2013年12月07日
「藤野・つながる家」…素敵なお店がオープンしました。
木下さんち…オープンしました!
先日お引渡しとなった「藤野・つながる家」(日連の畑の中にて)
オーナーの木下さん、染物などのお仕事をしておられます。
建物の中に飾られた数々の小物…じつに建物に合っています。
スケルトンの状態より、建物のランクも上がったように見えます。
「センスがいいんだよな~」
前々から書いている家づくりは100%じゃなくてもいいの見本です。
家・人・もの…すべて合致している感じで嬉しくなります。
杉板の床、セルフのラフな漆喰壁、そして1番はスケルトンの間取り。
「この気持ちいい抜け感は、こうなるためにあったのか~」
皆さんも1度見に行ってください。その良さが体感できると思います。
目印は、玄関横にいるとっても穏やかなワンちゃんです。
そして玄関から覗く名倉の山には、見事な夕日が映ります。
周囲に背の高い建物がいっさい見えません…空がとても広いです。
↓きらめき間伐の地産地消の家…つながりました。
この景色を持っているにもかかわらず、駅から15分。そして、
窓からの景色を考えるのは、設計士の1番のお仕事…大成功(笑)。
住宅完成⇒お引越し⇒家具搬入、どんどん良くなっていた見本のような家。
昨年ご紹介した「身の丈ハウス」の理想形って、こういうことなんだろうな!
ここの10メートルくらい下ったところに「連のいえ」はあります。
1月18日の完成見学会を目指して、ただいま大工さん4人で追い込みです。
このあたりの2年後の風景は、まったく別物になっていく予感がします。
2013年12月05日
(藤野電力…大地を守る会)~ミニ太陽光組立ワークショップ開催!
「藤野電力 組立ワークショップ」開催!
創和建設提携の「大地を守る会」の皆さん、そして
弊社の建物の何割かに設置される「藤野電力」のワークショップ開催。
ともに懇意にしている2組の方々のワークショップです。
(じつは、大地のスタッフさんは最初の頃参加している強者も。)
前回の「めぐる暮らし・藤野」のイベントでは、
藤野電力はセミナーのみでしたが、今回はつくっちゃいました(笑)。
私は、午前中のみの参加でしたが、午後は「シュウさん」で昼食のあと、
充電ステーションも見学されたということで、1日中ミニソーラーデイですね。
大地を守る会「顔の見えるエネルギープランコンペ」でも高い評価を受けた
藤野電力とは、再生可能エネルギーの広報という点で、メガソーラーとは
少し違った視点をもって活動しつづけている市民電力チームです。
営利企業ではない、民による民のための市民活動の集まり。
ワークショップの開催は日本全国で100か所を超え、
さらなる飛躍を遂げようとしています。とても精力的。
小田島さんをはじめチームの皆さん…ほぼボランティアに近いはずなのに、
なんだかとっても生き生きとして楽しそうです。
↓当日の牧郷ラボと、藤野電力設置の新築住宅第1号の家の様子です。
(参加された皆さんは、少年少女のように目を輝かせていました。)
1月発刊の「田舎暮らしの本」でも藤野の特集が予定されています。
そして今回の「大地を守る会」さんのこのようなイベントもあり、
地域活性化という点でも、この町はまだまだ捨てたもんじゃない。
たくさんの小さな試みや市民活動が湧き出ている「藤野」という町。
だれかが言ってました…「ここは楽しい不良中年がいっぱい」(笑)!
2013年12月02日
大地を守る会「現代町屋・高尾の家」…もうすぐ完成見学会!
「現代町屋・高尾の家」…完成見学会開催!
「大地を守る会・自然住宅事業部」&「創和建設」が提携して数年。
高尾の地での家づくりが完成します。
「現代町屋」と名付けた通り、ウナギの寝床と呼べる土地に、
昔ながらの雰囲気と現代の趣を足して2で割ったような家が完成。
(そして藤野の新しい土地もウナギと呼べるカタチがあります。
この家のおかげで少し自信がつきました。)
「高尾の家」…変形土地を逆手にとっての、とても楽しい住まい。
家のつくりが(玄関→ホール→廊下→居室)というような、
一般的な間取りではなく、土間を抱えて直接リビングへ、
そこから先もどこへ繋がっていくのかという不思議な空間。
幅が狭いという事を感じさせない開かれた空間があります。
空気のきれいな家であることは、数分いればわかります。
外装…杉板+ガルバリウム 内装…杉板+漆喰
断熱材…羊毛 その他青森ヒバの防腐処理や自然塗装
薪ストーブ…軽井沢(くろがね工房)ストーブ 無農薬畳等
甲州街道に面するという立地で、大きな視点での光と風を取り入れる仕組み。
そして細かい素材のプロの確かな目での吟味…すべてに時間を費やした家。
12月7日(土)には、大地を守る会の会員さん方が完成見学会に来られます。
創和建設の単独のお客様も何組か見ていただこうと思っています。
10:30頃~ 14:00頃~ の2回、設計の荒川さんより「高尾の家」への
想いを語っていただくお時間もございます。(私も少しだけ喋ります)
皆さんの目にはどのように映るのでしょうか。とても楽しみです。
完成前の写真ですが、まずは雰囲気だけでも伝われば…。
工期は延びましたが、細部の仕上げもホントに良い家に仕上がりました。
上手な大工さんをはじめ職方さんたちのおかげ。工務店冥利につきます。
施主様とは、「風のいえ」ではじめてお会いして約1年半…
もうすぐ「現代民家・高尾の家」の完成です。
和材を使い、その趣をきれいに見せるのは洋に比べ難しい。
この家のように無垢の杉材と漆喰を使い、しっかりとつくりこむと、
派手ではないが落ち着いた品のある住宅になります。
現代の自然住宅の王道と言ってもいいと思います。
そしてどの部屋のどの角度から写真をとっても様(サマ)になります。
それは今までも、良い住宅と呼べるものにすべて共通していることです。
2013年11月30日
小林クリニックさん…改修工事やってます。もう少しでオープン!
「小林クリニック」さん…もうすぐ?です。
中央線・藤野の駅前に小児科のお医者さんがやってきます。
もともと、(旧)創和建設の事務所あった場所です。
もう少しで「小林クリニック」という名前で開業されます。
とても優しそうな先生です。
現在、改修工事の真っ最中。
設計は、東京から来られたシュタイナー建築のスペシャリストの岩橋さん。
(こだわりの建築家の方…慣れていないのでご迷惑かけてます。)
大規模リフォームではないですが、
それでも内装のフォルムといい色彩といい、やはりこだわっています。
そしてシュタイナー建築は、左官&塗装は、とても大変だとも聞いています。
(とくに細かいモノ一つ一つに至るまでのカタチと微妙な色使い)
まだまだ完成は先ですが「普通と違うぞ!」…わかります。
ここ小林クリニックさん、小児科専門です。
完成したおりには、弊社の不動産部のホームページの中でも紹介致します。
(公立学校の方もシュタイナー学園の方も、お子さんの体調が?
→すぐにjR藤野駅前、小林さんのところへ)
↑(旧・創和建設の事務所がこんなに変わります)
☆もうひとつ…藤野でリフォームが始まりました。
セルフビルド満載(こんなことばかり言ってますが…)の楽しい住宅。
こちらも完成したおりには、ご紹介いたします。
☆また牧野地区では天然住宅さんとの提携リフォームが…来年あたり。
耐震診断・現調…そして改修と、先はまだまだ長そうですね。
自然素材のリフォームにもチカラをと思いつつ新築が多い弊社ですが、
藤野だけでなく、八王子・相模原・上野原市内と広範囲にわたり
このところリフォームの比率が増えてきました。感謝です。
「リフォーム」「リノベーション」と一言でかたずけられないですね。
自然な素材でのリフォームは、強力な接着剤のチカラを借りる
ことができないために、皆さん苦労されています。
そんな難しい素材のセルフとなると余計にそうですね。
それでも結構!「味がある」とほとんどの方が褒めてくれますよ。
2013年11月29日
「藤野・田代の家」…上棟です。
「藤野・田代の家」…上棟!
相模原市緑区(藤野)日連に田代という集落があります。
集落といっても、他に比べ人口密度やや高め。
今年完成した「工場を住宅に…」というリノベーションの現場の近く。
この改修物件の少し先に上棟した「田代の家」…建て替え。
最近やたら多い、小さくても質のいいご夫婦2人の「終の住処」です。
施主様との話し合いの中で、無垢住宅の心地よさを語り合っていくなかで、
無垢の素材に傾倒していかれるのに、そう時間はかかりませんでした。
この年代の方は、子供のころ嫌でも無垢の家に住まわれていましたから。
昔に比べ、今の家の住環境は悪くない。
壁のヒビも入りずらい。メンテナンスも少ない。
(ずらいという事は…ないという事ではなく少しはあるということ)
ただ、それを踏まえても、住みやすさではお釣りが来ます。
「自然住宅」というと、高額な住宅のイメージですが、
コンパクトな、ややローコストな自然住宅も可能です。
形状・面積・仕様(特に住設機器)及び・間仕切りなどで、
シンプルをめざし遊びをやや減らし…などなど。
そんな「日連・田代の家」の上棟の様子…ローコストの無垢住宅です。
(ココは、相模湖のファミリーホームさんからのご紹介です)
シンプルな無垢な住まい…工期が早い…面積も価格も抑え気味に!