2012年05月07日
休みあけの1発目「生きる…黒澤作品」~ファミマにて。
休み中とはいっても、どこにも行かず半分会社でウダウダでしたが、
お弁当を買いに近くのコンビニに行った際、ツタヤの宣伝本があり、
暇つぶしにいただいてきました。(映画の名セリフの羅列本)
期待せずにパラパラっとめを通したのですが、その中の1ページ
ありました、そう 「生きる」 う~んファミマ(ツタヤ)やるじゃんです。
この映画、何年か前にアメリカのタイム誌が世界名作100本なるものを
勝手に選んだうちの数少ない日本映画作品(4本のうちの1本)でした。
(黒澤・溝口・小津と名監督ばかりの4本)
「生きる」では、市役所に1日も休まず通い続けた主人公(志村喬)が、
余命半年を告げられてからの生き方を追った作品。
死ぬことがわかってから、初めて生きるという事をまじめに考える主人公。
市民のための公園を釈迦力につくることで、自分の生きた証を残すため。
ブランコに乗りながら「ゴンドラの唄」を口づさむ名シーン…実に切ない。
(昔の名役者は、見ているだけで臭いがしてきそうなくらいですね)
そして、このタダ本に掲載されている彼の有名なセリフ
「いや、わしは人を憎んでなんかいられない。
わしには、そんな暇はない!」