。
床板・腰壁は「吉野産桧」、 内装ドアは、それを新潟にて製作。
壁は、水洗いのサニタリー以外は「漆喰」で仕上げています。
天井は「竹材」を張っており、見切りはなしで目透かし張りです。
接着剤や塗装なども、体に「有害なものは排除」してあり、
新築特有の酸っぱい臭いはいっさいしません。
介護を目的とした住宅でもあり、
広いサニタリーと浴室をかかえ、手すりもたくさん設置してあります。
ドアサイズも大きくとり、床を洗えるステンレスのグレーチングも
リビングと洗面室の間に付けています。もちろん、フラット住宅。
明日は、上野原市内にて、「レッドシダ―の無垢住宅」の上棟です。
ガル・レッドシダ―・白洲・パイン材・…などの混じった住宅です。
2階の床やロフトも30ミリ床板を使用、むき出しでいく予定です。
当然「梁」は全てむき出し!行けるところまで行ってやれ…て感じです。
床~ドア~天井…どこを見ても木だらけ⇒お木楽住宅。ヽ(゚◇゚ )ノ
もちろん、お客様の要望がそうだからしょうがない。嬉しい限り!!!
かなり、個性的な家ですが、造りながらどんどん変わっていく
予感がします。とても楽しみです。無指定地区はホント自由だー。
(最後にちょっと、ご報告です。)
弊社の昨年度の完成建物が評価され、メーカーさんのコンテストにて
入選の連絡がありました。まだ、どの建物になるかはわかりませんが
カタログや雑誌等にも掲載されるとのことです。
今まで、5社ほど掲載されていますが、お客様のご了解を得なければ
ならず、景色も映っていたり、けっこう大変なんですよね。
…でも、それはそれで嬉しいです。
2011年02月23日
牛津
牛津とかいて、オックスフォードと読むんだそうです。
そのまんまですね。
で、ロンドン泊まってた時にオックスフォードに日帰りで行ったときの話です。
由緒ある大学町で、学生が沢山住んで栄えてるのもそうなんですけど、山のように観光客がいます。
とくに、やたらめったらスペイン人に会います。
町中には、オックスフォード大学グッズ屋さんが山のようにあります。
あと、この大学の教授で、不思議の国のアリスとかを書いたルイス・キャロルにちなんで、アリスのグッズ屋さんもあります。
原作のイラストを描いたテニエルのファンなら必見です。
ただし価格がディズニーランド基準(≒えらく高い)。
一番メインのキャンパスの写真と、そのキャンパス内にある礼拝堂の写真です。
趣があって、とても綺麗でした。
さすがというか、格式高い雰囲気が滲み出ています。
礼拝堂の中には御丁寧に、日本語の解説が置いてあります。
ハリー・ポッターの撮影に使われたとか使われなかったとかの食堂の写真です。
額に入って並べられてる肖像画たちは、歴史の教科書に出てくる学者とか王族とかの絵です。
その次が、内部が確か図書館になっているという塔です。
入りたかったけど、確か関係者以外だめだった。。。
大学のくせに、入場料を取るところがちょっといただけなかった。
けど、まあ綺麗だったしよかったかなと思っています。
でも、ちょっと歩いたところの別の敷地では、また別料金を請求されたりするのは、何だかいけすかなかった。
というわけで、メインのキャンパスだけ適当にこなしたほうがいい。
一日に2~3回天気が変わるので折り畳み傘必携。