2014年02月05日
平屋に暮らす…連のいえプロジェクト「康(こう)の家」…薪ストーブの火入れ式です。
相模原市緑区日連「康(こう)の家」…薪ストーブ・火入れ式!
先月、本体のお引渡しが済んだ連のいえプロジェクト「康の家」
引っ越し後の一大イベント「薪ストーブの火入れ式」です。
私自身、年間たくさんのイベントに参加したり開催したりしますが、
この「薪ストーブの火入れ式」が断トツで一番好きなんです。
まず、あいさつがいらない、そして見るからに暖かい!
お客様の笑顔が灯りに照らされて、とても幸せそうに映ります。
そこに参加された皆さんが一点を見つめ暫し無言…
そしていろいろな話に花が咲く。
薪ストーブの前は、沈黙があったとしても、それはそれでありなんです。
参加し笑顔になっている私ですが、ココロの中で毎回のように思うことは
「これから、毎年ご主人さんは大変だな~」…もちろんほんのちょっとだけ。
DLDの中村さん…優しいが無駄にデカいとご自身で笑いながら言われ、
おっしゃる通り薪ストーブのサイズが、彼の大きさゆえ微妙に感じます。
この家の長押も、今少しで頭が擦りそう。態度は控え目なんですが…、
とても素晴らしい営業の方です。商売っ気がなく見え、商売してる感じです。
この町は、寒冷地でもないのに、年々薪ストーブは増えていってます。
あとは肝心な薪屋さんを誰かはじめてくれれば言う事なし!
この日の参加者は、施主様ご家族、設計の山田さん、ガスの中村さん、
電気の草野さん、水道の佐藤さん、そして創和の志村と小俣でした。
それではお料理の得意な「ピキャンの薪ストーブ」の素朴な雰囲気を…。
(先月もアップした「康の家」の完成写真もついでに添付します。)
薪の調達は北都留森林組合さんから…
この通り、みんなが炎をガン見してます
↓ここからは、「康の家」の完成写真です。
景色と家が無理ぜずとても調和しています
内外観とも自然住宅というより伝統住宅の趣
太陽熱利用「そよ風」を最大限に利用します
薪ストーブの熱が上昇気流で広い吹抜けへ
この企画に合わせたやや背の低い2階部分
調湿の優れた土を塗った心地いい真壁和室
群馬の藤岡瓦を敷き詰めた玄関と広い土間
丸窓の細工が、より一層つながりを感じます
太い大黒柱が居間・和室・台所の角にドン!
木製キッチンは埼玉・フォレスト西川さん作
これにて「平屋で暮す…連のいえ」の一軒目「康(こう)の家」
のブログ紹介は終了いたします。(外構は後日)
この「連のいえプロジェクト」は、次回からはここのお隣に建つ
「芹(せり)の家」の紹介に移っていきます。
こちらも見どころいっぱいの(平屋の住まい)になります。
住まいは、その地域の風土に深くかかわりながら長い時間をかけて
つくられてきました。ここ藤野の地も、バブル期を除いては同様です。
生活する上で過不足のない程よい大きさの「芹の家」は、そんな里山の中で
本当に必要なものはなんなのかを、施主と建築家が丁寧に吟味した結果、
庭とのつながりを意識した「上品な和みの住まい」になります。
「芹の家」の完成は、夏の声を聞くころになります。
1つ…1つ…と住まいのカタチがだんだん見えてきます。
創和建設一同、これから出来る「新しい町並み」を楽しみにしています。
隣接の相模原市緑区の山中で木を切り出し、製材してくれた林業者さん、
暑いさなかから寒い時期まで一生懸命現場で精を出してくれた職人さん、
長い工期の間、ご迷惑を文句も言わずに笑っていてくれた近隣の皆様方、
そして最後に、あらためて施主様に感謝いたします。ありがとうございました。
創和建設(代)志村