「北相模・甲斐東部 里まちネットワーク」

先月、国交省の地域ブランド型住宅の「里まちネットワーク」

…相模原市と上野原市の県を跨いだこのチームについて、

神奈川・山梨の2つの県の朝日新聞が掲載してくれました。

神奈川県と山梨県の協力、そして民間主導。

地元工務店14社が集まり「地域おこし」を念頭に、

              風土に合う住宅建設に取り組みます。

分譲建売に席巻されている中、補助金を活用しながら地域の特化性と

差別化した家づくりを目指して、地元の森や山にも還元できるという仕組み。

新聞記事のアタマは「県産材広がれ!」から始まっています。

津久井&北都留森林組合が陣頭指揮。坂本さんと中田さんという

とてもスピード感のある方がいてくれてよかったです。

ネットワークの牽引者としてとても頼もしい。

神奈川・山梨・東京の3軒で、地域材を利用して長期優良住宅を建てる

場合にのみ100万円の補助金を国交省から受けられます。

すでに「里まちネットワーク」の看板が、相模湖・藤野・上野原にて

立ち始めています。(100万円の字が目立つのは勘弁…看板なので)

この看板に載っている建築写真は「ヤマボウシの家」をお借りしました。

「里まちネットワーク」は、チーム全体で13棟分という採択条件です。

そして現在、私たち創和建設では3軒の家が候補に挙がっています。

(武蔵村山市と相模原市)、そして来期分も入れると7軒になります。

「地域型住宅ブランド化」という名前の通りの家づくりがあちこちで出来れば、

日本中で「地元の木を活かす」という意識が芽生えてくることにつながる。

そして、ここ数年で四国はこの地産地消の先進国になりました…凄い。

創和の地域ブランドの目玉…

相模原市緑区小渕の2区画(北サイドは売却済・南サイドも検討中)、

「そう、この仕組みが1番フィットするのは、田舎ではなく街中なんです」

この事業のいいところは「長期優良住宅」が増えることではないんです。

「木の家」が増えること、そしてこの「里まちネットワーク」のもうひとつの縛り

「外から見ても中から見ても建売と一線を画すような家」というところがマル。

地場の「木の家」が増えることによって、街並みがきれいになること。

そして、やがてはその街の景観も…。

そんな感じで家づくりの補助金、

もらえるものはもらって自らの家づくりに生かしたい方、

           どうぞ里まちネットワーク「創和建設」まで相談ください。

それでは、写りが良くないですが朝日さんの新聞記事をちょっと。

               朝日新聞(山梨)
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               朝日新聞(神奈川)
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「国交省・地域型住宅ブランド化事業」にて家づくりを望まれる方、

ぜひご相談ください。

☆藤野の北に建つ「藤野・澤井の家」がもうすぐ完成します。

残りは外構だけ。ガル&杉板の光らない枯れた風情と、

澤井の風景に合った、落ち着いたいい雰囲気の平屋になりました。

地元で生まれ育った若いお施主様が「木の家に住みたい」という

強い想いで建てられました。このケースはそう多くはありません。

田舎で生まれ育つと、都会的な便利さかっこよさへ走るの普通。

このお客様は最初から最後まで一貫してぶれなかったですね。

木と漆喰とガルバリウムがうまい具合に融合したいい塩梅の家…

「藤野・澤井の家」完成写真は後日、イベントニュース欄で。

「日野・三沢の家」完成です。

お引渡しが済んだ「日野・三沢の家」

外構工事はこれからですが、まずは竣工写真の掲載です。

とても長期にわたった長い長い「日野・三沢の家」の完成。

日野は坂の多い、歩くと少し疲れるけれどきれいな街です。

真壁を多用した木の家なので、中村(公)棟梁も頑張りました。

和のテイストが若干多めな、体にも環境にも優しい家です。

天井も少し高めに感じます。すべてといっていいほど梁を出しているから?

このように無垢材の露出率がとても高い家です。特に構造材が…。

住まう方の漆喰壁のセルフビルドもちょっとありの自然素材の家。

ケミカル匂いのいっさいしないきれいな空気を家本体がつくってる感じ。

ここの仕事も終わり、まだまだやりがいがある街だな~と話しながら、

三沢の坂を降りている創和建設の監督と職人さんたち。

そしてこれから、坂を下りた平坦な土地の「高幡の家」に繋がりました。

東京都日野市…

「地域型住宅ブランド化事業」の長期優良住宅も向いてそうそうな街でもあり、

突出した目立つ高い建物もそうなく、楽しそうな路地ももっています。

立川と八王子という多摩地区の大都市に挟まれたこの街は、

繁華街が少ないぶん、ちょっとだけ上品に見えます。

清流かどうかはわかりませんが、丘陵と川そして高幡不動尊、

そして新撰組の一押しイケメンの土方歳三の故郷でもある日野。

モノレールが通り、細切れ開発という少し残念な発展の様相ですが、

そんな歴史のある街にできた「日野・三沢の家」の完成形です!

ガルの屋根・リシン掻き落しと杉板の外壁・サワラの床・漆喰と麻の内装

無垢の杉の建具・太陽熱温水器、そして地元の構造材(地産地消)等。

接着剤はニカワと米のり、もちろん塗装も自然素材等々、

すべての素材にこだわりをもってつくりあげてきました。

無垢ということで、これから長い年月をかけて施主様と馴染んでいきます。

このような家の特徴ですが、

柔らかい中にもしゃんとした感じを持った、きれいな住まいになっています。

多摩の街並みが一望の…そんな「日野・三沢の家」の完成。

(外観写真は、いちかわさんからちょっとお借りしました。

外構・植栽が完了しだい、きっちりした完成写真を掲載します。)
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設計…いちかわつくみ建築設計室  施工…創和建設株式会社

施主様・ご近隣・職人さんたち、すべての方に感謝いたします。

今月は、竣工物件が多い月です。

このメゾン・Mも藤野の賃貸物件ながらここでお引渡し。

キャスティング・ウッドというニチハ一押しのウッド調壁材。

10メートル離れると、本物の木に見えてきます。

窓が少ないとなおさらその質感が際立ちます。

国際展示場での大壁面を見てから「チャンスがあればどこかで~」

と思いながらやっと実現。

サイディングとはいえ、色落ちの少ない濃いウッドの色調。

昨年度の「グッドデザイン賞」を受賞した優れもの。

賃貸物件とはいえ、平野棟梁真剣に作っていただいて、

とても嬉しかったです。

あとはこの賃貸物件にお客様が入ってくれれば成功です。

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メゾン・Mーイースト&ウェスト…お客さん募集中!です。

そしてこのキャスティングウッド…都内では増えているようです。

ちなみに、1か月7万円の賃料に決まったみたいです。

建てている途中から一部屋は決まり、残り一部屋です。

創和建設・不動産部で募集しています。

不動産部といえば、不動産専用ホームページが出来上がりました。

いろいろ載せましたので、凄く暇なときにでも見てください。

来年3月には建築部のサイトも心機一転、充実させるつもりです。

このちょっと先に、「自然住宅限定土地」…補助金利用可があります。

ウナギの寝床という変形土地ですが、陽当りはとてもいいです。

「里まちネットワーク」ありきの2軒となればいいなあという思いもあります。

その情報は、また後日&心機一転した不動産部のサイトにてお知らせです。

藤野「平屋プロジェクト…連のいえ」


「連のいえ」の1軒目がだいぶ形になってきました。

もうしばらくで、迫力のある姿をお披露目できると思います。

構造材の重厚さは、やはり圧巻。ビオフォルムさんの特色です。

山田さんと創和建設のコラボで、4軒の平屋の家並みをつくる試み。

そして「連のいえ」の1軒目は、とてもハードルの高い1軒目になりました。

棟梁は中村御大+関戸御大+浅川御大が参加。3名とも大ベテラン!

合計3名の大工さん。このような家なので、平均年齢がとても高いです。

2軒目の基本設計も終わり、3軒目4軒目の造成も順調に進んでいます。

こうした平屋を目指した「連のいえ」の雰囲気を伝える家が、

やはりここ藤野にはいくつもあります。

先月「建築雑誌・住む」で特集を組まれた「風のいえ」の2軒もそう。

再度「連の家」の参考に、ここで「雑誌・住む」の一文をご紹介します。

        タイトル「育てる庭、安心の家」

雑誌に紹介されている「木舞土壁の家」には、

                 こんな素敵な言葉が添えられていました。

「庭先で野菜を育て果樹を摘む、実りある暮らし。施主様は都会から

里山の風情を色濃く残した集落(相模原市緑区名倉)に引っ越してきた。

隣近所には野菜作りの名人が何人もいる。教わりながら、ゆっくりと

土を育てながら、2度目の夏。丹精込めて育てた旬の味わいは格別だ。

居間から出て、南庭に広がる畑。日に日に太る野菜、色づく果樹。

毎朝早く起きだして、庭をひと巡りするのが何より楽しい日課になった。

地元の材と技で建てた木組みと土壁の家。お互い様で助け合う

ご近所付き合いと豊かな安心の日々…」

そして、最後に垣根のないお隣との関係を象徴するような写真が1枚。

そこに映っているのは、「木舞土壁の家」の家主が、お隣のお子さん

(木と土と太陽の家)の三輪車を押している姿…これがホントの庭続き。

マンションが多く昔に比べてご近所との関係が希薄になったとはいえ、

庭がありそこで育つものがあると、今でも良好な関係ができていくのかな、

と改めて考えさせられる1枚の写真でした。素敵です。

人と家、人と庭、そして人と人…すべてがほのぼのと繋がっています。

ここ「連のいえ」の「連」は、地名の(日連)と(連る)からとっています。

残り2か月を切りました。3人の棟梁が、毎日生真面目につくっています。

ここも「風のいえ」のように、4軒すべての家や外構が完成するまで、

3年ほどかかるのだろうと思っています。気の長い話ですが…。

↓それでは「風のいえ」の繋がった2軒の設えを見てください。↓

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  設計協力は、ビオフォルム環境デザイン室の山田さんと

  きなり舎の桝さん。ともに伝統住宅の設計に長けています。

  表しの化粧の杉と桧だけでなく、竹木舞と土壁が昔懐かしい。

  後置きの家具は、アンティークショップで買われ、

               古~いものを置かれている方多いです。

こんな感じで、「プロジェクト・連のいえ」はこの「風のいえ」の2軒の関係性が

4軒になるようなもの。それぞれの個性的な家が、ある程度の繋がりを

もって、全体を見渡すと素敵な景観になることを期待しながら、

現場監督・大工さんはじめ、すべての職方の頑張りで完成を目指します。

毎度のことながら、このての家の木のボリューム感には圧倒されます。

          「平屋プロジェクト・連のいえ」

木の香りも半端ない!       

         それでは、もう少し…建物の完成公開写真をお楽しみに…。

  

「高尾の家」

ここは、「大地を守る会」の会員さんの家づくりです。

現在「高尾の家」は、2人の大工さんが一生懸命頑張っています。

ともに、いつもは一人で1軒の家を仕切る優秀な大工さんたちです。

寡黙でとても腕のいい2人の棟梁…

こちらの現場に来る前は、「藤野・土間のある家」や「里まちの家」で腕を振るい、

そしてここが終われば、やはり自然住宅「牧野・命の輝く家」へと続いていきます。

この2人、遠い昔に同じ親方のもとで修行した大工さん。だから仲もいい。

ここも素晴らしい建物になるであろうことが、仕上げ途中の今でもわかります。

(現在は、長い時間をかけ外まわりが完成して内部の造作へと移っています)

街中の自然住宅の特徴である1軒完結型の家で、パティオが力を発揮します。

このパティオの使い方や飾り方で、この住宅がどんどん変わっていき、

現場に行くたびに「実面積より広く見える楽しい空間だな~」と感心します。

外装のガルバリウムと杉板、内装の漆喰と杉板という都市型自然住宅の王道。

さらに、ウナギの寝床の敷地を最大限生かす面白い仕掛けもたくさんあります。

歴史ある街「高尾」の甲州街道に面した

          現代町屋「高尾の家」の施工中の様子を少しだけご紹介…。

やはり、家づくりって大変だ…12月の完成が楽しみです。ガンバレ!W棟梁。

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無垢の大きな梁、そして杉板や羊毛断熱材などが見て取れます。

全体のカタチがはっきりわかるまでもう少し。
ビニールクロスの無い家なので、これからも時間がかかります。

設計が良くて大工が優秀であれば、家づくりは問題なし。

ただ1番大切なのは、関わる方たちの相性がいいこと…これ大切!

「高尾の家」もみんなで協力してここまで来ました…もう一息。

横浜の荒川さん(設計)のサイトも覗いてくださいね。

12月初めの「完成見学会」を目指して、入ってくる職人さんも増えてきます。

やがて足場がはずれ、この高尾の街に風変わりな木の家が見えてきます。

こんな「現代町屋」風な建物が並ぶといいな~などと思いながら…

  「高尾の皆さん…自然素材で家をつくりませんか?」