2014年02月08日
国交省「地域型住宅ブランド化事業…武蔵村山の家」…着工です。
☆東京都・武蔵村山の家…着工!☆
やっとです、やっと始まりました。(ふ~!)
構造計算をはじめ、設計・事務作業による時間が半年。
構造事務所さんとあれこれと話し合いながら決定までの時間、
写真の丈夫すぎる鉄筋量からもそれがうかがえます。
こうして「里まちネットワークの家」の1軒目が、
東京都武蔵村山市伊奈平において無事着工しました。
東村山・東大和・小平…このあたりの地理が今一つわからないのですが、
実際行ってみると「近い・近い」…中央道・圏央道のチカラは凄い。
地産地消の無垢材による家づくりに国が補助金を100万円。
長期優良住宅というオマケがメインになっている違和感はあるが、
最終的には良質住宅になっていくのでいいかと…頑張ってみます。
ここのチームは、北都留森林組合と甲斐東部プレカットセンター
による木材支給になり、ほぼ山梨県東部の木(杉・ヒノキ)を使います。
山梨県…遠く感じる方もいると思いますが、神奈川・東京の隣接県。
たまに目にする「週末は山梨にいます」や「週末は河口湖に…」
などのJRのポスターからも、その近さがわかります。
武蔵村山市伊奈平…創和の水まわりの代理店・伊奈平の(アベルコ)さん、
電気屋さん瑞穂の(トライブ)さん、大工さんあきる野の(石川・大塚)さん、
基礎屋さん八王子市北野のタカケンさん、その他大勢、創和建設には
この近くから通ってきている方がホントにたくさんたくさんいます。
特に、アベルコさんは伊奈平で同じ町内。
彼らにとっては、通勤時間が短くてこの家は楽(らく)そうだ。
さあ、昨年に続き「地域型住宅ブランド化事業」…今年もスタートです。
自分たちの仲間で立ち上げたチームなので気合いも入っています。
続いては、現在設計中の相模原市の2軒の「地域ブランドの家」。
長期優良住宅という言葉だけにどっぷり浸らずに、
「これと同じような家があそこにもあった」ではない、
地元材の木を表しで使った「住む人も、まわりから見る人も、心地よし」
という「目に見える差別化した家」を目指してつくっていきます。
差別化…言葉は良くないが、私たち工務店が生きていくうえで、
誰もが必ず直面する言葉。
お金をかける差別化ではなく、センスの良さで差別化でき、
敷居があまり高くない家になっていければと思っています。
「ものづくりに携わる人は頭を垂れて、つくられたものは凛と胸を張る」
無垢材の木目は、慣れていない方は少ししつこく違和感がありますが、
見慣れてくると、それはそれはとても素敵に感じられるはず。
そしてそれが経年変化で、もっともっと良くなるのが…不思議です。
それでは、武蔵村山「里まちネットワークの家」の着工の様子です!