2011年10月11日
神奈川県産材(相模原産材)を住宅に利用…低温乾燥機完成しました。
昨年の「相模原森林ヴィジョン」の会合にて、一番の問題点となった
「木材が乾燥していない」「天然乾燥にかける時間とお金がない」
「乾燥機は欲しくても高価で無理」「高温乾燥は木を傷める」…など。
井上さんと首を捻り「だったら、造っちゃえ…それも低温乾燥機を」
こんな感じですぐ実行。実験もして問題なし。材の含水率もいい感じ。
問題があるとすると、低温のため時間(手間)がかかることと、
大量乾燥ができないことくらい。(そんなに仕事がないですが)
ただし、このくらいが「目の届いた良質の仕事」に結び付きます。
この「とりあえずやってみよう」の塩梅加減~弊社においては、
「慎重にもう少し考えよう」より上手くいくことが多いようです。
その 「とりあえず…」 から始まった神奈川県産木材の利用と
低温乾燥木の製作⇒とりあえず成功のようです。お客様に感謝!
これで天然乾燥と併用で、相州杉や相州桧を安心して供給できます。
(創和建設は東京や山梨地区でも住宅建築をしているため、
そちらで相模原産を利用しても厳密には地産地消にはなりません。)
みなさんの熱意と協力で、とりあえずが((笑))になりました。