2014年01月29日

「名倉・榛(はしばみ)の家」…基礎完了です。

相模原市緑区名倉「自然住宅・榛(はしばみ)の家」

通常ですと「藤野の家」か「名倉の家」という名前になるのですが、

この地域には里山長屋やシュターナー学園もあり、

あまりに無垢住宅・自然住宅が多く点在しており、

「木の家」の住宅密度がじつに高い地域になっています。

だから「名倉の家」というわけにはいきません。(烏滸がましい)

そんな関係で、もともとそこに生息している榛の樹から

                    名前をいただきました。(施主様命名)

このとんでもなく素晴らしい環境の中「榛の家」の大きな基礎が完了。

特に、西側の眼下に望む山梨県上野原市の街並みと桂川が一望。

樹木の伐採と基礎工事は、

相模原市(旧・津久井町)林業・製材の町・青野原の職人ががんばりました。

そしてこれから養生期間をゆっくりとりながら上棟へとすすみます。

ココの家はなにしろ目立つ…芸術の小路のど真ん中あたりで、

斜め前がシュターナーの校舎。ハイキングの方もとても多い。

後日、上棟のさいにはそのボリュームがわかっていただけると思います。

特に、最近の「日連地区と名倉地区」の家は現代の一般建築に比べ、

異常なほどやたらムクムクしく、自然素材にこだわっています。

たぶん、これからもその傾向がもっと顕著になっていくんだろう。

藤野が「田舎暮らし」の中で上位に来る理由に一役買っている、

そしてそのどれもがブロック塀とアルミフェンスに囲まれた

建売の様相がほとんどないことも特徴的です。

施主さんみんなが「まちづくり」…素晴らしいことですね。ホント!

創和も起業から数えて40数年の中での「木の家」へのシフトチェンジ。

なんでもできる工務店から良質な木の家の得意な工務店へ…。

とてもありがたいことに、ここ数年、移住者だけでなく町のみなさんにも

少しづつ浸透しているような?してないような?とりあえずガンバロー!

東京・神奈川・山梨・埼玉のエリア4県でも、防火規定の関係で、

ここまでできないとしても、やはり基本的なスタンスは変えづに、

私たちの想いを少しだけでも伝えていきたいと考えています。

現時点での「榛の家」の上棟日は2月中旬…スタッフ一同楽しみです。

(ボウの家ではなく、ハ・シ・バ・ミの家ですよ…念のために)

    
    
    
    

JR藤野駅から電車で15分~20分の高尾・八王子あたりでは、

この敷地があれば5棟は建ってしまうんだろうと思います。

窓からの景色が絵葉書みたいな「田舎ならではの贅沢な家」です。

自然に迷惑をかけないよう、そして景色を壊さぬよう

                         …施主さんが素晴らしい!