まんなかの家…上棟!


そりが出来そうな大屋根が特徴的な「まんなかの家」

来年が最後になるであろう国交省の地位型住宅の家です。

構造体はすべて地産地消の無垢材を利用。

大屋根はガルバリウム葺き。

内装に関しても、ほぼ自然素材で拵えます。

ただ、いつもと少しだけ違うのは「完全に洋風である」ことくらい。

新しくした創和のサイトにも、これから新たに付け加える予定の

「家カフェ」っぽい無垢の雰囲気の住宅に似た感じです。

より自由に、より振り幅を大きく、そしてチープにならない。

これを目指して数年ですが、そろそろ実行。

ただ、以前と比べて純度の高い無垢のパーセントが増えている分、

踏み切るに難しくなってしまった感のある私たちですが…。

オープンな間取り  シンプルスタイル  白い壁  光らない素材感

程よい抜け感  アンティーク  アイアンフレーム  陶器

低めの家具  高めの雑貨やタナ  バランスのいい木のボリューム

など、手がかりとなる単語を思い描きながら…

完全な洋風住宅は派手さとチープさが背中合わせ。

一般住宅が真似しやすいのも、そのような理由があるから。

経年変化に至らないもののパーセントを減らすことが大切なのかも。

「まんなかの家」は、創和のサイトに載っている鎌田氏が設計で入り、

ひとつひとつ施主様と念入りに打ち合わせを重ねました。

3月お引渡しと、厳しい工程のため完成見学会は無理そうですが、

写真の公開の了解を得たうえで、こちらのサイトに掲載します。

でっかい屋根と吹き抜けを持つ「まんなかの家」の上棟の様子。

    
    
    
    
    

やはり、長期優良住宅は軸組が混雑しています。丈夫です。

その中で、この巨大とも言える吹き抜け空間は素晴らしい。

街中自然住宅のお手本のような住まいになりそうです。

  

2014年12月17日

果樹のある家…上棟!

相模原市緑区名倉…里山のど真ん中

果樹のある家…上棟です!

相模原市緑区の青根の山から間伐した木材を、

低温乾燥釜と天然乾燥にて乾燥。

その木材は、山梨県大月市にある甲斐東部の工場へ…

手刻みも含めて加工し本日棟上げとなりました。

大きな断面の梁も多く、加工や木組みもたいへんな建物。

中村・鷹取棟梁をはじめ、14名の職人さんが丁寧に組上げます。

施主・建築家・現場監督の見守る中、見事にカタチになっていきます。

昔ながらの雰囲気を持つ家だが、性能は次世代省エネタイプ。

この時期、夕方5時には暗くなります。

上棟式は真っ暗な中、電気をつけていつも通り厳かに。

笑い声が飛び交う中でもみな真剣。

綺麗な星空の下、あたりに込み栓を打ち込む「カ~ン!」という音が響き、

(完成は、これから約4か月先)…今日は大工さんたちののはじまりの時。

冬の寒さが余計に「凛とした空気感」を醸し出しています。

皆、気を引き締める「果樹のある家」の上棟式の様子。

それにしても、気持ちがいいくらいの真っ青な青空だ!

   
   
   
   
   
   
   
   

このあたりでは、里山長屋を含めて5軒目の住宅です。

そして、そのどれもが風景に負けないくらい素晴らしい。

JR藤野駅から徒歩30分弱…自然の中の自然住宅の極みです。

  東京都・あきる野の家…上棟!

圏央道を八王子から北へ数十分、川と森の街「あきる野市」

駅から数分の便利な住宅街に新築です。

親世帯のお隣に建ちますが、

事務所併用の住宅のためサイズがかなり大きい。

完成の際には、またここでご紹介します。

今月は、この家を含めて3軒の上棟、怪我もなく良かったです。

(このエリアでは、「武蔵村山の家」に続き、今年は2軒目)

設計は、施主さんのご親戚。基礎もやはりご親戚。

そして大工さんは…施主自身です。

紺屋の白袴と言いますが、大工さんという職業は、

               ご自身の家をつくるのが平均遅いようです。

たぶん、この家も相当工期が必要になりそうですね。

    
    
    
    

圏央道のおかげで近い…あきる野・昭島・村山方面の方

お仕事待ってます。よろしくお願いします。

先日ごご紹介した「相模湖・ドッグランカフェ」のリノベーションも

大工さんが本格的に入り始め、どんどん進んでいます。

また、こちらでご報告。とても自由なドッグラン・カフェになりそうです。

最後に、里山長屋の少し先にて、小さな蔵をつくっています。

こちらも、そのうちご紹介。

ここの家…この完成を待って全体の外観写真を撮る予定でした。

母屋~車庫~蔵、すべて施主さんのセルフが入って時間をかけました。

完成したあかつきには、繋がりと広がりのある家になるのだと思います。

ドッグランカフェのFさんがセルフビルド相模湖代表のような方、

そして蔵のKさんがセルフビルド藤野代表のような方です。

ともにパワフル!感動すら覚えます。

2014年12月13日

北杜の家…中間報告!

山梨県の八ヶ岳山麓の北杜市「北杜の家」

(長坂ICと小淵沢ICの真ん中あたりで建築中の自然素材の住宅)

今年いっぱいで。約半年がかりの木工事が完了し、12月からは

徐々に左官屋さんの仕上げも入っていきます。

山からの吹きおろしの風がとても寒~い北杜市。

まわりの山々の山頂付近はうっすら雪化粧。

木と塗りの内外装の下地と羊毛断熱など、今でしか見れない構造を

施主さんにしっかり見て頂き「見えないところもちゃんとつくってますよ」と…。

素材だけでなく、落ち着いた内観・外観も、とても気持ちがいい

       八ヶ岳・北杜の家

これから、来年の1月末にかけてどんどん変わっていきます。

寒い中、泊まり込みでつくっている大工の長田さんはじめ、

東京・神奈川・山梨の職人さんも入り混じっての家づくり。

アンビエックスの布施さんの下で、みんなで協力して、

間違いなくいい住まいが出来上がるのだろうと…私たちも楽しみです。

完成の頃は、もう少し白い北杜の風景写真になっている…かな?

       現場周辺
      
      
      

       建   物
      
      
      

       現場近くからの眺め
      
      
      

この町は、このように八ヶ岳の対面に富士山が丸ごと見えます。

設計のアンビエックスさんは、打ち合わせのときでも自然体。

無理をせず、お客様に合わせながら色を出していく感じです。

もっとも、お客様ご自身がはじめからアンビエックスさんのファン

であることも良くわかります。

それでは、完成まで寒さに負けずに、みんなで一生懸命頑張ろう!

         「それにしても…風が冷たい!」

自然住宅(無垢と自然素材の家)の工務店・建築会社創和建設公式サイト

    めじろ台の家…竣工!


設計半年(いちかわつくみさん)・施工半年(創和建設)

八王子市の「めじろ台の家」が無事完成しました。

市街地の中での自然素材の家は難しいところがあります。

土地の価格が高く、自然住宅の価格が負担になること。

自然エネルギーの中でも、薪ストーブが使いづらいこと。

その中で始まったこの家の設計は、

施主・設計・施工とも、いつものようにアイデアを出し合いながら、

同じ方向を見据えつくっていきました。(和洋折衷)

写真では見えづらいですが、玄関ドアも木製の手作り、

その取っ手はアイアン作家さんに拵えてもらうというこだわり。

この先、外構がどうなるか?とても楽しみな「めじろ台の家」

キッチリした写真は、すべて完成する年末か来年この場で…。

   
   
   
   
   
   
   
   
   

オーブンを頭に持ったこの薪ストーブ…料理が得意です。

間取りの中で、リビングの窪んだ一画に設置。

ここに暖を求めて、ご家族みんなが集まってくるのでしょう。

火入れ式は年末に開催する予定…あとは薪の手配ですね。


<"http://sowa-tm.jp/ ">自然素材の工務店(建築会社 創和建設(神奈川県相模原市&東京都八王子市)