来月から始まる山梨県上野原市における(ベストホームさん)の

地熱住宅のモデルハウスに先立ち勉強会を開催しました。

創和建設の監督が4人、基礎担当が3人、設備担当が1人、

木工事担当が1人、そして私の合計10人が…お勉強です。

先日の川越での勉強会の実践型で、型枠・鉄筋・配管に至るまで

現場での細部の納まりや施工方法を検討しました。

思ったより難しくないというのが、私たち監督サイドの本音。

思ったより面倒だな~というのが、職人さんたちの本音。

大きな型枠なども仕入れなければならずそれなりの出費

⇒こりゃ中途半端じゃやめられないぞ~!

なるべくキレイでロスがないようにそれぞれが考え発言。

先生役の八洲(ヤシマ)の森山さんも長時間お疲れ様でした。

圏央道が出来、川越が近くなったとはいえ、ありがとうです。

熱く狭い打合せ室の中で、11人の男たちがほぼ真剣!

暑苦しいことこの上ない(笑)。

この結果は来月「上野原の地」で答えがでます。楽しみ。

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エコな地熱住宅とはいえ要領よく、お客様の負担にならぬように

スムーズに仕上げること⇒これが続けることの第一歩!

いくら良いものでも、価格において手が届かなければ広がらない。

「皆さん一生懸命がんばりましょう」~このブログ「ガンバル」多すぎ!

さあ、来月は次世代ソーラーシステム「そよ風」の勉強会だ~(東京)。

この装置の温熱環境⇒実に理想的。(これも今年藤野の建物で実施)

なにしろ空気が気持ちいい。国立の環境創機の開発したもの。

藤野プロジェクト「里山長屋暮らし」でも、毎日せっせと働いています。

●次はそよ風 「が・ん・ば・り・ま・しょう!」の耳にタコ。

●「そのうち良いことがありますよ?」 と天の声。

「大地を守る会・自然住宅事業部」との業務提携を通して、

私たちが一番楽しみにしていたのが…「大地の自然素材」です。

食の大地 が 建築にも生きています。

何年か前に、目黒の設計事務所「アンビエックスさん」にいろいろと

ご指導いただき、選ばれし「自然素材」の数々を知り、そして使い、

自社の建物にも採用させていただきました。

大変勉強させていただき感謝しております。

それと同じく

「大地さん」もほぼ同じ路線で、体に悪いものはいっさい使わない。

…謙遜して「できる限り使わない」と言っていますが。

来月より着工予定の 創和・風のいえ のK様邸より、

自然素材の各メンバーがそろい踏みです。

今回はその中で「天然接着剤と自然塗料」についてです。

(4つのこだわりがあります。)

1.石油化学物質や溶剤を一切含まないこと。

2.住む人だけでなく、つくる人にとっても安全であること。

3.木の特徴を、より生かす製品であること。

4.自然環境に負荷を与えず、自然に還る製品であること。

天然接着剤はニカワが主原料。これに青森ヒバ油や岩手木酢液を加え、

さらに米油・柿渋を加味してホルムアルデヒド「ゼロ」にしています。

水性の自然塗料は、やはりニカワがベース。ヒバ油と木酢液までは同じ。

違いはそのほかに「亜麻仁油や紅花油」などの植物油を加えていること。

油性の自然塗料は、亜麻仁油ベースにダンマル樹脂、ヒバ油、紅花油

を加え、完全な無溶剤で作っています。

弊社の「自然住宅の内装ドアや家具、そして木製キッチン」に至るまで、

まったく同じ塗装や接着方法となっています。

石油化学物質や溶剤を含まない家は新築特有の臭いがしません。

ワックスなど、食べることのできる原材料を使っている物もあります。

施工も簡単、メンテナンスも楽(らく)ちん、良いことだらけ

唯一の悪いこと…ちょっと高額であること。(まあしかたがないかな?)

↓シオン(大地を守る会・自然住宅事業部 推奨)のサンプルです↓

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美味しそうな色…食べられません、塗料です。

シオンだけでなく、この業界の材料の産地は、

本当に東北が多い。ものづくりの材の中心です。

早く(人も町も)元気になることを祈るばかりです。

昨日、相模原市緑区牧野(N様邸)基礎打設完了です。

上野原市内にて、エクステリアも順調に進んでいます。

相模原市緑区吉野の解体現場も完了です。

また、今日は「地熱住宅」の現場勉強会です。

弊社の現場スタッフ総出で実地訓練の予定です。

長くなったので「防蟻処理」については後日ということで…。

先週発行された建築雑誌「住む」

テーマは「自然の恵み、手の力」


相模原市緑区名倉の里山にできたエコな連棟長屋

「藤野プロジェクト・里山長屋暮らし」に携わった各職人さんたちに

スポットライトをあてつつ、「藤野」という町の紹介を含め大特集。

表紙にまで使われていて、思わず…「こりゃスゲ~,、東山魁夷の絵のよう」

「手の力」と銘打つくらいなので、今回の紙面の主役は職人さんたち。

知合いの楽しい人たちが、やたらマジメ顔で(笑)~これも絵になってます。

細かい詳細は明日にでも書き込みます。(?書かないかも?)

とりあえずのご紹介写真(抜粋)です。写りが悪くホントごめんなさい。

7月1日(金) 夜7時30分 NHK 首都圏スペシャル にも登場~見てね

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さあ、次はどんなプロジェクトができるのだろう。

「エコヴィレッジ」はたまた「ソーシャルハウス」?

もしかしたら、本当に「藤野電力」が…?

行動力のある面白人たち⇒藤野に大集合!

(普通に生活したい人も、もちろん大歓迎!)

最近とくに「発信力」の大切さや凄さを感じます。

次回は「天然接着剤・自然塗料・防蟻処理材」について

とてもマジメな顔で書いてみます。 それでは。

「さ~て、ぼちぼちと良さげな土地を見つけるかな…?」

同じ相模原市緑区の中でも、いつも登場する「小渕・吉野・名倉」

と違い、今回は「牧野」の新築工事現場です。

メインの床が桧材を使用、大きな建物なので見栄えもしそうです。

年末までには完成します。(たぶん)

2世帯住宅(浴室だけは1箇所)で、1・2階の色合いは変えています。

現在は、基礎工事の真っ最中(ジオの瑕疵保証の検査済み)で、

みんなこの熱い中・痩せる思いで・がんばっています。

ホールダウンも少し多め。基礎延長はだいぶ長め。

~痩せるかどうかは、これからの天候と本人しだい~

現場写真のほかに、藤野の中でも「これからを感じさせる」牧野の風景、

やまなみ温泉、昔弊社が建築に加わった南小学校、などの写真を

とりとめもなく並べておきます。(空がやたら広いぞ~!)

ちなみに、「創のいえ」もこの「相模原市緑区牧野」に計画しています。

山なみと澄んだ空気がとてもきれいな土地「牧野」…これからです。

(このあたりエコ・ヴィレッジにぴったし…丹沢山系のホントの山なみです。)

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大久和・篠原など多くの集落が集まって牧野です。

芸術の家がここの入り口にあたります。

追伸~川崎市麻生区の百合ヶ丘で増改築やってます

2年ぶりの川崎。原監督をはじめ皆朝が早くて大変です。

若い時にこの近くに住んでいたことがあり、どんどん出来ていく

新しくきれいな街にあこがれたものでした。(眩しいくらい)

20年経った今…そう見えないのが不思議です。(眩しくないです)

街が変わったのか…自分が変わったのか…それとも両方か?

たぶん歳をとったから、求めているものが昔と変わっただけ。

林野庁は6月1日、2020年までに木材自給率50%以上の

「森林・林業再生プラン」を立ち上げました。

国産材供給量の目標3900万㎥…ってでかすぎてわかりませんが?

私たちの地元相模原でも、国と足並みを揃えて、

最近特に話題になることが多い「さがみはら森林ビジョン」。

「森づくりボランティア講座」という体験イベントも開催されます。

相模原市の約6割を占める森林を計画的・継続的に利用

することにより山や森や里がいきいきとよみがえります。

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アタマではわかっているものの私たち建築会社や工務店は

まず何をすればよいのか。具体的にどう動けばいいのか。

そう、まず「地元の木」で家をつくろう。

(お客様の意向が第一ですが…地産地消をお願いする)

現在、藤野でつくっている建物もパーセンテージは低いですが、

それなりに地元の材は使われています。(里山長屋や湖の家 等)

幸い「間伐材」を含め「相模原産材~とくに津久井産材」は、

住宅をつくるのにとても適しております。(青根・青野原・串川地区)

なかでも、杉と桧は良い木材が多く、志同じくする製材業者さんと

「津久井産木材で、どこのも負けない家をつくろう」を合言葉に

少しづつですが具体的に動きはじめています。

一軒のうち60%くらい「津久井・藤野産の木材」が使用できれば

(構造材・造作材の主たるもの)と思います。

今年着工予定の建物のうち、既に2名の方が、

「地元の木で家をつくりたい」という意思をはっきり示されています。

山のため…森のため…水のため…共存する生き物たちのため

…私たち自身のため…そして次世代の子供たちのため

やがては、私たちのまわりの全てに、とてもよいカタチで帰ってくるはず。

とにかく足元からすこしづつ~小さいことからコツコツと~

一軒一軒の(相模原市緑区)お客様に「地産材いかがですか?」

と問いかけることからはじめようと考えてます。

材の数量が足りるようであれば、昨年・今年に続き

(土地のめどがたてばですが)来年末あたり計画しようと考えている

創和建設「自然住宅限定土地分譲・パート3」の建築協定の中に

「相模原・津久井産材木の使用」のお願いを入れてもいいかも。

「国産材・地域産材」の補助金も、お客様が受け取る仕組みで、

抽選や締切がないように継続していただければ嬉しいです。

「地元の木で家をつくること」が当たり前になる日が来ますように!

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山と緑のラブ・レター