2011年08月06日
今日に想う…広島原爆の日 と 夏休み
66回目を数える「広島原爆の日」
そして今年に限って、たまに耳にする「夏休み」
もう40年くらい前?の吉田拓郎の「夏休み」という唄
当時、ギターをはじめた中学生が最初に覚える唄
速くなく、コードが簡単(Am・C・Dm・E7 の4つだけ)
原爆とこの唄
ホントかどうか 後ズケのような気もしますが…とりあえず歌詞
(麦わら帽子は もう消えた 田んぼのカエルは もう消えた
姉さん先生 もういない きれいな 先生もういない
畑のトンボは どこ行った それでも待ってる 夏休み)
中学生の自分は、のんびりとした風景を想像しながら弾いていました。
大好きなきれいな先生は、2学期から転校するんだろうな~、くらいに。
こんな別の解釈がマジメにあったとは知らずに…。そっちがホントらしい。
広島出身の吉田拓郎が「原爆の悲劇」を「夏休み」という唄で表現…いかにも?
今年露出が多かったこの唄は、いつもある映像のバックで使われていました。
それは、あの東日本大地震と大津波、そして2次災害の福島原発の事故により
廃墟となり誰もいなくなった東北の町と、それでもそこで再び立ちあがる人達。
親も先生も家もなくなり、それでも学校へ通いはじめた子供たちの姿。
子供の頃聞いてた「夏休み」とは、全く意味が違って聞こえてきました。
広島は浜田省吾や原田真二も輩出してます。