2012年11月26日
「ぶれない」ってどう…&「オーガニックフェア2012@東京ビッグサイト」!
昨今「ぶれない」ことが良いことで「ぶれる」ことが悪いこと、
のような世論の風潮があります。
ただ、「ぶれない事」はたしかに聞こえはいいが、
頑固で融通が利かないという事でもあります。
同じ事をずっと言っていればそれが正しいことのように。
それも大きな声で言ったもん勝ちみたいな。
「ぶれるという事」は情けないように聞こえますが、
それは言いかえれば、可変性がありアンテナも広いともいえます。
その時その時でまわりの環境も変化していきますし、
ちょっとくらいのブレはあってもいいような気がします。
「○○しなければならない」ではなく、「○○した方がいいよ」の世界。
家づくりの視点から見ると、基本的には純度の高い材料を
使うことは譲れないながらも、それにあまりにコストがかかり
お客様のご負担になるようであれば、その他の検討や提示も
積極的にしなければならない。
それは当初考えていた事と若干ずれていってもそうした方がいい。
お客様が幸せになる…その事が1番大切。
独楽のように心棒は動かないで、まわりはぐ~るぐるが1番。
また、好奇心の旺盛なヤツは、ちょっとくらいぶれてもアリ。
まあ、少しは適度にぶれましょう。
ぶれない人より、思いもよらない拾いモノもあるかも…。
振り幅が大きいと勝手に解釈してみるのもいいですね。
それで、何かが変わっていく。
そう思うと「楽に生きていける」ような気がします。
石橋は、崖が深くなければ怪我しない範囲で、
「そう、とりあえずちまちまと渡ってみましょう!」
↑衣食住の「オーガニック・フェア」
この日は私たちのような業者デイなので空いてます。
↓1番の大好きオーガニックTシャツコンテストは日比野克彦を選択。
ど真中に「オーガニックコットン」て書いてある(笑)…でもカッコイイ!
●チーム・ウッドマイスターの1軒目
やっと構造計算書が上がってきました。
実に200ページ以上に及ぶ数…大変です。
着工は、来月半ば過ぎにはなると思いますが、
「地域ブランド化事業」も一歩づつ少しづつ進んでいます。
(5軒すべてが、北海道にて構造計算に入っています)
仲のいい人たちとチームを組んでやりたかった反面、
今回のまったく新しいチームでの長期優良化事業。
きっと目から鱗の拾いモノがあれば…と思っています。
チーム「多摩・北相模・甲斐東部」あたりができれば…。
山も人も抱え、こんなに条件が揃っている場所も珍しいのですが。
2012年11月25日
紅葉の季節です…書くこともないのでお約束の地元の紅葉を。
2012年11月24日
相模湖「与瀬のいえ」上棟です。
相模湖の駅近の住宅「与瀬のいえ」が上棟しました。
コンパクトにまとまった、とても住みやすい住宅。
メンテナンスをあまりかけずに済むよう心がけています。
住宅街のすこし幅狭の土地ですが、うまく利用しています。
内装は「リアロ」を使用して無垢質感を醸し出しています。
大工さんはあきる野から来ている石川さん。
若く(ほんとは若くないかも)見える割に、手キザミもできる
実に頼もしい大工さんです。第一印象は笑顔の棟梁です。
これからの建築業界で、大工さん(それも在来の手キザミ)は
未来が明るいお仕事のような気がします。
見ていても、とても楽しそうに見えます。
モノづくりに加え、ずっと人目にさらされずっと残る。これがいい!
子供にも自慢できますね。
「この家はお父さんが建てたんだ~」のように。
話は変わりますが、創和建設の始まりは、左官屋さんでした。
50年ほど前の話ですが、先代社長が左官屋をやめ建設会社に。
先代社長曰く「中央高速も通りそうだし、ここらで建築屋に…」
その話しを聞いて社員一同「不器用だから左官屋をやめたのかな?」
私もそ思っています。「正解?」
これからの建築業界は…
腕自慢の大工さんと左官屋さんに脚光が当てられそう。
それでは、駅まで徒歩5分の「与瀬のいえ」…おめでとうございます。
外装下地にはエア・パッセージシートを使用。
結露等にも気を使って造ります。
2012年11月22日
藤野の現代民家「森のいえ」…完成見学会12月22日(土)に決定。
藤野のシュタイナー学園の近くに建つ「現代民家・森のいえ」
現在、大工さんが毎日3~4名で毎日頑張っています。
オール無垢材(建築場所で伐採した正真正銘の地産地消)と
自然素材でつくる民家。
最後の工程表では12月20日が最終クリーニング予定
完成見学会は、施主様のご厚意にて12月22日(土)に決定。
あとは、現場にがんばってもらうのみ!
「しかしこの住まい…実際の坪数に比べやたら大きく感じます」
その要因は4つ…(どれも大工さん大変です)
水平・垂直とも遊びの空間がたくさん詰まっている事。
現代民家特有の軒がぐるりと大きく張り出している事。
スキップフロアで住む人の目線の高さを変えている事。
そして最後1番大きなこと、建物の途中で角度を振っている事。
里山長屋と似たような風情を持つこの家は、両家とも
間の林を介して、とても懐かしい風景を見せてくれます。
1軒ではなしえない相乗効果も…。
森・林・里山に抱かれ、遠くに山々のパノラマのポテンシャルは1級品
そこに建つ地産地消の無垢(杉・桧・松)材の現代民家「森のいえ」
馴染むということの素晴らしさが、じんわりと伝わってきます。
家づくりが街づくりに繋がっていくことを肌で感じる事ができる
そんな住まいです。私たちの責任感もふつふつと…。
~実に完成が楽しみです。~
12月22日(土)に綺麗なお披露目ができるよう、現場ガンバリマス。
(弊社の見学会へ来ていただいている方~来月10日ごろメールにて、
新規のご見学の方はぜひ~ご連絡を。)
家だけではなく環境を含め、
皆さんきっと「こんな暮らし方もあるんだー」と思えるのでは?
ペットボトルの再生品…化学物質過敏症の方にも優しい材。
来週は、この「森のいえ」の隣接に建つ「地熱住宅・里のいえ」
の現在をちらっと。こちらも実に楽しい家になっています。
良質な住宅が並ぶと、土地の価格って上がるんですね~。
それは街並みにとって素晴らしいことなんですが…心配です。
2012年11月21日
「ミモザ」or「アカシア」…和材ではないが、素敵なフロアです。
住宅でもっとも大切なパーツ…間違いなく床デス!
杉・桧が多い創和建設の住宅ですが、
もうひとつの特徴…ハードウッドの「ミモザ」や「アカシア」系があります。
「ナラ」等比べ、価格の幅が少なく少し高めなのが難点。
「スパンサイディング」とセットの場合も多い。
適度な無垢の質感とあっさりした家になっていきます。
都心部よりの住宅や、完全な和でない和洋折衷や洋よりの住まい、
もしくは、キズが苦手なお客様のご要望で選択されます。
この床を選ばれるお客様…
壁や天井は純白になることがホントに多いですね。
ラスティックな質感と土足でも歩けるような硬さと合うんです。
建てたい住まいが、アタマの中で決まっている方ばかりで、
ご自分の家・暮らしがはっきりカタチになっているようです。
設計においても、お客様が積極的に参加されるます。
都心のこ洒落たショップにも多く使われています。
雑誌でも、ブルータスに載っているような住宅には多そう。
ペットを飼われている方、暴れん坊将軍のお子様のいる方には
もってこいの床材です。ランドセルを投げても大丈夫の…ような。
弊社でも、今回の長期優良住宅の若いお客様の方々
(相模原・八王子)地域で、コレ使用する予定です。
どういう訳か、この床を選択する方⇒モノトーン!大好き。
☆やはり外観にも、こだわりが感じられます。
一生に一軒の住処…気合いを入れてつくります!