「小林クリニック」さんの改修工事が完成

JR藤野駅前の2階に開業予定の小林クリニックさん

シュタイナー建築の設計者(岩橋さん)によるデザイン。

大きいとはいえない箱ですが、その限られた空間の中で

カタチだけでなくテクチャーと色彩で真剣に楽しく遊んでいます。

いつも言っている「新築時には色は少ない方がいい」

という言葉がこの建物には全くあてはまらないようです。

開け放ったメインドアから覗くそれぞれの部屋の雰囲気が

玄関ホールから見た私たちにも伝わってきます。

そう遅くなくオープンしていただけるとは思います。

白やグリーンの多い病院の中でも、ここはとても珍しい。

もう一つの特徴…壁に直角・鋭角が少なく、

                鈍角の壁に囲まれていること。

こちらにお越しの際は、身体を見てもらいながら内装も見てください。

シュタイナー建築(?)の楽しさ・不思議さが体感できます。

ちなみに、小林さんは小児科専門の女医さんです。大人はダメ!

  
  
  
  
  
  

今年、最初のブログが「田舎暮らしの本」のシュタイナー学園特集

そして今回のブログが小林クリニックのシュタイナー建築について。

 今年のアタマは、シュタイナー学園の関係で始まりました。

☆昨年の大みそかは、久しぶりにたまには家族で紅白を見ようと、

前日近くのスーパーに「コロナビール」と「ライム」を買い出しに。

(ビンで飲む、メキシコビールの大雑把さが昔からけっこう好きで)

しかし最近のスーパーは悲しいかな「コロナ」が売っていない…。

ないと余計に欲しくなるのが人間。当日かなり遠くまで探しに行っても

結局なくて残念…来年はきっちりと準備をしておこう。

夜は(あまちゃん)のこ芝居にクドカンの凄すぎる才能を感じ、

得をした気分に浸りながら大晦日を満喫…ちょっと幸せ。

                          しかしコロナは癖になる!

「相模湖・千木良の家」…古民家リノベーション!

神奈川県相模原市緑区千木良の古民家。

「康の家」を無事完了した中村棟梁が次にとりかかる工事は、

相模湖に建つ古民家のリノベーション。

高尾・相模湖・藤野・上野原・大月地区は、田舎に行けばいくほど

楽しい古民家があります。伝統工法の重要文化財に指定されている

建物もある。甲州街道の宿場町だったからか、開発工事が市街地

に比べ遅れていたからか?蔵や長屋門などもちらほら残ってます。

この相模湖・千木良にある住宅も、丁寧な仕事でとても良質。

この家の雰囲気を壊すことなく狭い範囲でリノベーション。

無理して改修範囲を広げると密度が薄まってしまいます。

玄関・リビング・ダイニング・キッチン・屋根や樋、そしてポーチと

エリアを絞っての改修・リフォームです。

先日の道志村の建物と一緒で、やはり元がいいとリフォームは難しい。

さあ、今年の改修工事の1軒目が古民家…みんなで気合をいれましょう。

浅川棟梁も参加…平均年齢ちょっと高めの名人2人でつくる「千木良の家」。

創和建設の「古民家のリノベーション」のお手本になるように、

                     「相模湖・千木良の家」…お楽しみに。

☆もうひとつ…雑誌のご紹介⇒「Turns・ターンズ」

IターンやUターン、そして町おこしの若者たちについて書いてあります。

最近では、長野県下諏訪の町が楽しく取材、掲載されています。

空き家率がゼロという、この時代では珍しい右肩上がりの元気な町。

すべては…人、それもこれから時代を背負っていく若者たちのチカラ。

個人的には、青森県八戸の怪しい居酒屋の夜の風景もニッコリなんですが。

(以前ここでも書いた、モンキーマジックのプロモーションビデオのロケ地)

         
   

  この雑誌は、地方と若者を応援してくれています。

今、1番大好きな雑誌なんですが、もう少し若いときに出会っていれば、

考え方が少しはまともになったのでは…とにかく難しくなく解りやすい。

(バックナンバーもとても面白い記事が多いので本屋さんでどうぞ)

雑誌「田舎暮らし本」に掲載されました!

あけましておめでとうございます。

年が明け、これから始まる1年を新たな気持ちで迎えています。

今年の創和建設・建築部の最初のブログは雑誌掲載のご案内。

昨年暮れに取材を受けた「田舎暮らしの本」の2月号(12月28日発売)

いつものごとく「神奈川県相模原市緑区」の後に「藤野地区」限定の

候補地になっています。大きな相模原市のたくさんの地域の中で

藤野限定というのも、住んでいる私たちにとってはとてもありがたいことです。

これも情報発信をしていただいている観光協会やまちづくり大好きな地元の

皆さんのおかげだと思い感謝しています。

今回「田舎暮らし本」の藤野特集は、

藤野&シュタイナー学園&(ちょっと小さめに創和建設も掲載されています)

暇があったら読んでみてください。だいたいの本屋さんには置いてあります。

(わたしは、そそくさと年末に高尾の本屋さんで購入)

     
       
       
        ここは、そんなに田舎でもないしな~、

        電車・高速・インフラ含めて便利な田舎。

        無理をしないで田舎暮らしが味わえる。

        (出まわる土地が少ないのがたまにきず)

☆もう1冊…今月号の「住む」は、平屋の特集

この雑誌はとてもためになります。今回は特に「平屋」ということで(笑)です。

小さく建てて大きく暮らす。余計なモノをもたないシンプルな暮らし…。

「平屋のすすめ」~平屋の暮らしのいいところがたくさん書いてありますよ。

創和建設の「連」の企画にジャストフィットです。「住む」の紹介は後日。

そして1月は、この「連のいえ」の見学会のことが頻繁に出てくると思います。

正月明けの見学会は参加者が少ないのが常なので余計に宣伝するつもり。

これからも「とりあえず、やってみよう!」のゆる~い覚悟で…、 

            本年も、どうぞ「創和建設」をよろしくお願いいたします。

オ・ワ・リ…ハ・ジ・マ・リ…また明日!


最後の最後はいつもの通り…来年の抱負など。

毎年のように「来年こそは」と思って、叶うことはスズメの涙。

今年も同じで来年こそは…

1.創和建設の建築部のサイトを心機一転新しく

2.自然素材のリフォーム部門を立ち上げる

3.不動産部の充実と都市部への参入

4.自然住宅のプロトタイプを考える

5.作業場の縮小と営業部門の拡張

6.里まちネットワークを成功させる

7.他にも草の根活動で参加できる事を探す

8.土地プロジェクトの小型住宅バージョン

9.(オマケ)仙台のジャズフェスに泊まりで行く!(近場で荻窪でも可)

いつもとあまり変わり映えしない…ずっとこんなんだろうな、です。

やりたいことがあるという事はいいことだと無理やり思い込んで、

自らを納得させているここ数年です。特に9番。

ありがたいことに今年も昨年と変わらず25軒の新築に携わることが

できました。そしてその大半が地産地消の無垢住宅というありがたさです。

ただ、来年は増税の関係もあり、どうなんだろうと小心者の心配はつきません。

「木の家づくり」で、度々壁にぶち当たることもあります。

お客様の望まれる若干お洒落感がある家には、無垢の多さが邪魔になるようで、

それを解消するためには、晒しの木の量を少し減らして自然素材で仕上げる。

それが行き過ぎると派手さとチープさが露見してしまう。建築って難しいですね。

(ここには、既製品の綺麗さが仇となり偽物はやはり偽物・つくりもの、

  本物の無垢材には足元にも及ばないというまぎれもない事実があります)

お洒落さと派手なだけのチープさ…その境目が実に難しい。

そして十人十色の家づくりへの想いは、施主・設計・施工の3者が解りあうのに

言いたいことを素直に伝え、相手の言葉を素直に聞くことが大切なんでしょう。

お客様も、参考にするハウジング雑誌やインテリア雑誌には注意。

(基本的に、紙質のいい建築雑誌の方が良質な建物が掲載されています。)

現在工事中の日野・町田・八王子・相模原・上野原の新築や改修の物件も

来年4月頃にはすべて完成、若干工期の遅れでご迷惑をかけていますが、

これも施主の皆さんのおかげという事を肝に銘じてみんなで頑張ります。

1年を通してメイン・サブを含めて14人の大工さんが活躍してくれました。

その他の職人さんもお互いに競争意識をもって取り組んでくれています。

これからもきっちり造ることを何よりも考えている職人さんと付き合います。

そして毎年・毎月・毎日のように思う…

施主さんに、選んでもらえるような建設会社・不動産会社を目指す。

来年も、立川・武蔵村山・あきる野・昭島・八王子・相模原・上野原・道志・北杜

のお客様からもお声がかかっております…最大限マックスの感謝です。

(この中には、打合せや設計に時間がかかることもあり、

   お声がかかってから着工1年後という長いスパンの建物もありますが…)

また、弊社の特徴である設計事務所さんからの紹介物件も…喜んで!

幕張・六本木の「大地を守る会」さん、目黒の「天然住宅」さんとの関わりも

来年以降も前向きに、そして大切にしていく所存です。勉強も兼ねて。

それでは、来年も創和建設㈱よろしくお願いいたします。

☆とりとめのない文章になってしまいましたが、

最後はいつものようにバカ騒ぎのジャズアルバムで締め!

  

  エリック・ドルフィー(ts)&ブッカー・リトル(tp)

       アット ザ ファイブスポット!

とてもカッコよく、とても激しいライブです。E・ドルフィーだけでなく

3か月後にこの世を去るブッカー・リトルの♫魂の音♬がします。

デジタルでは出せないセピアカラーかモノクロのアナログ音色。

調和のなかでのせめぎ合い、まさにオールドジャズの神髄だ~!

     (♪~♫…♬…♪~♪  生身の人間の息吹)

くれぐれも、創和建設(不動産部・建築部・土木部・設計部)を

引き続きよろしくお願いいたします。

最後に、皆様方のご健康とご多幸を深くお祈りいたします。

そして…宝くじがでっかく当たりますように…ふ~…ではまた来年。

                               創和建設㈱ 一同

神奈川県秦野市「北矢名の家」…竣工!

弊社かtら1時間神奈川県秦野市の山裾に建つ「北矢名の家」

八王子の建築家「エヌプラン・システム」の並木さんの設計

この事務所は私もよく行っている八王子市大和田町の住宅街の中、

お洒落な白い外壁の目を引く平らな箱。素敵なな事務所ですね。

分譲住宅オンパレードの八王子市内にあって、注文住宅のみという

路線を頑固に貫いているようです。

白い壁で色が少ないという並木さん独特の雰囲気を持っています。

木目・年輪・節をあえてあまり目立たせづ、程々に抑えた設計を考えて、

お客様の意向になるべく沿うように描かれています。

そして今でも頑固に手書きの図面にこだわっています。これ凄い!

「建物はカタチが半分」という方もおられますが、

               この「秦野・北矢名の家」は、まさにその通り。

たぶん、どんな仕上げになっても、それなりに見栄えがする家になる。

それは仕上げる前から、なんとなくわかっていたことでした。

2つの建物が鈍角で組み合わさり、とてもいい感じです。

シルバー・ガルバリウムと無垢のピーラ材の組む合わせも…。

ただし、市の規制がなければ施主様は白壁にされたかったようです。

色彩計画をはじめ、このように住宅規制が多いこの地域ですが、

年内ぎりぎりで工期に間に合った「秦野・北矢名の家」竣工です。











土間&外構が施主様セルフビルドのため…また後日。

今年の最後の完成物件

森林の街…秦野市北矢名 のハンモックハウスの完成です。

相模原市⇒清川村⇒愛川町⇒厚木市⇒秦野市

この宮ケ瀬ダムを挟み、大山を眺めながら道もひとまず終わりです。