2021年03月16日
“小さな森の彩雲治療院” 上棟!
2021年03月11日
“伊礼智の「小さな家」70のレシピ” について考える
創和建設には伊礼智さんのファンの方がたくさん訪れてきます。
伊礼智さんと創和建設が直接関係があるわけではなく、
ただ「つくっている家の雰囲気が似ているから」だけだそうです。
また「伊礼さんのような家をが、そう高額にならずに建ててくれそう」
みたいなイメージもあるようです。
高千穂シラスのそとん壁を頻繁に使っているからなんだと思います。
そんな伊礼さんの書かれたムック本、じつは私も大好きで、特に簡潔にわかりやすい短い言葉で、
家づくりの急所をとらえています。
“小さく豊かに心地よく”など、創和建設の家づくりと共通していることはあるのですが、
それがより具体的に書いてあります。
家具を浮かせる…床が見えるので部屋が広く見える。これは天井も一緒で天井を隣の部屋まで通すと、
家がやたら広く見える。
天井は高くしない…ハウスメーカーに逆らう言葉。天井を低く抑えることで、
吹き抜けとのギャップをつくりだし、より吹き抜けに開放感をもたせる。
スイッチ&コンセントは低く抑える…天井が低いので当然バランスを考えて低く抑える。
子供部屋は、3帖くらい、家具で仕切ったりしながら立体で考えていく…
平面で4、5帖の子供室は広すぎる!ロフトなどを加えながら空間の有効利用。
壁を残すと落ち着く空間になる…
すべての空間を抜くのではなく壁を適材適所でいい感じで残していく。
残し方は、建築家のセンスなのかな?
ダイニングテーブルは四角だけじゃなく丸もあり…そのままです。
その他に、伊礼さんの基本と考えられる、素材感と抜け感に溢れた家にしていくことや、
家の階高を低く抑えることや、部屋の対角線を抜くことなど創和建設も当たり前にやっておりますし、
たくさんの建築家の方々も推奨しておりますが、それを具体的にストレートに言われたことが素晴らしいのだと思います。
そして、「創和建設さんのこの家が伊礼っぽい!」とお客さんに言われるいくつかの写真です。
2021年02月27日
創和建設・モデルハウス 上棟!
2021年02月21日
“相模原の家(平屋)” 完成!
2021年02月15日
神奈川県相模原市 “山並みを愛でる家” 完成!
文字通り創和建設の地元・相模原市の丹沢山系の山並みを望む土地に完成した無垢と自然素材の
シンプルで美しい家。
バリアフリーのスロープから玄関に…
扉を開けて1歩入ると、そこには木の香しかしない心地よさがこれでもかと広がっている。
若いご夫婦の子育ての住処、年齢がいってからの終の棲家、いくつになっても、どんな時でも木
に囲まれることは気持ちのいいもの。
設計は、自然住宅のスペシャリストの市川さん。
ここも、大きな吹き抜けを持つ、明るく風通しのいいパッシブな間取りで、
リビングの真ん中にドンと座った大きめのペレットストーブが、
斜天井のシーリングファンと相まって暖かい空間を創りだしている。
スケルトン階段の上にあるロフトっぽい2階は、どこもかしこも抜け感たっぷりなこの家の中でも、
調度いい狭さが、とても落ち着きを与えてくれる。
構造は、地元・相模原市津久井の木を利用しています。
屋根…ガルバリウム・外装…シラスそとん壁と杉板羽目
床…杉板15ミリ&30ミリ・壁…オール漆喰
キッチン及び家具・建具…新潟大樹の杉の米糊と膠(にわか)接着
すべてが自然な素材で、住まう人の健康を考えた家づくり。
そして、お引渡し後にわかったこと。
施主様が名づけられたこの“山並みを愛でる家”という名前には、
住まい手のもうひとつの素敵な想いも込められていました。