2012年07月03日
あったかい空気の上昇気流を利用しましょう…エコです!そして嬉しいことにタダです!
先日の上野原市内の住宅完成見学会にて…
皆さん「このウチ、やたら涼しいね~」、
「マドが多いから?」とか「断熱材が厚いんですか?」
純粋にこの質問がホントに多かったです。
答えは、
「マドの位置と高さ関係です。暑い空気の上昇気流を利用してるから」
暑い空気は対角の高いマドから抜いてます。強い日射は軒で防いでます。
断熱性・気密性を高めた家より、生活しててよっぽど気持ちがいいですよ。
夏場は風を利用し、冬場はお日様の恩恵にあずかる。
(たぶん1年間でエアコンが必要なのは、夏・冬各1ヶ月程度か?)
風土にあった昔ながらの日本建築のいいところ…(エコです)
創和建設では、「季のいえ」「風のいえ」「郷のいえ」とココにあたります。
これらのどの家も「風とお日様の力」を窓から十分にとりいれています。
そう、建築家の私たちがまず最初に考えることは、太陽光発電の前に
機械を使わない家づくりにおける「風と太陽の利用」ですね…(タダです)
なにしろ機械じゃないから、メンテも壊れることもない。
2012年07月01日
上野原「自然住宅・凛のいえ」完成見学会終了⇒明日からは「藤野・眺望のいえ」へ
昨日今日の2日間にわたり、山梨県上野原市内で開催した
「凛のいえ」の完成見学会が盛況のうちに幕を閉じました。
無垢…無垢…無垢 と どこを見ても無垢だらけの住宅。
2日間で約50組の皆様方に見学していただきました。
創和建設としては、上野原でチラシを撒いての見学会は初めて。
藤野の見学会のように「自然住宅セミナー」は実施せず、
とにかく現地を良く見ていただくことを徹底しました。
ハウスメーカーさんの比率の高い上野原市の中で、
皆さんにこの家がどんな風に映ったのか…。
無垢材と白洲壁の性能に興味を持たれる方が多かったです。
設計は、施主様とも懇意のデザイナー(堂本建築工房)さん。
また、日頃からお世話になっている(BC工房さんのテーブル)や、
(黒瀧さんの広告デザイン)もとてもありがたかったです。
お客様の中には、「何坪でいくら・こんな設備がついてます」のような
見飽きた言葉ではない、暖かい印象を感じ見学会に参加しました。
と言ってくれた方もおられました。ありがとうございました。
さあ、明日からは、相模原市緑区吉野にて「眺望のいえ」の見学会。
木の量は「凛のいえ」に比べると少ないですが、バランスで勝負。
高千穂さんのウェブサイトでもご覧いただけると思います。
設計はア―キシステムの森下さん。シンプルさが光ります。
ご興味のある方は、創和建設・原までご連絡下さい。
この住宅の(コストパフォーマンス)は100点満点です。
2012年06月28日
お知らせ~上野原・自然住宅「凛のいえ」の完成見学会
創和建設単独にて、上野原市内では初めての完成見学会。
自然住宅「凛のいえ」完成見学会
日 時…6月30日(土)・7月1日(日) am10:00~pm4:00
建物仕様(自然素材でつくった骨太の現代民家)
屋根 ガルバリウム
外壁 漆喰・杉板・ガルバリウム
床板 桧・杉
内壁 漆喰・白洲
天井 杉・白洲・和紙
建具 桧・杉
家具 桧・杉
キッチン 桧・ステンレス
浴室 桧・ユニット
デッキ 桧
玄関タイル 敷き瓦
外構 和のアプローチ
その他の見どころ…2世帯住宅・桧大黒柱・吹抜けの大空間 etc.
「上野原・凛のいえ」…自然な風合いの中に凛とした空気が漂っています。
今回は、上野原市内の方々に「自然住宅」の心地よさをと、
国産無垢材の柔らかさと温かみを見ていただこうと思い、
施主様に2日間にわたり見学会の開催をお願いしました。
里山や田園の環境を持たない街中にて「自然住宅」をの想いと、
2世帯の暮らし方と和の趣にガルバリウムという金属の質感が
どういう風にかかわってくるのかも見ていただければと思っています。
1階も2階もセンターにリビングを配し、間仕切りもいつもより少し多め。
こんな「凛のいえ」…時間の許す方はぜひお越し下さい。
このような見学会を開催できること、施主様にとても感謝しております。
また、今年度はこのほかに年末同じ上野原市内にて
「2世帯の無垢住宅」も予定してます。
○ また、もう1軒の個別見学会(ご連絡をいただいた方のみをご案内)
相模原市緑区吉野…コストを抑えた無垢の住まいの完成見学会を
来月早々予定しております。ご希望の方は、担当の原までご連絡下さい。
(こちらの見学は、7月2日~7月7日のウィークデイです)
ご興味のある方は、ぜひ創和建設までご一報を。
(ともに駐車場あります。)
2012年06月27日
季のいえプロジェクト(相模湖・白洲の家)…上棟です。
2012年06月26日
地産地消とゼロエネルギー、そして中古住宅瑕疵保証制度
~建築業界の3つの目玉政策~
各自治体の活性化(相模原市も)と節電対策
また、住宅の数余りに対する政策です。
不景気になり、震災が起きて初めて本腰!
1.地産地消の家づくり
先日の「地域ブランド政策」に見られるように、
地域の山と水と家づくりの関係を地元優先の流れをつくり、
きっちりやってくれるところには補助金を配るシステム。
これはきっかけで、最終的には民間のがんばりに期待。
さあ、何百という団体の中からどこが採択されるか?
2.ゼロエネルギーの家づくり
やはり「ゼロエネルギー政策」
これはかその会社単体で挑戦。
補助金の額やスパンも短いので、基本的には薄い。
ただし、社会の方向はまちがいなくこの流れ。
3.中古住宅の瑕疵保証制度
現在の新築保険と同じものを中古住宅にも適用。
ただし、耐震上しっかりしている住宅のみ。
使い捨ての住宅から脱皮する傾向にあり、
バブル時代から住宅に対する価値観も変化。
流行りの(外張り断熱)が鎮火して、この3つが
中小企業のこれからの生き方の大きな核になりそう。
ともに5年後くらいには、普通になっていくのだろうか?
10年瑕疵保証もあたりまえになっていくのに、
そのくらいの時間が必要でしたね。
簡単にまとめると、これからの不動産・工務店が生き残るには、
「国産無垢材でエコな住宅をつくり、リフォームをがんばろう」です。
そしてなにより
会社を大きくするというより続けること…その基本にはいい仕事!ですね。
(実例)高千穂・白洲壁による新築・リフォーム
機械に頼る(ゼロエネ)だけではなく、風と光を利用することも考える。
(ゼロエネ)の第一歩はまずそこからです。とくに田舎では可能!
マドを全開に開けて生活できる素晴らしさを大いに楽しみましょう。
地産地消・ゼロエネルギー・中古住宅保証制度
☆さあ、私たちも「できることから始めよう」。