ペレットストーブ!

東京都の日の出にある「東京ペレット」さん。

久しぶりの訪問です。近いです、弊社から30分ちょっと。

前回は時間が取れず見学も少しだけでしたが、

           今回はたっぷり2時間近くお話ししてきました。

ペレットのお話しはほんの少しでほとんどが建築の話で終始。

前回も感じたのですが「環の家」の材木はとてもきれい。

      多摩産材でも、いい方の材を集めたのだと思います。

ペレットの火を見ながら、薪ストーブとはまた違った感覚に…。

薪ストーブは、そこにいるみんなが火を見つめながらおしゃべり。

ペレットはそこまで自己主張が強くないので、いつも通りの感じ。

でもやはり暖かい。

創和建設の建物では、1年間に2台程度と少ない。

薪ストーブの数の多さに比べるとやや寂しい。(3分の1くらい)

これが都市部であれば、間違いなく逆転なんだろうと思います。

それでは、「東京ペレット」さんのショールーム・環の家から…

(写真のペレットストーブは、イタリア製の新型のもの。性能もいいし、大きい!)

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そういえば、横浜の建築家の荒川さんより…「高尾の家」には、

「軽井沢ストーブのくろがね工房」さんのペレット併用ストーブが

入るらしい。この会社もじつに独特だな?古っぽい雰囲気もあるし。

創和の建物では2軒目の「くろがね工房」さん

                   来月アタマに設置…これも楽しみだ。

「藤野・つながる家」…完成!

相模原の藤野地域の日連という場所に完成した「つながる家」。

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邸名の通り地元がの方々が少しづつ繋がって建てました。

そしてここはセルフの漆喰塗りワークショップも思い出に残っています。

このワークっショップに参加された方で、すでにご自身の家づくりに

生かされている方もいます。大成功でした。そしてこれからも…。

構造材は、地元の無垢材がメイン。

外装はガルバリウムと杉板。

内装は杉の無垢と漆喰の仕上げ。(ほとんどがセルフビルド)

コストを下げるために、設計者が間仕切りと建具を簡素化。

通常の無垢の家では考えられないほどのコストパフォーマンス。

「小さく建てて大きく暮らそう」の言葉通りの平屋の住まいです。

木建具や家具も少なく、スケルトンに近い大空間です。

「便利さをふるいにかけて、最終的にこの家になったのでしょう」

        シンプルに…シンプルに…

建築中でも「このような家で暮したい」という方が何人もこられました。

面白いのは、この家を見に来られたお客様の口から出る言葉が、

「このような家を建てたい」ではなく、「このような家で暮らしたい」

という言葉を選ばれていること…なるほど!

これからの施主さんの明るく自由な暮らしが目に浮かぶようです。

「家に合わせて暮らすのではなく、家をご自身に合うように変えていく。」

  完成した部屋からまわりを見渡しても、

                部屋の用途がじつにわかりずらい家(笑)

それでは、施主さん、スタジオikbさん、トランジション藤野の森部の皆さん

津久井森林組合さん、そして各職方の皆さんと創和建設(担当・原)、

途中ワークショップへ参加された東京・神奈川・埼玉・千葉の方々など

みんなが少しづつ繋がった「藤野・つながる家」の完成です。

ここの施主さん、上野原の北都留森林の中田さんともつながっています。

同じような方向性があると、いろんなところで繋がっていきます。

そしてこの平屋の景観が、そのちょっと奥に建築中の「連のいえ」へと

             つ・な・が・り・ま・す!

完成写真の撮影前にお引越しされましたので、写真は後日…しばらく後に、

素敵な家具が入ったあたりで内観撮影もお願いしてみます。

こうして…

「藤野・つながる家」が完成し「連のいえ」も先が見え、これからの日連地区では、

すでに上棟している「藤野・田代の家」や「カフェ・てくてく」さん。

そして「連のいえ」の2軒目へとつながっていきます。藤野のなかでも、

昨年度は名倉地区が多かった創和ですが、今年度は日連と小渕が多い。

どの家もそれぞれ十人十色、施主様の希望の場へとつながっていきます。

                     

                     今回!やたら「つながる!」多すぎだろ!!

眺望の住まい・多摩境の家

     町田市の北西側に位置する「多摩境の家」

多摩境という新しい街は町田市なんですね。
(私はこの多摩境という街は、しばらく八王子市だと勘違いしてました。

      ちょうど町田・八王子・相模原の境あたりに位置しています。)

ここも「高幡の家」と同じく、上棟から約2か月を数えます。

今日大工さんと工程打ち合わせをした結果「来年1月までの木工事」

というご返事でした…想像通りなが~い。自然住宅だからしょうがない。

途中からの応援の大工さんが入っても、12月いっぱいがキツイ感じ。

外装の杉無垢のラス下も、現在ではあまり見なくなった風景です。

(昔はあたりまえだったのですが…)

2階・ロフトからの眺望・夜景(橋本方面)のとても素晴らしいこの家も、

「高尾の家」「高幡の家」に負けずにやはり工期が長~い。

大工さんが終わっても左官やタイルのセルフビルドも抱え、

仕上げも通常の倍かかるであることを考えながら…やはり「ふ~」。

なんとか2月いっぱいに仕上がらないかな~とは思っています。

    八王子市高尾~日野市高幡~町田市多摩境

と、現在進行形の3軒の家をご紹介しながら、

            いつものように大工さんのありがたさを感じています。

そういえばこの家の上の方で造られている建物も「はやー!」でした。

あっという間に仕上がっていきます。それはそれ、これはこれです。

「あせらず丁寧にいきましょう」それでは「ゆったりシリーズ」終わりです。

        (3日間とも「ふ~」のため息多かったかな?)

「ゆったりとした家づくり・パート3…町田・多摩境の家」です。

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次のアップは1か月後くらいか…ちょうど応援の大工さんが入る頃。

今日も道志の里から毎日1時間以上、大工さんがんばってます。

数年前に建てた「南大沢の家」もしばらくぶりに見に行きました…(笑)です。

ここも内装にまで来を張った面白い住宅でした。今でも木が香ります。

東京・多摩地区の3軒の自然住宅の中間報告でした。

                                   それでは…

自然住宅・高幡の家

京王線の日野市高幡不動駅の近く「高幡の家」

(「日野・三沢の家」に続く、今年2軒目の日野の自然素材の家)

上棟後、約2か月が経過し現在は木工事の真っ最中。

同じころ上棟した他社の建物は、すでに足場がはずれ完成まじか。

規模はたぶんそちらのが大きく見えます。ほんとに早いです。

ココはと言えば、上棟していくらも経ってないような感じです。

大きな桧の大黒柱や化粧の梁をはじめ、無垢な木材のオンパレード。

刻む大工さんのスピードが遅いのもあたりまえ。

日野市近辺の周囲を見まわしても、このような家はとても珍しい。

そしてご近所でも他の住宅が建ち始めています。

「また、途中ですぐ抜かれるんだろうな?」などといつものごとく

現場でみんなと話しながら、ちょっとだけため息…と笑い声。

            東京だからしょうがない…

構造や下地がある程度完成したさいには、

             応援の大工さんを入れるつもりではいますが。

このゆったり感は「高尾の家」と同じく、住まいのためには最良です。

「日野・高幡の家」の現況(上棟から確かに2か月近いです…ふ~。)

都内の建築は、同規模でもまわりの家が悲しいくらい早いので

このような自然住宅の難しさと工程の遅さを改めて感じます。

それでは「ゆっくりとした家づくり・パート2…日野・高幡の家」の今!

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自然住宅・無垢住宅の宿命…手づくりのゆっくりとした家づくり。

まだ、スカスカに表が見えますが、中村棟梁、笑顔でガンバレ!

そう、とてもありがたいことに、

創和建設の一番の売りは「職人さんたちの丁寧な仕事」なんです。

  「日野・高幡の家」の今をご紹介しました。

                    明日の「町田・多摩境の家」に続く…

           

現代町屋・高尾の家

今日から3日間は、多摩地区の3つの自然住宅の様子。

高尾の甲州街道沿いに建つ現代町屋「高尾の家」(八王子市)

ここ八王子という街はウナギの寝床の町屋造りも数多く残っています。

とくに八日町近辺の古~い商業地域など(松任谷由美さんのご実家等)

そんな八王子の西側「高尾の家」

地産地消~相模原市緑区青根の山で伐採した木でつくりました。

そして上棟から約5か月、やっとこの自然住宅の木工事が完了です。

(着工からではなく、上棟から5か月…)

ここまで出来ると、壁や天井の中身の苦労は消されてしまうのが少し残念。

このような「木の家」は、その他の住宅に比べ倍の手間がかかります。

構造・下地・仕上げすべてに、それなりに時間がかかります。

だからと言って最初から多人数で一気につくるのは難しい。

そして、この長~い時間にはそれなりのいい所があります。

無垢材は日に日に乾燥していき収縮します。それはしかたはないこと。

含水率20パーセントが徐々にいい具合に乾燥していきます。

高温乾燥・強制ドライではないので、この時間がじつに大切なんですね。

短時間で完成させると、引き渡し後でもまだ壁や天井の中で収縮します。

当然いいこともなく、仕上げの左官材やペンキなどにクラックも入りやすい。

ゆっくりとした家づくりには、こんなにいいことがあります…先人の知恵。

(現代のすべての住宅に当てはまるわけではありませんが)

そう、「昔は、もっともっとゆっくりだったんですよ~。」

それでは今でも「ゆっくりとした家づくり・パート1…東京・高尾の家」

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アプローチからも町屋っぽいこの家のつくりが外観からわかります。

大工さんの仕事も終わり、あとは残りの仕上げを残すだけ。

これからの工事は、外装も内装も左官屋さんがメインとなります。

漆喰…漆喰…漆喰…漆喰と塗り壁だらけの工事が始まります。

古い街の高尾で、12月はじめの(完成見学会)を目指してもう一息です!

床の養生を剥すと、あたり一面に無垢の杉板があらわれます。楽しみ。

通りすがりの方から一言「ずんぶん時間かけてつくるんですね」…う~ん。

工務店としては褒められているような、ちょっとだけ悲しいような?

タイム・イズ・マネーを逆行している家づくり?

そこで弊社の材木屋のオヤジの一言

「50年経った木でつくれば50年持ちます。100年経った木でつくれば100年。

そして時間をかけてキチンとつくれば、家の寿命はもっともっと延びていく」

「ゆっくりとした家づくりのパート1、八王子市の高尾」の様子でした。

                      

                      明日の日野市「高幡の家」に続く…