今日は、藤野の森の音楽スタジオの新築工事の顔合わせ。

場所は・野山の食堂(アートギャラリー内)さんに提供していただき、

設計・施工が一同に集まり、施主さんまで顔を揃えました。

初対面のセルフビルド住宅においては、必須科目の食事会。

(昨年の風のいえ以来のイベントです)

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この3時間が潤滑油となり、現場の流れがスムーズに進みます。

内容どうこうより、1つの建物の関係者15人が一同に集まることに

意義があり、設計者も現場が始まってから声をかけやすいのです。

設計者が言いたいことを現場に伝える⇒それを聞く耳を持って望む。

みんなが、同じ目標をもって話をする姿はとても気持ちいいですね。

ここも地熱・蓄熱・セルフビルド住宅ということもあり、

通常の建物に比べ、工程管理や品質管理がかなり大変です。

設計者が職人さんに気軽に話しかける。(現場監督、楽できます。(笑))

電気屋さんの、大型の交通量の多い場所は電球が切れやすいなど、

専門家のプチ情報もチラホラ。雑談の中でもためになります。

前回は、直子の台所さん、そして今回は野山の食堂さん。

開いてて良かった…開けていただいて良かった…です。

長時間にわたり(施主様・設計士さん)ありがとうございました。

最近昼食を車中でかき込むことが多いので、とてもありがたかったです。

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☆ こうして森の音楽スタジオ「顔の見える家づくり」の初日が開きました。

「上野原の自然住宅・凛のいえ」

外装は屋根が終わり、壁のガルバリウム張りの真っ最中。

現在は大工さんが無垢の床・天井をトントンたたいています。

今日も大きな無垢の式台を、細心の注意を払い取りつけてます。

この家の特徴は、藤野の自然住宅に比べると

「2世帯住宅」の関係で、かなり細かく造り込まれています。

間仕切りや、ドアや家具が多く、プライバシーが守られています。

エアコンの効きも抜群に良さそうですね。

若干工事は遅れ気味…このての家は早く上がることは

めったにありませんが、この家もやはり…ゆっくりです。

この大工さんも、2軒あとまでご指名予約が入っています。

もちろんご指名料はいただきませんが、腕のいい大工さんです。

工事の状況写真~前とあまり変わらないんですけどね。(ふ~!)

(パワービルダー系の早い住宅だったらもう引渡し時期です。)

仕上げは漆喰と白洲で化粧します。

そうそう、白洲しっくいという材が開発されたらしい。誰か使って下さい。

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1階の梁の桝組みの中に、ほとんど無節の杉板が覗いてます。

先日の完成見学会のおり、ご見学に来られたあるお客様と、

20分ほどですが、映画の話で盛り上がり、考えさせられました。

「降りてゆく生き方」

この映画は、私の妻や友人とも話し始めると長時間になってしまいます。

タイトルと内容から、とっつきにくそうですが、とても考えさせる映画です。

バブルがはじけて、低迷している私たちまわり…「豊かさとはどういうことか」

この映画のコンセプトの途中には、このような言葉があります。

現在でも…

「人々がいきいきとしている豊な場は、まるで、たくさんの微生物たちが

 お互い繋がり関わりあって発酵し、まるでエネルギーと新しい酒を

 生み出している酒蔵のようである。

 そこは実に生命力に溢れ、楽しさと喜びに満ちている場なのだ。」

降りてゆくではなく…地に足を付けた生き方 のような気がします。

                  この映画…どこでも見れないのが難点。

●現在、大工さん・左官屋さん・電気屋さんにより進んでいる

もうひとつの伝統住宅。

この建物は、建築中の今でも見せ場があります。

それは小舞掻きと土塗りです。

放射線のサンプリングの検査も行い、未検出の結果に安心し、

外部~内部へと仕上げていきます。

吸湿力に優れ、建築材料としても大変優秀な土。

残すべき日本独自の建築工法の伝承。

(中部・関西ではいまだに多くはないがかなり多いらしい)

自然な材料で造られ、役目を終えやがては自然に還って行く。

施主様が設計者(創和はこの組合せ多いです)というパターンで、

これからも勉強させていただきながら造っていきます。

担当は、土壁が3軒目のハーレー小俣。

(エコ住宅造っていて、ハーレー乗ってるって?~まあいいか。)

喜んで完成見学会を開催させていただけるよう…ガンバリマス!

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 ☆内部の壁~少しだけ施主さん小舞掻いてます。

●本日は「小舞・土壁の家 完成見学会」におこしいただき

ありがとうございました。

いつも通り車座になり、皆さんと楽しい時間を過ごしながら、

創和建設一同充実感に浸った1日。

相模原産の地域材でつくられた家なので、津久井森林組合の方も、

興味を持って見ていかれました。もっと広がって繋がっていければ。

ビオフォルム環境デザイン室・山田さん

大地を守る会・阿部さん

に(家づくり)のセミナーを開いていただき、私はいつもと違い

久し振りに少しだけ宣伝に専念出来たかな~と思っています。

良かったです(笑)。

自然住宅を相模原で建てたい方、

また、東京・神奈川・山梨エリアで建てたい方

弊社のホームページを1度覗いてみてください。

(来月から気合いをいれて、改訂します)

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●これからの住宅産業の中心となるであろう「リフォーム」強化のために、

もう少ししたら藤野地内にて、ささやかな募集をかける予定です。

価格をネット価格にて施工。監理費もいただかない。セルフもOK。

かわりに(施工中~完成まで)時々オープンハウスをお願いする。

仕上げ材は、床全部と一部の壁・天井を無垢の杉材にて施工。

キッチンは無垢材ないしオールステンレスを設置。

たぶん、今の壁材のほとんどはビニールクロスだと思いますので、

ここはすべて「白洲リフォーム」にて塗替え。

一番難しいのが外装で、通常ガルバリウムと杉板が無難。

ただし、この材好き嫌いが分かれますね。塗れればいいのですが。

今年の(夏~秋)にかけて、賛同していただけるお客様を探して、

実験的にできればと考えています。

耐震まで行うとコストがかかるので、構造のしっかりした建物に限ります。

床にCFを重ね張り、壁・天井はクロスの貼り替え、器具も取り換えのみ。

こんなリフォームではなく、もっともっと楽しく夢のあるリフォームを。

間取りもできれば、広く開放的な空間に変えたいものです。

無垢の梁なんぞも、わざわざくっつけたりして。

ローコストとは言え、さあ、手を挙げてくれる方がおられるかどうか…。

(白洲リフォーム~施工状況)
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調湿・吸湿が抜群にいい材料です。原料は霧島の火山灰。
●国交省から、地域ブランドの補助金が出るそうです。

長期優良住宅であること。地域産材の木材を利用すること。

そして顔の見える家づくりをすること。最後にあまり大きな会社でないこと。

素晴らしい試みですね。ただし、長期優良住宅が少し曲者で、

この規格に合わせることで、家の設えが低下することも考えられます。

設計者にとっては、かなり難しいのではと想像します。

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「風のいえ」には、こんなにも素敵なものがたくさん…