2012年08月17日
(相模原市)街中の分譲宅地について…う~ん。
現在、私たちのやっていること…まわりの環境もあり、
(田舎暮らし+自然住宅+コミュニティ=街と家の資産価値アップ)
このような構図で動き、場所によっては少なからず問題は抱えるものの、
四角四面のブロック分けをする住宅地に比べ、より自然になります。
これは里山の風景を抱える町であるため、特殊な分譲地といえます。
(言葉では簡単ですが、実施はかなり大変なこともあります。)
どんなに綺麗な住宅が集まった分譲住宅地にも1つだけ欠けているもの。
それは「自然な生活感のある暮らし」と「将来的に持続できる街」です。
どこの街にもある「出来たばかりは綺麗だったのに、今は住む人も
序序に減って行き、土地の価格も半分以下に下がってます。」みたいに。
たぶんこれは、同じような家を派手に無作為に建てていった結果…。
道路も家の配置も真直ぐなので、どこも同じようなたたずまいに。
東京・多摩地区の日野という街があります。
好きでよく行くのですが、あの街の通り沿いは、決してきれいではなく、
豪華でもない。電柱も邪魔なほど立っているのですが。
ただ言えるのは、古い建物がそれなりにリノベーションして現存している。
そして各家屋に緑が多い。敷地が広くノッポの建物が少ないのもいい。
空が隣接の都市に比べ、ホント広く見えるんですね。
外装に木を張っている住宅もチラホラあります。それも国道沿いで。
ひと昔前は立川と八王子に挟まれてパッとしないと言われた時期も
確かにあったのですが、今となってはそれが良い方にでた感じです。
これからも、急降下で廃れることがないんじゃないかな?
「安っぽくつくられた感が少ない街」のような気がします。そう、つくられた感。
つくられたモノを買うのではなく、一緒につくることの素晴らしさ
……と難しさですね。
しかし現在は、そんな日野のいい感じの場所も、
30坪単位のの切り売り土地も多く、いつまでそれが持つかどうか?
まだ先の話ですが(来年あたり)、相模原でも名倉・日連をメインに
家づくりを行ってきた創和建設ですが、藤野の中でも駅に近い
小渕地区のどこかで、そんなちっちゃな2~3軒の空間が出来れば。
60坪くらいの土地に延べ床30坪の家。内外装のメインはもちろん
無垢の材。ぼんやりとした灯りの中…3軒のこじんまりとした木の家が…
(里山と違って街中は、土地のポテンシャルが×な分アップ率大です)
着工から完成までのスピードも若干早めて…。
コストを下げるために、県産材オンリーではなく国産材まで広げ、
手キザミではなくプレカットを基本とする建物。
外観のデザイン、内部空間のこだわりに重点を置きます。
具体的な候補地はあるのですが…とりあえずは…来年です。
このような「自然住宅分譲」は、どんなもんでしょ?
ダラダラの文章になってしまった!反省。