今月から提携予定の「地熱・蓄熱」のSRC工法の解説です。

この工法は、床の下に直接「蓄熱層」を持ってくることにより、

(夏)涼しく、(冬)温かい「地熱」をダイレクトに建物に伝えるという

メリットがあり、基礎も強固な支持力を得ることができます。

(自然災害に強い・耐久性と精度の向上が得られる・シロアリに強い

 湿気をシャットアウト・荷重を分散できる・不同沈下や突上げに強い

 振動や騒音が抑えられる・ほとんどの床が耐荷重構造となる)

   そして、大切な一言⇒他の地熱設備より少し安価!

ゴツイ直接基礎で、鉄骨まで入り、その下に蓄熱砂利層がある完全密封

の構造なのだから、上記の利点はあたりまえのような気がします。

とてもシンプルな考え方なので、つくる私たちも安心できます。

(夏)涼しく、(冬)温かくなくても…(夏)暑くなく、(冬)冷たくなければ (笑)

ただ、この書類にはもうひとつ大切な一言が抜けているような気がします。

   それは、「施工が、少しだけ? む・ず・か・し・い」 かな。

創和建設「とりあえずやってみよう」の第3段

                    …(SRC蓄熱工法)の地熱住宅でした。

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今年の夏には、上野原市内にてモデルハウスができます。

(ベストホームさん、地熱の標準装備化を決定~施工はもちろん創和です)

昨年から今年にかけての「とりあえずやってみよう」の4つの目標。

「藤野・自然住宅限定土地の分譲・開発」

「大地を守る会・自然住宅事業部との業務提携」

「地熱装置やOM・そよ風を利用したエコ住宅の建築」

残りの一つは「ピンポイントの地元の木で家をつくること」…問題なさそう。

あとは「骨太のいい家」を創るだけ…

         どんな設備や機能より、ほんとはこれが一番大切なことです。


~ H O N E B U T O ~

先日の上野原の物件の上棟(後日イベントにてご報告)につづき、

第一期自然住宅限定土地「湖のいえ」の最終区画に建つ予定の

「藤野・楓のいえ」の地鎮祭が本日小雨の中、無事行われました。

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楓の家…そう、無垢のメープル材をふんだんに使った住宅です。

野球のバットやボーリングのピンにも使われている堅木で、

繊細で優しい木肌を持っています。色は明るめ。

いつもは、和材は杉無垢・洋材はミモザが多い「創和」ですが、

「無垢の楓」は久し振り。

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(床・建具)が楓。壁はシラス・ビオセラ。天井が杉無垢の予定です。

背の低い平屋ということで、とてもシンプルで小奇麗な感じの家に

なると思います。スッキリ仕上げることを心がけます。

ちなみに、屋根はガルバ。外壁は高千穂さんのそとん壁の予定。

木材は、「大地を守る会」推奨の協和木材さんから仕入れます。

(この材木屋さん、福島の原発から100キロ離れていますが、

        同じ県内ということで、ガイガー・カウンター装備です。)

むき出しの化粧梁がちょうどいい迫力…協和さん楽しみにしています。

この建物をもって「自然住宅限定宅地…湖のいえ」の一期工事が

全て完了致します。皆様のご協力で「自然住宅」がみごとに並んで、

とても素敵な雰囲気になるであろうと、今から楽しみです。

途中、ここに自然住宅を望まれない2×4等のお客様がお見えになり、

泣く泣く数名のお客様をお断りしたのを懐かしく思い出しました。

(その時は、この先誰も来てくれなかったらどうしようと

                   心が折れそうになったこともしばしば。)

ひきつづき「風のいえ」もすこしづつ始まっていきます。

やはり「自然住宅」の縛りをキッチリ設定させていただいており、

そのうえ「風のいえ計画」は外構まで規制…グルグル巻き状態?(笑)

ただし最後は、お客様に喜んでいただけるのかなと勝手に思っています。

全ての建物が、それぞれの個性を持ちつつ自然の中で調和する。

 

 あ――――――――――――ほんと建築やってて良かった!

来週は、津久井産材の打合せで井上さんの加工場にうかがいます。

うまく軌道にのっていければ、本当の意味での「地産地消」ができます。

「地元の木を使って地元の職人さんで家をつくる。」…ジモティ最高。

そういえばこれから「浜岡原発」どうなるんだろう…中電さん早い対応を?

(東電の試算によると、家庭の努力で310万キロワット節電可能らしい)

物語が生まれる部屋…今月号のブルータスより。

(世の中には、いろいろなことを考える人たちがいる)

淡路島の高台に建つ小学校…廃校になり現在は?

ものづくりのプロたちが集う「ノマド村」に再生。

陶芸家・家具職人・写真家・作家など…。

彼らが何故この廃校に住むと決めたのか?

自然の中で暮らした経験をもつ彼らには、

都市に住むことは考えられなかったこと。

そして、風景(土地柄)と住人(人柄)が

素晴らしかったこと。人が集まりやすいこと。

こんなことが書いてありました。

「校長室がキッチン、職員室がリヴィング、教室はというと、

 寝室だったり子供室だったりする…子だくさんでも心配なし。」

読んでいるだけでとても楽しく、映像として目に浮かぶようです。

(でも住みたいかと言われると、即座に首を横に振りますが…。)

なぜ、この記事が目にとまったかというと、

私たち(弊社のスタッフ数名)の「藤野の小学校」が数年前に廃校になり、

これからの利用方法が取りざたされているからで、

卒業して30年以上経っているとはいえ、良いカタチで

生まれ変わってくれるといいなと、考えていたからです。

(特に古い木造校舎はそのままに~問題は耐震ですね)

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すでに藤野には、廃校になった小学校の再生の事例が

いくつかあり、その全てがオモシロ楽しく生きています。

牧郷小は「牧郷ラボ」・篠原小は「篠原の里」・沢井小は「やませみ」など…

それぞれが「自然・農業・体験・を柱に(土地柄)・芸術の施設」に再生。

そして次は、昔懐かしい木造校舎と二宮金次郎が自慢の

                            …再生「オブチ小」です(笑)

5月3日(火) 片山右京さんの自転車基地が予定通りオープンです。

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相模原市緑区牧野に「サイクル・ステ―ション 藤野」という名前で

自転車専門のブースが開設されました。

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オープン・セレモニーにでは、右京さんとその仲間たちがフル装備で

…前回ママチャリなんぞとぬかしていた私でしたが、まったくもって、

大きな間違いだったことに気がつきました。(お恥ずかしいかぎり)

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「ツール・ド・藤野」

日本で一番過酷な自転車レース(相模湖を挟み陣馬と丹沢を走り抜ける)

などと外野の私たちはそれぞれ勝手なことを談笑していた数時間でした。

この道路事情で、どこまで実現できるかは微妙ですが、

それによってメイン道路とサブ道路の整備や、景観へのテコ入れなどが

動き始めればいいな~と思います。

(サブ道路は、舗装などしなくても良し…出来る限り自然のままで。

    メディアへの発信力も期待…それにより沿道の美観もキッチリ)

どうも仕事柄「各種イベント事」が街づくりへ行ってしまうのが悪い癖です。

「ツール・ド・藤野の実現」と「しっかりとした基盤整備」…期待してます。

それにしても「なんだか面白そう」というのは幾つになっても楽しいですね。

5月21日と22日には、町中(まちじゅう)で「陶器市」が開催されます。

創っている方や見るのが好きな方…ついでに暇な方、是非お越し下さい。

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     「チーム・右京」のみなさんガンバって下さい。

相模原市緑区名倉にある…とある別荘。

(風と光と山でのネーミング…風光山荘)

建物の両サイドに同じサイズの額縁開口を設け、

庭で腰かけ、たき火をしながら建物の方角を見ると、

建物を貫通して反対側の景色(雑木林)が見えるという

平屋建てのとても楽しい空間構成になっています。

ここで、2度目のメンテナンス…ウッドデッキの塗装。

もちろん、古色染め。やはり南面の変色が大きいようです。

アウトリビングのウッドデッキは、建物をホントに大きく見せます。

「田舎暮らし」には薪ストーブとともに嬉しいアイテムですね。

  今月、クリーニングとメンテナンス工事に入ります。

 (経年変化の素晴らしさを感じます…工務店冥利につきます)

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この建物の特徴は、建物は敷地の割に小振り。

ただし、庭と植栽が充実。奥に見える山や雑木林との位置関係を

上手に利用して、庭の小道を歩いているとその山々が自分の庭

であるかのような錯覚に陥ります。うまくできてます。(自画自賛・(笑))

もっとも、かなりの本数と種類を植えないとこうはなりません。

バックに見える雑木林が写真では上手くうつりませんが…。

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   ↑とにかく広い、田舎だから出来ることですね。

どうか、おいしい空気をいっぱい吸って楽しい連休をお過ごしください。