2011年06月12日
エコ住宅(地熱・蓄熱)視察…6人でお勉強してきました。
今日は、川越のヤシマさんへ「地熱住宅・SRC工法」の視察に行きました。
今年着工する、藤野と上野原の地熱住宅のお勉強のためと、
私が楽が出来るよう(?)に、担当の現場監理者・大工さん・基礎屋担当を
むりやり引き連れ「みんなで聞けば忘れない」という都合のいい精神で…。
こんな時期なので、間違いなく地熱利用はこれからの王道の一つかと思い、
それに加え耐震性能がアップするというグリコのオマケも考えた上の
「地熱住宅のスペシャリストになろうプロジェクト」です…楽しみ。
善は急げ 「とにかくみんなで一丸となってやって見よう」 …です。
八洲のモリヤマさんの流暢な説明に聞き入りながらも、
他社の製品に比べ宣伝も少ない開発企業であることも気に入り、
帰りのファミレスで定食を食べながら
「とにかくエコだ~。地熱だ~。太陽熱だ~。」と
元気いっぱいの6人でした。
先日も他の方と間伐材で「バイオ発電だ~」と電気屋さんみたいな一週間。
ただ、弊社の大工の中村クンと基礎の戸田クンは、実際施工する人なので、
今日ははじけ方がちょっと微妙(にが笑)…でも緊張するくらいがちょうどいい。
(なにごとも、仕事に慣れて緊張しなくなってから、大きな失敗するらしい。)
また、創和建設の展示スペースも自然住宅のサンプルが揃い始めましたので、
ご覧になりたい方は、いつでも連絡してください。⇒喜んで!
プチ情報~川越といえば「ジャズピアノ」がバカみたいに上手い少年がいます。
もう少し大人になってから、私たちの前に突然現れるのでしょう。
プチプチ情報~弊社(創和)の監理体制ですが、いま現在のところ
1級建築士…2名
2級建築士…1名
1級建築施工管理技士…1名
2級建築施工管理技士…1名
1級土木施工管理技士…1名
2級土木施工管理技士…1名
自然住宅や地熱住宅のエコ建築はじめ、外構宅地造成などインフラ整備まで、
この平均年齢ちょい高めのみんなで「監理」をしております。
藤野の工務店として、個性豊かに「気は優しくて●●●●●」で、前向きに。
(四十路パワー全開!)です。
2011年06月10日
上野原市「お木楽ハウス」…無垢の家の経過報告(いよいよシラス)。
山梨県上野原市の旧街道に建築中の「お木楽ないえ」
大工さんと塗装の仕事が終わり(ドアを除いて)
いよいよ明日から「シラス壁」の工事に入ります。
白洲は、火山灰成分の天然素材でできた吸湿性バッチリの左官材。
どんな家になりますか?楽しそうなのは間違いないです。
今のところ「宝島」のような遊べるだけ遊んだ空間になったような。
ウッドデッキとウッドバルコニーや薪ストーブもこれからです。
施主様の「やるだけやっちゃえ感」がヒシヒシと伝わってきます。
外装は「チャネル・ウッド」と「ガルバ」の併用。
内装は「パイン・無垢杉」と「シラス」の併用。
屋根は「ガルバ」にサッシは「エピソード」に「Low-E」。
ついでに木建具は「パイン無垢材」。
Rの開口いっぱいで…なにしろ明るい家になりそうだ!
確認も図面もいらない地域なので…やりたい放題!
地熱仕様は弊社の加盟が間に合わなかったので入れてません。
これからも藤野だけではなく、上野原や相模湖でも
「バンバン」いや「コツコツ」木の家を建てていければと思います。
それでは、楽しげな部屋の写真を…。
追伸~噂によるとバ―(野山の食堂)でまたジャズライブがあるらしい。
2011年06月05日
雑誌「リゾート物件情報6月号」掲載…移住・2地域居住に向けて(相模原市緑区藤野地区)
雑誌「リゾート物件情報6月号」の移住の町の第8回目のコーナーにて、
「藤野」が紹介されています。まちづくりセンターの山崎さんの言葉で
「芸術活動が発端の町の最近の歴史や住民の自主的活動のコト。
地域通貨やコレクティブハウスや数々のイベントのコトなど…。」
限られた枚数の中でとても正直にとても楽しげに書いてありました。
フットワークのいい彼の前向きの顔が思わず目に浮かびました。(笑)
冒頭には雑誌社の一言でこんな言葉が…
「人口の減少に危機感を持ち、定住者を募り始めた地方自治体。
一方、都市住民は自分らしい暮らし方を求め地方移住を考える。
…皆さんの思い描く少し先の暮らしのヒントになれば幸いです。」
2週間後には「住む」に掲載。これだけの発信力のある自治体(人)なので、
私たちも「節操」などかなぐり捨てて、もっと「面白い」に敏感になれればと…。
3日後には、「川越」まで「地熱住宅」の体感に6人ほどで行って来ます。
暑くも寒くもない時期なので、どこまで感じる事ができるか?(鈍感かも)
太陽熱・地熱・小水力(中水力)・風力・バイオ…蓄熱・売電など
原発事故により、これからの節電(発電)を含め、日本中が真剣に考える時。
とりあえず自分の足元から、身の丈にあったものを前向きに動きたいですね。
私たちの生活習慣も少しづつ変えていく時期なのだと思います。
「水と電気」は勝手に無くならないものだとお思いこんでいましたから。
そう「水と電気と奥さんは大切にしましょう。」
ちなみに「太陽熱・地熱」にご興味のある方、是非「創和」にご一報を。
2011年05月27日
「地熱(蓄熱)住宅…SRC工法」をもう少し。
地熱住宅(SRC工法)の特徴は、構成する砂利層に
地中の熱をためる蓄熱体としての働きを持たせ、
天然の冷暖房として利用する省エネルギー工法です。
地熱を利用し「冬は寒くない、夏は暑くない」住環境と、
床下が乾燥していることにより、シロアリを寄せ付けない、
だけではなく…停電にも左右されず熱源もいらない。
さらに「SRC」の名の由来となった「鉄骨鉄筋コンクリート基礎」
により、耐震性・制震性にとても優れている工法です。
そして、この工法の一番すぐれているところ
…性能のわりに安価で施工できること。
特化して一つの性能だけ、100点満点を目指すのではなく、
全ての点で70点を目指した結果?もしくは偶然?の産物。
床暖や薪ストーブとの併用で120点?になる。
問題があるとすれば、真壁の納めと無垢との相性に
少し気を使う程度だと思います。
「一粒で二度おいしい」という、まるでグリコのような…
わかりやすいデータとして、夏場に毎日のようにニュース
に登場する埼玉県熊谷市の観測データがあります。
省エネ性能
真夏…外気温(98.8.1~41℃)⇒蓄熱層(27℃)
真冬…外気温(00.1.17~1℃)⇒蓄熱層(20℃)
同上平均値は以下の通り
制震性能
クッション材としての働きを蓄熱層がするため、振動や騒音
をかなりの割合で低減します。収束も早いという実験結果
もでています。
なんだかんだ理屈はともかく…今年は相模原市内
及び藤野町内にてもいくつか建てられるとは思いますので
是非体感してください。…SRC「地熱住宅」を!
[省エネ住宅・耐震住宅…これからもっと注目されると思います]
明日は、相模原市緑区牧野地内にて「地鎮祭」です。
天気予報は、おもいきり「雨」…梅雨入りしたようですね。
ムシムシしてきそうだ…大好きな「コロナ」でも飲みますか(笑)
今年の梅雨は…どうも長いらしい。
くれぐれも…地熱住宅は、夏涼しく・冬温かい訳ではありません!
(人間、そんなに贅沢ではいけません。程よいくらいがちょうど良し)
2011年05月20日
キッチンのお話し…を少し と 藤野陶器市
先日ご紹介した、弊社がお付き合いしている「大樹の会」さん。
無垢の建具やキッチンを主につくっています。
杉、桧、栗、 など とことん無垢にこだわり、
接着剤・塗装に至るまで気を使った、ものづくりの会社です。
上越(新潟)に工場があり、材は国産限定、
トレ―サビリティもかなりしっかりしています。
偶然でしたが…
「大地を守る会・自然住宅チーム」も推奨しておりました。
今回は、キッチンをいくつかアップします。
来月、見学会を開催させていただく予定の建物でも
同じようなキッチンを入れさせていただきました。
「あればいいな~は付けない。なければ困るものは付ける。」
こんな考え方が、最終的に「エコ」に繋がるのだと思います。
無垢のキッチンの良いところは?
「質感が柔らかく、使えば使うほど風合いや深みが増し、
住まいと同じで再度削ればまた新しくなる。無垢の特権ですね」
創和建設の若い(?)スタッフも、毎日 勉強…勉強…お勉強!
日本全国いろいろな地域にある、こうやって頑張っている
たとえドア一本でも特化した「ものづくりの会社」とたくさん付き合い、
お互い刺激を受けながらアンテナ(視野)を広げていこうと思っています。
「早い・安い・すぐダメになる」ではなく
「普通・適正・なが~く住める」家づくり を真剣に考えていきます。
それでは、そんな「木づくりのキッチン」を…空気が美味しそうです。
明日の藤野は「陶器市」です。 是非お越し下さい。
(町のあちこちでやってます。…写真は静風舎さん)
お気に入りの器が少しだけ…う~ん、カッコイイ!
以上 です。
来週あたりから、「女子部強化月間 復活」かな?…楽しくなりそうだぞ。