本日は「国産くんえん乾燥木材」について少しだけお話を。


くんえん乾燥木材」とは、字のごとく煙成分での乾燥です。

それも、人体に影響のない無公害のもの~囲炉裏のような。

チップやおがくずを燃料に利用⇒とってもエコロジー


木材内部の「ひずみの均一化」によって、反りずらい、割れずらい、

すきずらい、曲がりずらい、虫がつきずらい、アトピーにもなりずらい。

また、無垢でもしっかり床暖房に対応できます。


機械乾燥と違い、木材特有の調湿効果も失うことはありません。

当然、木材の持つ空気の浄化性能もそのまま。

国産材を使うことにより、山に人の手が入り…言うことなし。

古民家の柱や梁が、囲炉裏のくんえん効果により何百年も長持ち

する仕組みそのままで、とても強い建物となります。


美観も、無垢そのままより落ち着いて、とてもいい雰囲気になります。

強くて優しい⇒言葉だけ聞いていると「ヒーロー」だな!

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↓それでは、弊社の「くんえん乾燥木材」の建築実績から↓

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最初の頃は「くんえん」の匂いでお酒が欲しくなって…。

上記のシリーズは、某建築雑誌にてグランプリを受賞しております。)



私は単純なせいか、若かりし頃に言われた言葉のうち、

そのいくつかを、今でも事あるごとに何故か想い出します。

中には、毎週のように…。


今日は、そのうちの一人(当時70歳のおじいちゃん)の熱い一言!

もう20年近く前、

松下電工の関連会社の座談会(目白・椿山荘~200人くらい)での事。

耐震装置・テクノストラクチャーの経過報告も含めた懇親会で、

松下さんの好意で、私達の円卓には30代の若手が集められました。

その中に、どういうわけか(おじいちゃん)が一人混じっていました。

(それも、私の隣に…。)

自己紹介で、その人がT○E○住宅の会長であることがわかり、

若手10人顔を見合わせ、円卓に緊張感が走ったのを覚えています。



その おじいちゃん メートルが上がり(☜古い)…喋る・喋る!


「僕は新しいことが大好きだ。だから、テクノストラクチャーを取り入れた。

社員の中には、若いくせに見もしないでダメだしをしたバカもいる。

何も見ない、何もしないで結論を言う奴を、僕は絶対に信用しない。

そんな奴は、失敗もしないだろうが成功もしない。

そんな奴は、トータルで仕事にも人生にも失敗する。(スゲー!)

僕はすでに70を超えているが、そんな人間になりたくはない。

(70を超えて、こんな人間になりたくないって…なんだこの爺さん?)

君達は、まだ若い!自分の才能の出し惜しみをするな!

とりあえず帰ったら、僕はコレをやるという新しい意思表示をしろ!」

こんな感じで…熱すぎるぜ(おじいちゃん)!


当時、日本で10本の指に入る住宅会社の会長とはいえ、

70歳の爺さんの言葉とは思えず、忘れれられない一日になりました。


それと、聞きもしないのに、自分の奥さんの自慢をしていたのも、

                          かなりカッコ良かったかな。


(追伸)

本日、多摩境住宅改修完成です。来週より津久井住宅改修着工です。

明日の、「八王子市並木町新築住宅」と「上野原市新築住宅」の

最終打合せ、宜しくです。

また、本日久しぶりに伺った「木童・新宿ショールーム」の皆様、

丁寧なご説明ありがとうございました。「やはり、無垢はいい。

ショールームの暗さもちょうどいい。なにより柔らかい空気がいい。

土佐栂の無垢フロアもなかなかですね…栗も捨てがたいけれど。」






昨日・今日の二日間、八王子にて「住宅完成見学会」を開催しました。

その結果の報告と、外まわりの写真を公開させていただきます。


「完成見学会」は、予定より多くの方に来ていただき、何人かの方々に

「個性的でカッコイイ住宅ですね」のお言葉をいただきました。感謝です。

また何より見学会に建物を提供してくださったお施主様に大大感謝です。


日頃より「外構も家の最も重要なパーツの1つです」とお話しています。

この建物「限りなくベストに近い外まわり」になったような気がします。

コスト・パフォーマンスも素晴らしく、

「けっして威張らず、派手すぎず、バランスも良し。~自画自賛(笑)

無機質なガルバのテクチャーを見事に柔らかくしていると思います。」


それでは、住宅のもう一つの顔(外構)をズラ~ッっと↓


アプローチ全景です。ベルギーの天然石畳を使用。
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三連(イぺ)角柱とアンティークのファンクション。
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左側の門柱と対比させたポスト柱~もちろんイぺ。
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シンボル・ツリーを影から(ライトアップ)する仕掛け。
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秘密兵器だよ。もう少しデカクてもよかったか?


玄関庇は、あえて「クリアガラス」にしました。
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和室の地窓から望む坪庭~中も外も楽しい空間。
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(アウトリビング)のウッドデッキとウッドフェンス。
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全景です。「木製バルコニー」がとっても効いてます。
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ほぼ無窓の壁に「シンボルツリー」が効いてます。
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ワンちゃんの手形?(足形?)…そう愛の形です。
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むりやり足を持って「えい!」って付けたのかな?((笑))


参考~オリーブ・桂・アオダモ・アオハダ・ニューサイラン…その他いっぱい。

今日は、日頃お世話になっている(自然素材メーカー)高千穂

新商品「白洲リフォーム」の発表会と施工実演会でした。(立川)

私自身、すでに3度目の講習会参加になり、「ケミタウン」も含め

ある程度は自分で解説できるほどになってしまいました。

(コテは全く使えないのですが~ほんとに、しゃべるだけ)

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「住む人が健康で気持ち良く暮らせること」


火山灰から、この材をよくぞ見つけたものです。

色調も落ち着いていて、過敏症・シックハウスにも…◎。

今年も3物件で内外装に使い、お客様にも大変喜ばれています。


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1つだけ要望があります。

素材の性質上(主原料)しかたがないですが、もう少し純白

近い色があったらいいのにな?と思います。漆喰のように。

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それにしても、「白洲リフォーム」良いです。

「コスト・パフォーマンス」も言うことなし!


最後に「高千穂の商品名」

そとん壁・クルクール・白洲トントン~何故か微笑ましいです。(笑)

誰が考えるのだろう…ダジャレっぽくて、ちょっと勇気がいるぞ。

誠に遅くなりましたが、大江さん、
ケミレスタウンの時はありがとうございました。


明日・明後日~「八王子ガル住宅」見学会です。

                      お待ちしています。

今から100年ちょっと前…

今日8月29日は、大女優「イングリッド・バーグマン」の命日であり、

もうひとつ、「ツェッぺリン伯爵」が開発した「飛行船」が世界一周を

約3週間をかけ、成し遂げた日でもあります。

「ツェッぺリン号」~日本の霞ヶ浦にも着陸したそうです。

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その後、有名な「ヒンデンブルグ号」が水素ガスにより大爆発!

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飛行船の時代は、飛行機の影に隠れ、長くは続かなかった。

船や飛行機のように、戦争の道具に使えなかったのも…。


時代の速さについていけない「飛行船」…「夢」がありますね。


その後「ツェッぺリン飛行船」の名が、別の形で世にでる。

 そう、イギリスのロックバンド 「レッド・ツェッぺリン」

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  レッド・ツェッぺリン・ファースト

(故ジョン・ボーナムのドラムはピカイチ!)


なんでも速ければいいという時代も…そろそろ?