2011年05月20日
キッチンのお話し…を少し と 藤野陶器市
先日ご紹介した、弊社がお付き合いしている「大樹の会」さん。
無垢の建具やキッチンを主につくっています。
杉、桧、栗、 など とことん無垢にこだわり、
接着剤・塗装に至るまで気を使った、ものづくりの会社です。
上越(新潟)に工場があり、材は国産限定、
トレ―サビリティもかなりしっかりしています。
偶然でしたが…
「大地を守る会・自然住宅チーム」も推奨しておりました。
今回は、キッチンをいくつかアップします。
来月、見学会を開催させていただく予定の建物でも
同じようなキッチンを入れさせていただきました。
「あればいいな~は付けない。なければ困るものは付ける。」
こんな考え方が、最終的に「エコ」に繋がるのだと思います。
無垢のキッチンの良いところは?
「質感が柔らかく、使えば使うほど風合いや深みが増し、
住まいと同じで再度削ればまた新しくなる。無垢の特権ですね」
創和建設の若い(?)スタッフも、毎日 勉強…勉強…お勉強!
日本全国いろいろな地域にある、こうやって頑張っている
たとえドア一本でも特化した「ものづくりの会社」とたくさん付き合い、
お互い刺激を受けながらアンテナ(視野)を広げていこうと思っています。
「早い・安い・すぐダメになる」ではなく
「普通・適正・なが~く住める」家づくり を真剣に考えていきます。
それでは、そんな「木づくりのキッチン」を…空気が美味しそうです。
明日の藤野は「陶器市」です。 是非お越し下さい。
(町のあちこちでやってます。…写真は静風舎さん)
お気に入りの器が少しだけ…う~ん、カッコイイ!
以上 です。
来週あたりから、「女子部強化月間 復活」かな?…楽しくなりそうだぞ。
2011年05月18日
「大樹の会・Aさん」一年ぶりです。…接着剤は米糊だー!
今日は、一年以上お会いしていなかった「大樹の会」のAさんが、
思いもかけず弊社へ来ていただき、とても懐かしかったです。
土浦から藤野まで、ありがたくもあり、申し訳なくもあり。
以前と変わらず、建築に対する「熱い想い」を切々と語り、
接着剤のこと、放射能のこと、塗装のこと、電磁波のことなど…。
約3時間、皆で膝と膝を突き合わせ楽しい時間を過ごしました。
弊社のスタッフもみんな嬉しそうでした。
木建具はニカワで接着、家具は米糊で接着、塗装は亜麻仁油など、
体に悪い材は出来る限り使わない姿勢は今も変わらず、
★★★★をヨシとしない考えも昔のまま、栗に対するご意見もいただきました。
是非、オール栗材住宅をつくってみたいですね。…今年!
今日いただいた一枚の紙にこんなことが書いてありました。
…Aさん設計管理のお客様のお礼状の紙面の抜粋。…
「仕切らず、オープンに設計していただいて、
今は、みんな健康、仲良く暮らしております。
掃除は、ホウキとゾウキンだけで十分。楽しいですね。
電気のアンペアも今は30Aです。(笑)」
なんだか ほんわか いい塩梅 いい加減
「いい加減」、ほんとはいい言葉ですね…。
この人がいる限り安心して「木建具やキッチン」は頼めるな…
と改めて実感した一日でした。また、来て下さいね。
千葉大/柏の葉 (高千穂さんと大樹の会さんの作品です。)
ちなみに、創和の自然住宅の内装ドアはほぼ全てがここの製品。
(見に来られるお客様方にとても評判がいいです。)
「大樹の会」…(故)笹野さんの意志を継ぎ、とてもいい会社です。
そのうち、「創和建設~大樹の会~高千穂」ラインで、
おもしろそうな企画を是非。宜しくです。
明後日は地熱住宅のモリヤマさんが来社予定。こちらも宜しくです。
2011年05月16日
「地産地消の住まい」…神奈川県産材(津久井産材)住宅の木材視察
今日は、相模原市緑区名倉の「風のいえ・プロジェクト」で計画している
「津久井産材利用」の材木の視察に「青野原」へ行って来ました。
本当の「地産地消」を目的とした材木選び(藤野でないのが残念)です。
名倉地域の材もどこかで使いたいと思っています。(古民家の材と一緒に)
施主様・設計事務所をはじめ、創和建設のスタッフや中村棟梁も集合です。
「青根・青野原・串川地区」は素性のいい材木が手に入る地域で、
どうにかして、その地の材木で継続して家が建てられないかと…
特に「杉・桧」等がどれだけ使えるか確かめるための視察です。
結果は、弊社の棟梁が太鼓判を押すほど二重丸でした。(笑)
間伐材を含め、真直ぐにのびた杉や桧がたくさんありました。
「間伐材と林業~現況として林業の採算が採れないことにより、
森林まで不健康になっている。間伐材の有効活用によって、
次世代へ繋がる持続可能な循環型社会を目指す。」
ちょっとえらそうで、漢字が多めの文章ですが、
製材所の皆様は口をそろえて、次のようなことを言います。
「この木材は日本の他の土地に負けてない。だから、運送費の
かからないこの材を使ってもらう。何十棟も建てるわけではないから
素性のいい木も吟味して出荷できる。最終的に山が綺麗になる。」
良い木があるから、地元で建てる。間伐利用など、数は少ないが
あたりまえにやっているから言える言葉ですね。
創和の大工の棟梁も
「これだけキレイに詰まった材なら、(杉・桧)共、化粧でも文句なし!」
この一言で、藤野駅から徒歩12分程度にある「風のいえ」の方向決定です。
ひ と 安 心
「国産材」⇒「神奈川県産材」⇒「津久井産材」…と職人さんを含め
~ホントの意味での「地産地消の住まい」になりそうです。
7月頃より着工です。
今日、関戸棟梁より素敵なプレゼントをいただきました。感動!
大工さんの道具はこの(墨つぼ)にしても(カンナ)にしても綺麗です。
創和の打合せ室(応接間がないので)に、大切に飾らせていただきます。
2011年05月14日
「藤野・甲州街道の蔵 竣工」…たかが倉庫、されど倉庫
2011年05月12日
八王子の「ウッド・フェンス」…K様・これでいかがですか?
ご連絡で、ここ使っちゃいます。
(今回工業会で表彰を受けた建物の一つ~ガンメタの家)
柱は腐食を考えスチール埋込み(30角)~黒塗り(ガンメタ近似色)
桟はデッキに合わせ~サザンイエローパイン(キシラ塗り)
納まりは他社さんのを参考にさせていただきました。
高さを800くらいに抑え、均等割りではなく、間を空かせます。
フェンスと門扉と花壇の桟の位置を…高さを変えて面白くしましょう。
この横桟 手すり側は、上部1段(または2段) 下部2段(H900)
門扉側は 上部2段 下部1段(または2段)~高さは手すりと同じ
花壇側は 上部1段 下部1段(H500)または2段(H700)でいかがですか?
なんとなく、完成形をイメージしてください。現地にて実物で説明します。
(一生懸命 生きている花を荒らす輩は … 天誅ですね!)
「風のいえ」プロジェクトの開発が終わりました。あとは、役所の検査待ち。
「藤野の蔵」も完成です。これもあとは、役所の検査待ち…です。
近日中にご紹介できると思います。