2012年11月15日
「相模湖・千木良のいえ」…第一回定例打合せ。
無垢な平屋住宅「千木良のいえ」の打合せが実施。
施主・設計、そして創和建設スタッフにより、
内外装の確認だけでなく、着工後の納まりの詳細、そして
「あ~だ・こ~だ・こうしたほうが良いんじゃないか」等々。
白洲そとん壁、杉板塗装など決まったことや、
タイル、床など次回に持ち越しの材などいろいろです。
それと個人的にいつも心掛けていることがあります。
たまに顔を出す私も、出来る限り素人の頭を残しながら
現場をじっくり見るようにしています。
たまに行く人の方が、毎日監理している人には
見えづらい事に気がつくと言うことは良くあること。
プロの視線だけで見ると、どうしても大きなことより
細部の納まりに重心がいってしまい、施主様の本来のこだわりが
ポンと抜けてしまうようです。家は住む・暮らすということを。
そう、だれかが素人目線を持つことって…必要です。
(ただし、その他はプロじゃなければ困ります)
打合せ当日は、日も暮れてかなり寒くなりました。
そして千木良なので…あたりは真っ暗でした。
☆お疲れ様です。また、来週…千木良で!
見ての通り(無垢だらけの)木暮らしの家です。
2012年11月14日
創和建設の大工さんのご紹介です。
現在、施工中・計画中の建物(ほとんど木造住宅)に携わる
大工さんのご紹介をします。
中村さん(父)・中村さん(子)・関戸さん(父)・関戸さん(子)
長田さん・西山さん・秋元さん・平野さん・戸谷さん
石川さん・他に応援の大工さんが数名。
相模原・上野原・八王子・日野・道志・厚木・あきる野といろいろな所から、
毎日14名~15名の大工さんに一生懸命働いていただいてます。
手キザミもできる優秀な大工さんも多く、そのような職人さんが
弊社のような小さい会社に集まっていただけるということは、
バブル期の建築ラッシュの時代ではとうてい考えられないくらい。
私を含め5名の現場監督が段取り、それをカタチにします。
職方さんたちの真面目さにはとても助かってます。感謝です。
ホームページも新しくしようと思い、早1年。
いつになったら写真で皆さんを紹介できるのか?
今年の盆明けが目標だったのですが、
今は来年の3月が目標になっています。
忙しいという理屈のもと、自分にはやたら甘いようです。(反省!)
それにしても、良い大工さんが空いている~世の中ちょっと?です。
2012年11月13日
地域ブランド型住宅…チーム・ウッドマイスターの家づくりの特徴
地産地消の家づくりによる長期優良住宅(今年度5軒)
創和建設も参加している「チーム・ウッドマイスター」の
家づくりの代表的な特徴をご紹介します。
神奈川県産材を利用する事が大前提となっていますが、
それ以外にもこのような決まりごとがあります。
●まず、断熱材には「セルロースファイバー」を使う事。
セルロース?
ホルムアルデヒド・VOCの放散試験にて対象外の安全性を持ち、
難燃処理により延焼を防ぎ、かつ有毒ガスの発生もない。
調湿・防露性にも優れ撥水処理により万が一の雨水も弾く材。
新聞紙から断熱材へ…リサイクル性に優れたエコ商品です。
良いモノだけにちょと、高額商品です。
●そして次に、耐震壁に合板を使わざる得ない場合は、
神奈川県(相模原)産材でつくられた桧の合板を使う事。
(合板ナシで耐力がとれる場合にはその限りではありません)
その地域の間伐材や曲がり材を利用する事により、
地球温暖化防止や山林の活性化にもつながる構造材です。
地域ブランド型住宅…無駄を省き、地域の活性化が最終目標!
2012年11月12日
「選ばれる企業とは…選んでいる企業?」
どこの会社も生き残るために(差別化・特化)を考えています。
弊社も「選ばれる会社に」を目標にかかげながら日々切磋琢磨。
選ばれるという事は、こっちも選ばなければいけない。
仕事を選ぶのではなく、お付き合いする職人さんを選ぶ。
いい仕事を手際よく仕上げる方で、人間性も優しい人を。
贅沢な希望とは思いますが…仕事なので。
そんな人達を選ぶことにより選ばれる企業になれる。
(お手手つないでの慣れあいの仕事は、そう罪悪です!)
私たちに助言をしてくれるような職方さん…大歓迎です。
みんなで危機感を持ちながら明るく前向きに行きましょう!
(そう、前向きに…若干の小心物のココロを携えて)
最近のプレハブ化やパワービルダーの家づくりによって、
腕のいい大工さんや左官屋さん(ビニールクロスの家が多いため)
が余っています。日本の建築業界のためにはとても不幸なことです。
ただしこの状態、弊社にとっては大変助かっています。
腕のいい職人さんが、そうたくさん余っているんですね~。
もったいない…もったいない…です!
今年から来ていただいている八王子や道志の大工さんもそんな感じ。
どの方もひと昔前だったら、個人で引く手あまたの職人さんです。
ほんとに皆さん丁寧できれいな仕事をしてくれます。
そのような優秀な職人さんたちが、一生懸命仕事をしてくれる。
これからも選んでいただけるよういい仕事ができれば…。
続けることの難しさを肝に銘じて…皆さんに感謝です。
いい仕事をしている方が、ストレスはたまらないので、
さあ、みんなといっしょに謙虚にしっかりガンバロー!
2012年11月11日
国交省「地位型住宅ブランド化事業…かながわの森」…現在進行形!
ここにきて、具体的に動き出した「チーム・ウッドマイスター」
私たちがお世話になっている「チーム」の一つ…神奈川の森
の木でつくる無垢の家と長期優良住宅の組合せで、
120万円の補助金をいただき、より高性能の家を建てる。
創和建設では現在ノルマ目いっぱいの5軒がすでに始まっています。
相模原(S様邸)・相模原(T様邸)・相模原(M様邸)・相模原(Y様邸)
そして県外八王子(K様邸)~県外も許可をいただきました。
お客様のお財布を痛めることなく、優良住宅が建てられる。
それにより工務店は目前の利益ではなく、地元材・国産材による
貢献と、下世話ですがちょっとだけ評判が良くなるような…。
このシステムは、以前も書きましたが、住宅業界の底上げに
大いに役にたつことは、私自身間違いないと思っています。
いろいろな意味で貢献できることが、企業が長続きできることに繋がる。
そして地元も…最近とくに言われていることですね。
耐震・耐久・断熱・保全などなど全てにおいてプラスになり、
少しだけ?自由な家づくりを犠牲にしながらも住宅品質の底上げをする。
結果、丹沢の山がきれいになり、林業が生きていけること。
それを秤にかけても…間違っていないと思い始めたこの頃。
2か月前は…とりあえづやってみよう。
1ヶ月前は…とりあえづやってしまった。
現在は…国の発表で工期が延期になり、やってよかった。
これで、心置きなく「地域型住宅ブランド化事業」にまっしぐら!
これらの住宅は、すべて来年の4月以降に引渡しになります。
その時に、お客様と私たちも笑顔でいられるように、
チームで頑張っていくことが大切です。
2期の募集もはじまり、次はどんなチームが顔を出すのか?
津久井・上野原地区でも、極めてブランド化が必要です。
地域のブランド化…今一番求められている事かも。