2012年03月24日
創和「風のいえ…小舞土壁の平屋」 上棟しました。
3月19日(月) 天候~曇り 建て方人工13名
相模原市緑区(旧 藤野) 創和・風のいえ自然住宅限定土地内
[小舞土壁の伝統住宅] が上棟しました…平屋です。
両隣は、地熱住宅とやはり土壁の中2階を持つ伝統住宅。
建った印象はというと…実際の面積よりかなりデカイ感じ!
(大きな屋根と深い軒の出、または高めの階高の錯覚か?)
全体的には、雨宿りできるくらいの軒を持つ和の趣。
シンプルな形の中、化粧の太い柱や梁が際立ち、
骨組みを見るだけでもとてもゾクゾクしてきます。
設計もされた施主様のご希望がたっぷり詰まった家。
平屋にしていただいて…ありがとうございますデス。
それにしてもこの「風のいえ」…どの家も凄すぎる!
今年の夏頃には完成する予定(?)です。
(土壁の乾燥にも若干左右されます。)
これからの家は、地震や老齢化だけではなく、
街づくりにおいても、平屋がもっと評価されるべき。
階段の位置取りで悩まないので、自由な設計も可能になります。
●4月の構造見学会・完成見学会、よろしくお願いします。
2012年03月21日
相模湖の自然住宅「季のいえ」…完成見学会終わりました。
相模湖・寸沢嵐の自然住宅限定土地 「季のいえプロジェクト」
この1軒目の完成見学会が無事終了しました。
ご協力をいただいた皆さん、誠にありがとうございました。
● 大地を守る会・自然住宅チーム さん
● スタジオikb・池辺さん
● 藤野電力・小田島さん、鈴木さん
● 日暮らしヒュッテ・鈴木さん
● 冬樹庭園・田畑さん
● 広告デザイン・黒瀧さん
● そしてなにより小川さん
~いろんな方々の才能と愛情が結集した家づくり、そして出会い~
午前・午後合わせて約50組近い方が来られました。
藤野電力へ異常なほど興味を示された方もおられ、
自然住宅だけではない、いろいろな仕掛けを含め、
とにかく「手の届く価格設定で、楽しい家を…」大大大成功です。
この家、夜は夜でとても雰囲気があります。
●そしていつもながら、見学会へご参加の皆さんありがとうございました。
もうすぐ、お隣りの大地の会員さんの住宅が着工です。
↓住宅の完成写真と見学会当日の薪ストーブクッキングの写真を貼ります。
それにしても鈴木さん…薪ストーブ料理、美味すぎ!
シンボルのヤマボウシ…さりげなく堂々と
杉・杉・杉…全てが杉で造られた住まい
木製の造り付けキッチン…実に柔らかい
このスケルトン感…これでもこども部屋(不思議)
人がいてこそ映える家…これが自然住宅の良さ
アンコール(薪ストーブ)も1日中大活躍でした…楽しそう
次回は、
4月7日 (土) 「風のいえ・地熱住宅完成見学会」でお会いしましょう。
ここは、現在1階の土間に敷き瓦を伏せてます。う~ん、素晴らしい!
2012年03月08日
相模湖「季のいえプロジェクト」完成見学会のお知らせ…薪ストーブのある暮らし
相模湖(季のいえ)の自然住宅完成見学会…薪ストーブのある暮らし
●期日 3月20日(火・祝日) 10:30~15:30 に開催です。
無垢いっぱいの[間取りではない暮らし方]を意識した住まいになっています。
体や環境に負荷をかけない、ほぼ自然素材のみで造られた家です。
国産無垢材・白洲壁・木製キッチン・ウッドデッキ・薪ストーブ…等々。
とくに今回は、薪ストーブ料理の実演という幸せなオマケ付きです。
東電さんが×な時でも、ちょっとガンバってくれる(ミニエコ発電)も設置。
一粒で二度おいしい(グリコ)みたいな住宅見学会になりました。
薪ストーブの機種は、世界で最も薪ストーブ料理を得意とする
「バーモントキャスティングのアンコール」が設置されています。
「シンプルであまりコスト高にならず、小さく建てて大きく住もう」を合言葉の、
1人の建築家の総合プロデュース分譲計画・4軒のうちの1軒目。
~個人・ご家族・ご近所との繋がり…全てに光をあてた柔らかな家づくり~
お庭には、シンボルツリーの(やまぼうし)と果物のなる樹(ブルーベリー)が
このお宅の個性を主張するように植えられます…もちろん畑も。
4軒が建ったあかつきには、(やまぼうしの家)とか(ブルーベリーの家)とか、
どちらかの名で呼ばれることになるのかもしれません。
お隣に建てる方…何の樹を選ばれるのでしょうか?(もちろん別の樹で…)
このように、2本の樹を植えさせていただいております⇒無料の必須科目。
(何故って~こうでもしないと、皆さん樹を植えて下さらないから(笑))
大地を守る会・池辺さんや藤野電力・相模湖の鈴木さん・ブロス・高千穂・
冬樹さんなどたくさんの方々にご協力をいただいての実現です。~楽しいですよ。
詳細はイベント・ニュースまたは以下の通りです。(見学会の直前にも載せます)
ご参加無料です…ぜひ(土地探し・家づくり)のご参考にしてください。
もちろん、いつものように変な勧誘等はいっさいありません~ご自由に。
ただ、自然住宅(自然に暮らす)の心地よさだけは感じて帰って下さい。
春分の日、相模湖のjマートの上(帝京大学の下)でお待ちしております。
↓チラシ 見て下さい。(千客万来です)↓
☆やわらかな薪ストーブの火を囲んで、みんなで語り合いましょう☆
参加のご連絡は創和建設の原まで…当日いきなり来られても歓迎です(笑)
自然住宅や自然エネルギーの暮らし、相模湖の地でぜひ体感してください。
2012年03月07日
相模原市緑区吉野「高台のフラット35s 住宅」着工しました。
藤野駅から少し東に、吉野という(昔)宿場町があります。
そこの高台に建つ予定の「無垢スギの自然住宅」
フラット35s を利用することで、ちょっと自然から離れますが、
柱・梁・床・額縁 等、出来る限り無垢を残した住まいになります。
地元の方の住宅で、窓から見える相模湖の東岸の景色が秀逸。
上棟日は決まっていませんが、また公開させていただきます。
吉野の甲州街道沿い…ここ数年で舗道が広がります。
(今、半分くらい?)
国道が広がり、緑が植えられ、そして良い景色が造られていきます。
このまま、相模湖畔をぐるっと1周できれば楽しそうだな~。
どんどん、どんどん 木を植えましょう!
ちなみに今年からこの吉野には「シュタイナー学園高等部」が開校されます。
2012年03月06日
「20年~30年たっても飽きない家」…「ほ~」みたいな家
家づくりで一番大切なこと…長い間飽きない家であること。
私たちのまわりでも、同じデザインや色使いで、
悲しいかな、その家の建てられた時代がわかってしまう。
家の時代というより、同じ家が並ぶので街の時代がわかります。
たぶんその当時は、流行りであり最先端であったのだと思います。
これが曲者で、そうすると~飽きるんですね、これが。
30~40代の方々がそこに住み始め、皆が同じような家をつくる。
そして、同じ家の塊が狭苦しそうに並ぶ。
(石目調のサイディングや南フランスみたいな家がその代表かな?)
同じデザインだから、飽きるのも早い。人より早く歳をとる。
建てた時代がわかるというのは、そういうことなのかな。
造っている私たちも、当時は気が付かなかったこともあり、
普通であることがつまらなく感じる時代があったのも事実。
ほんと何事も持続可能って難しいです。
同じことばかりやってられないし、少しでも前に進みたいし、
進んだつもりが後戻りだったり…う~ん。
飽きない住宅ってどんなん?
オーソドックスであり、派手ではないこと。
それは、デザインや色使いを含めて。
オーソドックスというのは、無個性ということではなく、
落ち着いているということで、立派に個性は主張する。
そう、そこそこの素材で主張するんですね。
人と同じくらいのスピードで歳をとってくれるような素材で。
外断熱などの付属品で、もっと大切なものを犠牲にしてしまう。
北海道に住んでいるわけではないので、お日様の恩恵さえ
少しもらえれば、そこそこ暖かい生活が送れるのに。
それには、上手な設計が必要ですが。
(田舎の切妻の塗壁や、都会の片流れの木とガルの混合)などは、
現代では「定番」と呼べる家づくりになっています。
塗りの家や木の家などは、何十年・何百年も定番になっています。
そんな「定番の住宅」が並んだ、程々の街並みは悪くない。
「ほ~、この街並みいいね」
家は買うものではなく、造る(創る)もの。
皆さん、「ほ~」の家…たくさんつくりましょう。
「へ~」の次の「ほ~」でした。