2014年12月09日
薪ストーブ火入れ式…藤野・花風の家!
甲州街道に面する藤野・花風の家~薪ストーブ火入れ式!
火入れ式には、薪ストーブのDLDさんと私と岡部が参加し、
いつものように談笑しながらのゆる~い良い時間となりました。
屋根集熱の環境装機「そよ風システム」が導入されているため、
補助暖房+真冬の活躍を期待しての薪ストーブ。
長期優良断熱等級4+上記の自然エネルギーということで、
薪の量も少し少な目で済むであろうそんな花風の家の火入れ式。
機種は、慣れないと操作が少し難しいが、
性能のいいクラシカルタイプの鋳物のダッチウエスト。
寒くなる前に、しばらくは慣らし運転…ちょうどいい時期ですね。
今月はもう1軒…八王子めじろ台の家にも薪ストーブを設置。
八王子の街中で「薪ストーブの暮らし」…珍しい?いや素晴らしい!
今年も、たくさんの薪ストーブを設置しました。極寒地でもないですが、
自然エネルギー&エコに対する考え方が浸透してきたということか?
「ただ、創和以外のご近所の建物は、あまりついてないよな~?」
2014年12月05日
神奈川県相模原市「柚子(ゆず)の家」…完成!
相模原市の高尾山を遠くに見下ろす高台(郊外)に建った住宅
「柚子(ゆず)の家」が完成!
床は肉厚オスモオークと肉厚パイン材という組み合わせ。
杉・桧・楢が多い創和建設ですが、オスモオークは別格。
ともに20ミリを超す肉厚感は見た目にも迫力があります。
良い具合に高気密に近い断熱性と気密性を持ち、
それに相反する結露対策・シックハウス対策を内装材に求めました。
なるべく色を増やさぬように気を使い、仕上げの素材を検討することで、
カッコいい家になりました。スッキリとシンプルに。
フローリングの肉厚感って、張ったらわからなそうに見えますが、
それがわかるんですね~。質感や反り方や踏みしめたときに…。
年輪は好きだが、節が苦手という方にも良い家になったのでは?
外構も完成し「予想以上の仕上りになったな」と思いつつ、
また1軒「相模原市寸沢嵐」の地に、いい感じの建物が出来たこと、
とても嬉しく思います。
最後に、高気密高断熱系の家でも、このように素材にこだわり、気を使うと、
息が詰まるような匂いはいっさいすることなく気持ちがいい空間が広がり
美味しい空気が漂っています。
普通は、気密は使い方によっては(微妙)?になります。
世の中って、すべてが○は少なくて、どこかに×を抱えています。
どこを大切にするか、どこを犠牲にするかなんだと思います。
施主様の大切に思う事、そしてそれが叶う事…大切です。
理想は低気密高断熱…難しいですね…ただ一つだけ言えることは
「気密住宅ほど自然素材にこだわるべき」~これ、間違いないです!!
蓄熱暖房機は、北面眺望カウンターの下に設置
中廊下は少しだけ暗め、けれどそれが調度いい
邸名の所以となった「小振りな柚子の木」…いい感じです
協力…ファミリーホーム・遠山信夫アトリエ・冬樹庭園の皆様
☆お知らせ☆
ここのお隣には、自然素材の家が建築中。
久しぶりに創和の志村が設計計画しています。
お金もそうかからず、身の丈にあった家づくりを目指し、
楽しいスペースもそれなりに確保したコストパフォーマンス
と、すべてが80点くらいの住まいになっていきます。
景色の見せ方だけは100点満点。
100坪アッパーの土地と植栽を含めて分譲します。
土地・建物を含めて3380万…コレ、とてもお買い得です。
来春、完成ですが、ご興味のある方は是非、ご連絡ください。
これを最後に「季のいえプロジェクト」は無事完成となります。
相模湖ではじめての「家プロジェクト」…施主様はじめ皆様に感謝!
国産無垢材と自然素材の家づくりにご興味のある方は⇒創和建設まで
2014年12月03日
相模原市「奏(かなで)の家」…もうすぐ着工!
藤野「奏の家」…着工!
ここ「奏(かなで)の家」の邸名は、お客様には聞いていません。
創和建設でも数年前から関わってきた土地でもあり、
藤野の第一期移住ブームの時に来られたオペラ歌手の方に
敬意を表して、個人的に「奏の家」と名付けておりました。
偶然ですが2番目に住まわれた方は、シンガーのウ○アさん。
そして
ずっと更地のままだったのですが、ここでなんと取得された方が!
春夏秋冬、いつ行っても素晴らしい景観。
遠くの山々と里の借景と、一番はすぐそこに森があること。
この森だけでもじゅうぶんに価値がある。
これから数回は、このブログに登場するであろう「奏の家」。
家だけでなくまわりの風景も一緒につい撮ってしまうんだろうな。
今日の1発目の写真は、着工前の土地だけの写真です。
そこに行くまでの木々に囲まれた未舗装のいい感じの道路と、
コンクリート系が一切見当たらない敷地の様子がわかります。
裏山を入れると、とてつもない広さを持つこの土地は、
人と家が「お邪魔しま~す」と言って、その自然の懐に
住まわせてもらっているような…そんな印象を受けます。
ここ「奏の家」は、来春完成になります…陶器市にはオープンです。
設計…スタジオikb+ 施工…創和建設(積算・岡部/管理・小俣)
2014年12月01日
「日野・三沢の家」…1年振りのご訪問。
「日野市・三沢の家」
早いもので、日野の住宅が完成し1年が経ちました。
久々に私と小俣、そして設計の市川さんの3人で訪問。
1年ぶりと書きましたが、その間にも数度伺ってはいます。
とても綺麗に住んでおられ、壁に無垢板などもセルフで施工、
今でもほとんど新築時と変わらないようでした。
サッシの調整が若干あった程度で、(この家の立地を考えると、)
いかに木材の乾燥度が優れていたことや、大工が丁寧だったことが
1年経ってみてよ~くわかります。
帰りには、もう一つの日野市の新築住宅「高幡の家」によって、
造園され相変わらず綺麗なままの外観を見て帰りました。
みなさん、綺麗に住んでらっしゃる。
創和が23区の仕事や横浜市内の仕事を遠慮しているのは、
こんな理由があります。
「家は長~いお付き合い。建てて終わりじゃないから!」
忙しく、時には待っていただくこともありますが、
我儘ではありますが、この「ほどよい近さ」って大切です。
現場までの最長時間…約1時間30分以内
これが手間のかかる「木の家」の無理のない最長時間です。
そう、建築会社の責任のとれる距離が1時間と30分。
高速道路の拡充のお蔭で、現在建築中の北杜市だけでなく、
湘南方面や埼玉方面も場所によってはですが、
施工エリアの範疇に入ってきました。(下りは渋滞も心配なし)
弊社が中央道~圏央道が交差する立地であったことに感謝。
以前より、少しだけ施工エリアが広がった創和建設です。
来年アタマには、創和建設八王子支店もオープンします。
「多摩地区の方~木の家をぜひ。新築でもリフォームでもなんでも!」
八王子~豊田~日野~立川⇒嬉しいくらいに近くなります。
この日野市あたりは、地元のような立地になります。
この支店は、小さな3部屋のアパートをリノベーションしていますが、
床…杉板無垢 壁…漆喰 ドア…杉板無垢 キッチン…タカラホーロー
とりあえず、やる事やってます。書棚も大樹の無垢材でつくってます。
オジサン集団ですが、あと数年はこうしてジタバタして行きます。
まわりの良い方とのお付き合いを大切にしながら…よりレベルアップを。
先日、上野原市内(市役所構内にて)で、農業と林業のイベントがありました。
たくさんの方々が集まって賑やかであり、その中に「里まちネットワーク」の
副、北都留森林組合さんも参加…こう農林業というくくりのイベントも
焦点が絞れていいですね
みなさん活性化のために、こうした努力をされています。
2014年11月29日
(仮称)名倉の家…上棟!
(仮称)名倉の家…上棟!
(旧)藤野町の名倉地区のウナギの寝床に上棟した住宅は、
細長い敷地形状に、コンパクトな自然な素材の家を、
きっちりと軒を張りだしつくりこみます。
設計開始からゆうに半年以上をかけ、いまの形になりました。
間取りの関係で、木材や金物の数量も規格外に多い家。
今期が最後となった国交省・地域型住宅ブランド化事業の一環。
駅まで徒歩15分、途中で湖をわたりいい景色を眺めながらの通勤。
完成が楽しみな「名倉の家」…現在、邸名が決まるのを待っています。
今年の名倉地区での上棟物件は、すべて純粋な自然住宅となりました。
この地区のポテンシャルはますますアップしていくのだろうと想像します。
この地区の家づくりには、私たちの中でも何か「縛り」を感じます。
創和建設だけでなく、いろいろな建築会社や工務店がつくりにきていまが、
そのほとんどが、無垢や自然な国産素材をどこかにとりいれています。
「名倉地区・住宅マップ」というリーフレットをつくっても見栄えがしそうなくらい。
建築的には神奈川県の中でも、とても稀有な地域に向かっています。
近隣にもそれが波及しているようで、なんてことない田舎なのですが…。
20年~30年経てもその価値は、そう変わらないような気がします。
そう、住む方変わっても…。そんなに変わらないような…。
平地も少ないので大規模開発も不可能なのでそれも良し。
JRの藤野駅から芸術の小路に向かい車を走らせながら、
建築会社・不動産業者として、この町で営むことの
家づくりと景観に対する楽しさ・難しさを感じています。
「なにしろ、仮に80坪~100坪の土地があったとして、
それを半分に割ったらレッドカード1発退場みたい」な空気。
長くなりましたが、そんな土地柄のど真ん中に建ってます。
神奈川県・ウッドマイスターの長期優良住宅のため、
軸組がいつもよりやたら多い気がします。
…ガチに強い家!…