2011年05月07日
「藤野・楓のいえ」地鎮祭…「湖のいえ」自然住宅限定宅地の大トリです。
先日の上野原の物件の上棟(後日イベントにてご報告)につづき、
第一期自然住宅限定土地「湖のいえ」の最終区画に建つ予定の
「藤野・楓のいえ」の地鎮祭が本日小雨の中、無事行われました。
楓の家…そう、無垢のメープル材をふんだんに使った住宅です。
野球のバットやボーリングのピンにも使われている堅木で、
繊細で優しい木肌を持っています。色は明るめ。
いつもは、和材は杉無垢・洋材はミモザが多い「創和」ですが、
「無垢の楓」は久し振り。
(床・建具)が楓。壁はシラス・ビオセラ。天井が杉無垢の予定です。
背の低い平屋ということで、とてもシンプルで小奇麗な感じの家に
なると思います。スッキリ仕上げることを心がけます。
ちなみに、屋根はガルバ。外壁は高千穂さんのそとん壁の予定。
木材は、「大地を守る会」推奨の協和木材さんから仕入れます。
(この材木屋さん、福島の原発から100キロ離れていますが、
同じ県内ということで、ガイガー・カウンター装備です。)
むき出しの化粧梁がちょうどいい迫力…協和さん楽しみにしています。
この建物をもって「自然住宅限定宅地…湖のいえ」の一期工事が
全て完了致します。皆様のご協力で「自然住宅」がみごとに並んで、
とても素敵な雰囲気になるであろうと、今から楽しみです。
途中、ここに自然住宅を望まれない2×4等のお客様がお見えになり、
泣く泣く数名のお客様をお断りしたのを懐かしく思い出しました。
(その時は、この先誰も来てくれなかったらどうしようと
心が折れそうになったこともしばしば。)
ひきつづき「風のいえ」もすこしづつ始まっていきます。
やはり「自然住宅」の縛りをキッチリ設定させていただいており、
そのうえ「風のいえ計画」は外構まで規制…グルグル巻き状態?(笑)
ただし最後は、お客様に喜んでいただけるのかなと勝手に思っています。
全ての建物が、それぞれの個性を持ちつつ自然の中で調和する。
あ――――――――――――ほんと建築やってて良かった!
来週は、津久井産材の打合せで井上さんの加工場にうかがいます。
うまく軌道にのっていければ、本当の意味での「地産地消」ができます。
「地元の木を使って地元の職人さんで家をつくる。」…ジモティ最高。
そういえばこれから「浜岡原発」どうなるんだろう…中電さん早い対応を?
(東電の試算によると、家庭の努力で310万キロワット節電可能らしい)