先日の上野原の物件の上棟(後日イベントにてご報告)につづき、

第一期自然住宅限定土地「湖のいえ」の最終区画に建つ予定の

「藤野・楓のいえ」の地鎮祭が本日小雨の中、無事行われました。

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楓の家…そう、無垢のメープル材をふんだんに使った住宅です。

野球のバットやボーリングのピンにも使われている堅木で、

繊細で優しい木肌を持っています。色は明るめ。

いつもは、和材は杉無垢・洋材はミモザが多い「創和」ですが、

「無垢の楓」は久し振り。

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(床・建具)が楓。壁はシラス・ビオセラ。天井が杉無垢の予定です。

背の低い平屋ということで、とてもシンプルで小奇麗な感じの家に

なると思います。スッキリ仕上げることを心がけます。

ちなみに、屋根はガルバ。外壁は高千穂さんのそとん壁の予定。

木材は、「大地を守る会」推奨の協和木材さんから仕入れます。

(この材木屋さん、福島の原発から100キロ離れていますが、

        同じ県内ということで、ガイガー・カウンター装備です。)

むき出しの化粧梁がちょうどいい迫力…協和さん楽しみにしています。

この建物をもって「自然住宅限定宅地…湖のいえ」の一期工事が

全て完了致します。皆様のご協力で「自然住宅」がみごとに並んで、

とても素敵な雰囲気になるであろうと、今から楽しみです。

途中、ここに自然住宅を望まれない2×4等のお客様がお見えになり、

泣く泣く数名のお客様をお断りしたのを懐かしく思い出しました。

(その時は、この先誰も来てくれなかったらどうしようと

                   心が折れそうになったこともしばしば。)

ひきつづき「風のいえ」もすこしづつ始まっていきます。

やはり「自然住宅」の縛りをキッチリ設定させていただいており、

そのうえ「風のいえ計画」は外構まで規制…グルグル巻き状態?(笑)

ただし最後は、お客様に喜んでいただけるのかなと勝手に思っています。

全ての建物が、それぞれの個性を持ちつつ自然の中で調和する。

 

 あ――――――――――――ほんと建築やってて良かった!

来週は、津久井産材の打合せで井上さんの加工場にうかがいます。

うまく軌道にのっていければ、本当の意味での「地産地消」ができます。

「地元の木を使って地元の職人さんで家をつくる。」…ジモティ最高。

そういえばこれから「浜岡原発」どうなるんだろう…中電さん早い対応を?

(東電の試算によると、家庭の努力で310万キロワット節電可能らしい)

物語が生まれる部屋…今月号のブルータスより。

(世の中には、いろいろなことを考える人たちがいる)

淡路島の高台に建つ小学校…廃校になり現在は?

ものづくりのプロたちが集う「ノマド村」に再生。

陶芸家・家具職人・写真家・作家など…。

彼らが何故この廃校に住むと決めたのか?

自然の中で暮らした経験をもつ彼らには、

都市に住むことは考えられなかったこと。

そして、風景(土地柄)と住人(人柄)が

素晴らしかったこと。人が集まりやすいこと。

こんなことが書いてありました。

「校長室がキッチン、職員室がリヴィング、教室はというと、

 寝室だったり子供室だったりする…子だくさんでも心配なし。」

読んでいるだけでとても楽しく、映像として目に浮かぶようです。

(でも住みたいかと言われると、即座に首を横に振りますが…。)

なぜ、この記事が目にとまったかというと、

私たち(弊社のスタッフ数名)の「藤野の小学校」が数年前に廃校になり、

これからの利用方法が取りざたされているからで、

卒業して30年以上経っているとはいえ、良いカタチで

生まれ変わってくれるといいなと、考えていたからです。

(特に古い木造校舎はそのままに~問題は耐震ですね)

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すでに藤野には、廃校になった小学校の再生の事例が

いくつかあり、その全てがオモシロ楽しく生きています。

牧郷小は「牧郷ラボ」・篠原小は「篠原の里」・沢井小は「やませみ」など…

それぞれが「自然・農業・体験・を柱に(土地柄)・芸術の施設」に再生。

そして次は、昔懐かしい木造校舎と二宮金次郎が自慢の

                            …再生「オブチ小」です(笑)

5月3日(火) 片山右京さんの自転車基地が予定通りオープンです。

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相模原市緑区牧野に「サイクル・ステ―ション 藤野」という名前で

自転車専門のブースが開設されました。

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オープン・セレモニーにでは、右京さんとその仲間たちがフル装備で

…前回ママチャリなんぞとぬかしていた私でしたが、まったくもって、

大きな間違いだったことに気がつきました。(お恥ずかしいかぎり)

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「ツール・ド・藤野」

日本で一番過酷な自転車レース(相模湖を挟み陣馬と丹沢を走り抜ける)

などと外野の私たちはそれぞれ勝手なことを談笑していた数時間でした。

この道路事情で、どこまで実現できるかは微妙ですが、

それによってメイン道路とサブ道路の整備や、景観へのテコ入れなどが

動き始めればいいな~と思います。

(サブ道路は、舗装などしなくても良し…出来る限り自然のままで。

    メディアへの発信力も期待…それにより沿道の美観もキッチリ)

どうも仕事柄「各種イベント事」が街づくりへ行ってしまうのが悪い癖です。

「ツール・ド・藤野の実現」と「しっかりとした基盤整備」…期待してます。

それにしても「なんだか面白そう」というのは幾つになっても楽しいですね。

5月21日と22日には、町中(まちじゅう)で「陶器市」が開催されます。

創っている方や見るのが好きな方…ついでに暇な方、是非お越し下さい。

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     「チーム・右京」のみなさんガンバって下さい。

相模原市緑区名倉にある…とある別荘。

(風と光と山でのネーミング…風光山荘)

建物の両サイドに同じサイズの額縁開口を設け、

庭で腰かけ、たき火をしながら建物の方角を見ると、

建物を貫通して反対側の景色(雑木林)が見えるという

平屋建てのとても楽しい空間構成になっています。

ここで、2度目のメンテナンス…ウッドデッキの塗装。

もちろん、古色染め。やはり南面の変色が大きいようです。

アウトリビングのウッドデッキは、建物をホントに大きく見せます。

「田舎暮らし」には薪ストーブとともに嬉しいアイテムですね。

  今月、クリーニングとメンテナンス工事に入ります。

 (経年変化の素晴らしさを感じます…工務店冥利につきます)

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この建物の特徴は、建物は敷地の割に小振り。

ただし、庭と植栽が充実。奥に見える山や雑木林との位置関係を

上手に利用して、庭の小道を歩いているとその山々が自分の庭

であるかのような錯覚に陥ります。うまくできてます。(自画自賛・(笑))

もっとも、かなりの本数と種類を植えないとこうはなりません。

バックに見える雑木林が写真では上手くうつりませんが…。

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   ↑とにかく広い、田舎だから出来ることですね。

どうか、おいしい空気をいっぱい吸って楽しい連休をお過ごしください。

ここ1カ月、以前より弊社に来ていただいているお客様や、

「大地を守る会」の見学会にてお会いした会員の皆様方と、

毎日のように藤野の土地を見てまわり、お昼を一緒にとり、

何十人の方と「土地のこと、家のこと、田舎暮らしのこと」を

お話ししてまいりました。

皆さん一様にビックリされておられたのは、こんなに東京に近いのに、

これだけの自然が残っていることと移住者の比率の高さと元気さです。

一昨日のお客様のご案内を持って、

「創和建設&大地を守る会の自然住宅限定土地見学会」

を無事終了とさせていただきます。ありがとうございました。

今回、お客様がつかなかった土地につきましては、

来月よりネットに載せる予定でおります。(アットホーム等)

見学会では、移住希望の方も10人を超え、成果があがりそうですが、

一番の成果は「皆様がどんな土地や建物をお望みか?」

と言うことを直接感じる事ができたこと。

めったに、短期間での顔を合わせての100人の調査って

できません。とても参考になりました。

ご希望はというと…

駅に近いか遠いかは、お客様の通勤・通学の事情により

要望はバラバラでしたが…(近いにこしたことはない)

土地の広さは80坪以上(理想は100坪以上)あった方がいい。

値段はとりあえず安いに越したことはないが、土地による。

家のまわりに自然ががたくさんあることや、作れること。

日当たり・風通しが良い土地であること。

同じ様に、じめじめした土地でないこと。

地盤が脆弱でないこと。(液状化しない)

携帯電話の鉄塔がすぐ近くにないこと。

まわりの住人の方が自然好きな方が多いこと。

同様にせっかくの田舎暮らし、近所付き合いもたくさんしたいこと。

このような、基本的な希望が多かったようです。

(見学会参加者のうち何人かは、出来ればと前置きをされ、)

隣家が視界に入らない程度の林の中の木立に囲まれ家を建てたい。

朝、鳥の声で目覚め、窓を開けると清々しい里山が広がっている。

大自然だけでは、生きてゆけないし、体もいつまで丈夫かわからないので、

駅に近く、生活しやすい土地に、田舎の自然な植栽で里山の空気を造りたい。

このように具体的で素敵な生活イメージを伝えてくれた方もおられました。

さあ、これからまた「藤野・相模湖・上野原」にて「良質な土地」を探さねば。

…今回は珍しく良い物件が揃っていたので、相当気合いを入れなければ…

来月からは、再び本業の「建築屋さん」に戻ります。(ヨシ!)

1か月の間、一般及び大地のお客様、役所関係の皆様、里山長屋の皆様

大地を守る会のスタッフの皆様、藤野観光案内所(ふじの音)の皆様、

野山の食堂・直子の台所の関係者の皆様、その他たくさんの工房の皆様

大戸様、また山田さんや池辺さんやそのご家族の皆様、

(藤野 相模湖 上野原)の土地をご紹介下さった地主さんや不動産会社

の皆様方。

バス5台でお騒がせした、小渕・名倉・日連・吉野・牧野地区の皆様。

いろいろと、ありがとうございました。

次回からは、個別でのご案内に絞らせていただくつもりです。

今月来ていただいたたくさんの方々が、これからも「藤野」という町に

粘りづよくアンテナを張りつづけてくれることに期待しています。

また、行政においてもたとえ田舎暮らしとはいえども、不便は別物。

「基盤整備」の拡充や民間ではやりずらい広報活動宜しくお願いします。

インフラって、とっても大切です。(ふ~)

ここでお久し振りの「ジャズ・コーナー」復活!

最近、体にいい自然や建物のことばかり書いてきたので、

バランスをとるために、体に悪い?ジャズ(夜・酒・葉巻イメージ)紹介。

でも心にはいいんですよ、ホント。

なにしろカッコイイの一言。大好きな「ジュニア・マンス」のアルバム。

(レイ・ブラウンとのツインリーダーアルバムと言ってもいいのかな?)

個人的には、ウィスパー・ノットとラブ・フォー・セールが好きです。

どの曲も「間がいい」ので、似ているのだけれどカッコよく聞こえます。

あのでっぷりしたおなかで、よくピアノが弾けるな…?

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     2010年の東京ジャズで、綾戸智恵さんと共演です。
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