7月竣工予定のフラット35住宅。

相模原市緑区吉野で建築中の「眺望のいえ」

ド迫力の吹抜けを持つ住宅になりました。

むき出しの1階の梁と杉板の床と天井も(笑)です。

この建物はフラット35を「断熱性」でとっております。

当初の設計から、カタチも素材も変わりに変わって

ほんとに良くなったな~が感想です。

現在は、内部の「白洲壁」を左官屋さんが仕上げてます。

無垢の床・天井・建具・造作材ととてもいい相性ですね。

梁と火打ちのボルトも露出で、考えようによってはメンテ良好。

すべての部屋にお金をかけるのではなく、

部屋やパーツをきっちり仕分けてメリハリをつけた住まい。

玄関~リビング~吹抜けのパーセンテージを高くしました。

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外部のウッドデッキも施主さんのお父さんが作るそうです。

先日の「高台のいえ」と同じくこの家も、

変形土地というデメリットを住宅で解消。

お金をかければ、都会の一等地も買えますが、

安い金額で土地を買い、家づくりで高めていく…素晴らしい。

分譲系の建物では我慢できない、ただそんなに贅沢にするつもりもない。

細かい細工だけでなく、程々のバランスのとれたアバウト感も

家づくりにとってはとても大切なモノの一つですね。

ホントにスッキリとした良い家になりました。

コストパフォーマンスという点では満点の住宅です。

現場管理の創和の原も連日クライマックスに向け、

一生懸命走り回っています。

そろそろ、「風のいえ」の4軒目と「里のいえ」の図面も上がってきそう。

弊社の大工さんたち…手ぐすね引いて待ってます。

昨年もお知らせした「綱子のホタル・あじさい祭り」が、

7月7日に開催されます。

会場は相模原市緑区牧野綱子地区のきれいな川沿い。

(ホタルとあじさい…水と空気が美しい証拠です。)

昨年は少し覗きにいってみましたが、

今年は現場「森の音楽スタジオ」があるので、

長い時間浸れそうです…楽しみ。

地元の皆さん、ぜひ行きましょう。綺麗ですよ。

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           町からちょっと借りました。

上野原・自然住宅「凛のいえ」の今です。

内部の漆喰と白洲の仕上げ、そして造園をやってます。

みなさんがんばって最後まで…もう一息ですね!

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☆7月30日の見学会に向けて、最後の仕上げです。

○ 藤野の「風のいえ」の3軒目

小舞・土壁の伝統住宅(設計及び施主~きなり舎さん)の今。

まあ、この建物も変わり映えがしない。(もちろん良いい意味で)

着工から何カ月経ったのだろう?完成は9月頃?

面積は少し小さめだが、質の良い平屋で空間が広く暮らしやすい。

これからの建築の目指すところの代表のような家だと思います。

もう少しで木工事(中村さんと長田さん)は完了のようです。

日本の先人たちが作りだした伝統工法を再現しながら作る家。

1か月前に撮った写真と…う~んパット見あまり大きく変わってないかな?

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私が昔、ゼネコンで設計と現場をやっていた時に(SRCのマンションですが)

木造の大好きな上司に言われたことをふと想い出しました。

「家というのは、長く生きた木を使い、長い時間をかけて作るもの。

     そうすると、不思議なことにその家は何百年も生きてくれる。」

              もうひとつの口癖

「普通の住宅をきちんとつくる。それに勝るものははなし」

この建物、そんなに普通じゃないけど…

          な・る・ほ・ど…こんな感じなんだな!

ここ1~2年は、すっかり和材(杉&桧)が多くなり、

ハードウッド系は少なくなりましたが…

ここに来て若いお客様の家づくりのご要望の中で、

1階リビングをハードウッドにしたいが増発です。

とくに、都心部の建て替えの方が多いようです。

それには、少なからず理由があり

和よりも洋の趣が好きなことと、キズがつきにくいという2つ。

座り心地ではなく、立って生活するイメージなのだと思います。

また、まわりの住環境の中でのフィット感もあるのでしょう。

床の材種でいうと(ウォールナットやミモザ)がそれにあたります。

重厚感があり、都会的なスタイルにもなります。

同じ無垢の家でもハードウッドの雰囲気は変わります。

濃い目の色のハードウッドに白い壁

⇒活動的な暮らしを望まれる方が多そうだ。

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基本壁は白く、外部はモノトーンと木が特徴的。

☆5軒くらいの小さめな分譲地で、こんな住まいが並ぶ

 プロジェクトも企画できればな~と思っています。

 必須条件は、いつもより緩く「無垢と緑」の2つだけ!

2012年06月21日

捨て目 と 捨て耳

☆ (捨て目)と(捨て耳)という言葉があります。

これは、弊社に昔からいた長老の口癖でした。

どんな仕事にも言える事ですが、

例えば私たちのような仕事の場合、建築現場を1周した時に、

(捨て目)の利く人間は、必ず何かに気が付く。

目に入ったモノをちゃんと拾えるんですね。

逆にボーっとしている人間は、ただ歩いて終わり。

同じ間違いを何度もする…見てないから身にならない。

(捨て耳)も同じで、人のちょっとした言葉から何も勉強しない。

感受性という言葉で置き換えてもいいような…気が付かない。

気がつかないから、お客様の意図がわからない。

(捨て口)という言葉はないかもしれないが、

話しかけないと、何事も始まらないし…。(コミュ能力?)

そこんところの(個人のプライド)なんかは○○くらえ!

そして見て聞いて話しかけて、1番いい答えがわかる。

それを早めに決断して、造った家が益々いいモノになっていく。

この即効性も仕事にとってはとても大切なこと。

自分が歳を重ねるにつれ、長老の言ってたことが身にしみます。


☆ この(目)と(耳)が備わっている奴は、間違いなく伸びそうだ!