2012年02月28日
「藤野・風のいえプロジェクト」…3軒の現況です。
昨年からすすんでいる「藤野・風のいえ」
現在3軒の住まいがつくられています。
● 地熱利用の自然住宅
この家は以前この地に建っていた古民家の古材も
積極的に利用しております。コストのためではなく、
捨てるのが可哀そう…惜しいというお気持ちから。
この古材もこの家に再び参加できたことにより、
少なくとも120年の寿命が確保されたことになります。
その他「仕掛けのたくさんある」楽しい住まいです。
● 伝統工法の木組みの住宅
この家は手キザミの木組みの家(小舞土壁)です。
3人の棟梁が力を合わせここまできました。
地熱の家とともに、土間には藤岡瓦を敷きこみます。
屋根熱(太陽熱)利用の「そよ風」のため、
屋根は瓦とガルバの2重になっています。
落ち着いたたたずまいの住宅になっています。
● 小舞土壁の平屋の住まい
先日もお知らせした伝統住宅。
3月初頭の上棟を目指し、コツコツ刻んでいます。
上記の2軒と同じように、神奈川県産材(相模原材)
ほんとうの地産地消の住まい。
化粧の材木を刻んでいる様子です。
木組み・平屋・深い軒…いい日本家屋だ。
● 4軒目の「風のいえ」
現在「基本設計」に入っています。
先日のお客様とのお話では、想像より早めにあがりそうです。
このブログに書かせていただくのは5月頃かな?
1生に1軒の住まい…竣工までモチベーションを保って下さいね。
ビオフォルムさんと素晴らしい信頼関係が結ばれているようです。
いつもながら、遠足の前日の子供のようにドキドキです。
500坪の土地にこの4軒が散りばめられ、そこに自然な植栽が…。
1年後にはどんなコミュニティーが出来ているのでしょうか。
た・の・し・み・で・す。
2月も仕事のブログばかりになってしまった。
3月はアタマをもっと春にしてノ―天気に…!
2012年02月27日
妻との待ち合わせはいつもこの映画館、そしていつも「ローマの休日」を観てました。
思 い 出 は こ こ か ら
先日のお客様から聞いたちょっといい話。
そのお客様の故郷にある古い映画館「旭座」。
この大型シネコンの時代に、信州で今でも立派に営業をしています。
お話しを聞きながら「ニュー・シネマ・パラダイス」を想い出しました。
その日の夜にうれしくなってすぐに調べて(ニッコリ)です。
そこには、シネコン慣れしている私たちが、どこかに忘れてきたような、
そんな懐かしい風景がありました。
映画を観ることが、とても贅沢だった時代。(街の真ん中にありました。)
大人も子供たちも、目がキラキラ輝きスクリーンを見つめ…
映画館…そこは特別な場所。そして少しだけ大人にしてくれます。
伊那・旭座 の 空気をあらわす言葉をもうひとつ
~親父と初めて観にいった映画は「ブルー・スリー」でした~
皆さん、ホームページを1度見て下さい…和みますよ。
2012年02月25日
薪ストーブで「おうちごはん」…ファイヤーサイドから鈴木さん
薪ストーブのある暮らし
(来月の住宅完成見学会の大きな協力者のお一人)
相模湖の鈴木さん…薪ストーブ料理のスペシャリスト
ファイヤーサイドで楽しい(コラム)コーナーを持っています。
先日、打合せでお話して、以前からお会いしている
ご主人さんとともに不思議な空気感や世界観を感じます。
「こんな人がすぐ近くにいたんだな~」 これ感想です。
今回の(季のいえ)見学会の大きな柱
●津久井・相模湖に自然住宅のスモールコミュニティをつくる。
●大地を守る会さんに相模湖・津久井にも目を向けていただく。
●一人の建築家によるトータルプロデュースで統一感をだす。
●移住の方だけではなく、地元の方にもっと知っていただく。
などなど、そしてもうひとつ大切なこと
●薪ストーブのある暮らし ●薪ストーブでつくる料理
「薪ストーブ」という言葉だけで、楽しい映像が浮かんできます。
3月20日の見学会では、薪ストーブと料理に主役の座をとられそうです。
今回の薪ストーブは「バーモントキャスティングス アンコール」。
時期的に薪ストーブのありがたみが少なそう…ちょっと心配?
ファイヤーサイドのサイトを覗いてみて下さい~こんな楽しい暮らしが
↓ちょっとお借りして、津久井産チリコンカン~美味そうだ!鈴木さん。
こんな所に こんな人が 身近にもいますね~ 楽しい人達が
☆本日、半年前から設計に入っている「宮が瀬の自然住宅」が
契約となりました。着工は4~5月くらいかな?
☆映画「第4の革命」…藤野電力主催で上映会決定!
それも自然エネルギー100%で~エコ・エコです。
2012年02月24日
プロジェクト「相模湖・季のいえ」…2軒目の設計が始まりました。
3月の見学会の次の「季のいえ・プロジェクト」の設計が始まり、
まだ途中ですが模型が上がって来ました。
(大地を守る会・自然住宅事業部さんとのプロジェクト事業。)
遠くから相模湖の地に移住して下さるお客様に感謝です。
細部に関しては、設計が煮詰まったところで了解を得てから
公開したいと思います。
内外装とも「大地を守る会」仕様にのっとり、体と地球に負荷を
かけない材を選択し、仕様決めになる予定。
ただし、コストバランスを守りつつ最終決定になります。
この「相模湖・季のいえ」はコストバランスが大きなテーマでもあり、
その他に電磁波に留意した住宅づくりも考えています。
試作模型は、総合プロデュースの池辺さんからお借りしました。
山田さんと同じく現在は「大地の建築家」の一翼を担っています。
模型を見ただけでは、いたって普通のたたずまい。
ただし無垢満載の一味も二味も違う家になります。
このあたりも(意外性)見せ場の一つです。
☆明日より創和建設(土木部)、八王子の造成工事着工です。
2012年02月22日
「風のいえ」…もうひとつの小舞・土壁の家
昨年より、総合計画にて少しづつ造っている「風のいえプロジェクト」
現在は、4月の完成を目指して2軒の住宅が仕上げに入っています。
(地熱や太陽熱を利用しながらの自然住宅)
今日ご紹介するのは、「風の家」の3軒目…小舞土壁の平屋住宅。
来月の上棟に向って、大工さんが真剣に刻んでいます。
(シンプルな中にも大胆さが感じられる設計になっています)
ここも他の建物と同じように、地元「相模原」の木材を利用します。
弊社の監督と棟梁が時々確認・打合せに訪れ粛々と…。
この建物が、105坪の広い敷地にどう映えるのか?
藤野の中でも、「芸術の小路」の入り口に面し、かなり目立つ土地。
いつもながら…私たちの方が楽しみです。
ご協力をいただいている
ビオフォルム環境デザイン室さん・スタジオikbさん・大地を守る会さん
そしてこの建物の施主であり建築家でもある・きなり舎さん・
これからもよろしくお願いします。
それにしてもここの4軒…当初の想像以上(数倍)です。
相模原市緑区名倉という土地(藤野全体がそうと言えますが…)
昨年の「里山長屋」をはじめ、この利益追求の時代では珍しい町。
10年後には、この里山がどんな景観になっているのだろう。
どんな人達が地元の人達と共存しているのだろう。
「500坪の土地があれば、10軒建てよう!」…こんな…
大規模開発デベロッパーやハウスメーカー・パワービルダーの方々
ぜひご遠慮願います。勝手なことを申してごめんなさい…です。
「10年経ってもこのあたりの資産価値って、落ちないんだろうな~」
☆人が家をつくる…その場所の自然や景観を壊さないように。