先日、「天然住宅」さんの物件の完成見学会にお邪魔してきました。

内装は床が「くんえん杉フローリング」壁が「快適クロス」「貝てきシックイ」と、いづれも天然素材から出来た材料で仕上げられてありとても雰囲気の良い感じになっていました。

又、一部のタイルはお客様がご自分で張られたそうでとても気に入っている様子でお話されていて楽しそうでした。(自分もお客様に喜んでもらえる家づくりをしようとさらに気合が入りました!)

ということで、本日は弊社の「土壁のいえ」のキザミを見に大工さんの加工場に行ってきました。

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整理整頓された加工場で大工さんの人柄が表れてます。

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                     キザミもきっちりしてます。

まだ土台のキザミですがこれからも楽しみです!

創和「土壁のいえ」 そのうち姿を現わします!

明日(日)より上野原市内において、既存住宅の外柵工事にとりかかります。

現在進行形…里山の土壁長屋「藤野 エコ・ヴィレッジ」の写真もアップ予定。

(お知らせ)

10月17日…シュタイナー学園 学園祭(藤野)

 同 日 …土と平和の祭典(日比谷公園)

昨日、東京平和島にて「オンリー・ワン クラブ」の展示会があり、

会社を代表して見学に行って来ました。


エクステリアで、これから「オンリー・ワン」のカタログに掲載する

予定の物の中で、少し良い物があったのでご報告します。


アルミフェンスの変わりに建てる「無垢注入木柱」と「柱脚」です。

体に害はなく、腐食も少ない。イぺやウリンに比べ木目もしっかり

直接土に埋めても大丈夫らしい…。

シロアリが嫌いな成分を使用しているので、とても安心らしい…?

天然素材の分譲地の外柵あたりに使ったら、かなりいい感じです。


明日は、「竹小舞の土壁のいえ」を弊社の大工さんが真剣に

手刻みをしている加工場へ、施主様と一緒に…楽しみです。


「オンリーワン」諸々の写真を~いつものように!

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明日あたり、弊社の小俣君が「天然住宅」さんの

「完成見学会」の感想を書くのでは?希望的観測。



今夜は、一世を風靡した懐かしの「ボブ・ジェイムス」

「タッチ・ダウン」は個人的には二重丸でした。…心地良し!

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            それでは。



2010年10月04日

創和「土壁のいえ」

今週「創和ネイチャービレッジ」内の「土壁のいえ」

基礎配筋が完了し、検査も、何事もなく合格でした。

雨天が多く工事が思うように、進みませんが、あとひと踏ん張り。


大工さんも、上屋の「キザミ」に入ります。

1カ月後の、「上棟」目指して「フルスロットル」。

弊社は現在、シュタイナー学園さん近くの「エコ・ヴィレッジ」

の新築建物(長屋)の工事管理も任されております。


毎日毎日、外も中もあっちもこっちも「天然素材」に囲まれ、

体が、どんどんキレイになっていくようです。(‐^▽^‐)

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地中梁のラインがくっきり…丈夫な基礎だ~。

明後日、「オンリーワン・クラブ」展示会に行って来ます。

さ~て、どんな物がでてるかな~。楽しみです。

今日は「ケルン・コンサート」もちろん「キース・ジャレット」

「こんなの本物のジャズじゃね~」って言う人もいますが、

「美しく、感動できればいいんです。アタマで聞くな!」

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このところ、「無垢・白洲・ガル・くんえん・漆喰」等について

書いてきましたが、最後にまとめたいと思います。


「本当にいい家」…これは、なかなか勇気がいるぞ!


まず、入口。もちろん設計

間取りからスタートするのではなく、どんな生活をしたいか

どんな風に暮したいか、を起点に置いた方がいいと思います。

間取りから入ると、建物で一番大切な「バランス」が滅茶苦茶

になることがあり、細かいことばかりに目がいったり、

最初のプランからなかなか抜け出せなかったり…少し大変。

そのために、設計士がいるわけで、自分だけで考えるのではなく、

信頼できるセンスと相性のいい設計士を選べば問題ありません。


「ここで、住宅の質の半分は決まってしまいます。」…重要!


次に、構造と外装。今の建物は、無理をしない限り弱くない。

メンテナンスと対シックハウスを考えるとツーバイフォーは避け、

在来工法が望ましいカタチはなるべく長方形にして、

建物の重心と剛心を合致させるようにすると強いです。

よく、1階と2階がバラバラの凹凸建物がありますが、

耐震上あまり丈夫とはいえません。(間取り優先の弊害)

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軒の出も、外装の汚れや雨漏りを考えると大きくとりたいですが

台風を考えると、それに対する補強やサイズアップでコスト増。

ただし、汚れずらい「ガルバリウム」だけは、デザインのこともあり

軒の出ゼロで納めることも必要になってきます。


次に、仕上げ材。とりあえず理想は、「無垢の床板」

壁と違ってリフォームにお金がかかるので、

最初から、少し無理をしてでも良い床を使った方がいいと思います。

「無垢の木材」そのものに調湿力があり、厚いものを使えばとても

柔らかく、温かい。床暖までの温かさは期待できないが、

1年中素足で気持ち良くすごせます。住宅としての格も上がります。

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「無垢材」は「天然の空気清浄機」 夏の暑さ、冬の過乾燥にも

ききめがあり、「くんえん材」であれば、より効果大。


壁は、今まで書いたとおり、「吸湿性・調湿性」の高い

「漆喰・白洲・珪藻土等」を要所に使うとキレイな空気を造れます。


断熱材もコストが許せば、天然素材のカビることのない「ウール」

ベストで、化学物質過敏症のお子様も安心です。

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以上の材は、メンテナンスにおいても大変優秀です。


勝手なことを書き連ねましたが、全てを実現するには

かなりのコストがかかります。(ただしハウスメーカーよりは安価

自分にとっての優先順位を決め、どれをやるかを決めること。

こんな感じで、少しでも良い家になればと思います。

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「本当にいい家」の基準

(個人の好みで違いますが)それは、キッチンや浴室の豪華さでなく

住まいの基本性能の高さと、それを創る職人の真面目さと腕。

そしてなのより、人が暮らしやすく心が穏やかになれること…

にあるような気がします。(普通の答えになってしまった。)反省!


勝手なことばかり並べておりますが、コストの面でも

皆さまの負担にならないよう企業努力してまいりますので

これからも宜しくお願いいたします。






本日は「国産くんえん乾燥木材」について少しだけお話を。


くんえん乾燥木材」とは、字のごとく煙成分での乾燥です。

それも、人体に影響のない無公害のもの~囲炉裏のような。

チップやおがくずを燃料に利用⇒とってもエコロジー


木材内部の「ひずみの均一化」によって、反りずらい、割れずらい、

すきずらい、曲がりずらい、虫がつきずらい、アトピーにもなりずらい。

また、無垢でもしっかり床暖房に対応できます。


機械乾燥と違い、木材特有の調湿効果も失うことはありません。

当然、木材の持つ空気の浄化性能もそのまま。

国産材を使うことにより、山に人の手が入り…言うことなし。

古民家の柱や梁が、囲炉裏のくんえん効果により何百年も長持ち

する仕組みそのままで、とても強い建物となります。


美観も、無垢そのままより落ち着いて、とてもいい雰囲気になります。

強くて優しい⇒言葉だけ聞いていると「ヒーロー」だな!

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↓それでは、弊社の「くんえん乾燥木材」の建築実績から↓

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最初の頃は「くんえん」の匂いでお酒が欲しくなって…。

上記のシリーズは、某建築雑誌にてグランプリを受賞しております。)