2012年05月09日
前は里山、振り返ると森の中、そして見上げると青い空…木漏れ日の家!
●現在整地に入った土地があります。来月より、家づくりに入ります。
場所は細かく公表できませんが、景色が実に素晴らしい。
タイトルの通り「里と森に囲まれた木漏れ日の家」です。
ポテンシャルは駅に遠いことを除けば「木蓮の丘」と同じく
100点満点。まだまだ藤野の土地には潜在能力があります。
便利というものに大きな価値観を抱いている方を除いてですが…。
また、ポテンシャルの高さに比べ、出まわる数が少ないのも事実。
~美しい里山と静かな森、そして見上げると木々の間から木漏れ日~
鳥の囀りで目が覚めるではなく、(1日中)鳥が鳴いてます。
そして(1年中)森林浴…ココは長野か?いえ神奈川です!
只今、創和建設の山下クンが気合いと笑顔で頑張ってます。
2012年05月08日
元気だー、プラチナ世代!
変革の高度成長期に青春を謳歌して来たプラチナ世代。
今でも休み(年中休み?)になると、この田舎の駅からゾロゾロ。
普通の若者より、よほど好奇心も余裕もあるようです。
山登り、陶器市、など精力的に来ていただいて、ありがたいです。
この藤野という町には芸術家の方がたくさん。
でも忘れてはいけないのは、音楽家の方もいるという事実。
趣味を含めて音楽大好き人間がいっぱい。
どこか大きな箱で、定期的にコンサートが開催できればいいのに。
できれば、時にはビッグネーム(コアなファンを持つ懐かしい人とか)
そう、プラチナ世代の人達が喜ぶメンツを集めて。(ノンジャンル)
とりあえず、今月はフォーク限定で
第1回…ブレッド&バターであの頃のまま 第2回…ライブ再開で森田童子
第3回…むりやり再結成で憂歌団のしゃがれ声(ココだけブルースか?)
リュックサックをおいて、(ジャケット羽織って)昔に戻って来てくれるかも。
もともと楽器を弾ける比率の高い世代でもあり、なにより活動的。
「アラウンド・ザ・還暦」の皆さんが子供の顔して駅の階段を降りてくる。
あの町に行けば音楽が聴ける…いいですね。人生楽しめる。
箱? ありますね~。 藤野芸術野の家 (勝手に書いてます。)
旧小渕小の体育館を改修(音はちゃんとしなきゃ)してもおもしろい。
雰囲気のある昭和の木造校舎との対比で人気がでるかも。
あとは、発信 発信 発信 で皆さんに来ていただく。
「里山に住んで東京に通勤できる土地」
は
「東京から音楽を聞きに来れる土地」でもあるんです。
音楽に関しては、お隣の相模湖交流センターに水を開けられてる感が強いので、
今日、5月3日の深夜…妄想しながら((笑))書いてます。
2012年05月07日
休みあけの1発目「生きる…黒澤作品」~ファミマにて。
休み中とはいっても、どこにも行かず半分会社でウダウダでしたが、
お弁当を買いに近くのコンビニに行った際、ツタヤの宣伝本があり、
暇つぶしにいただいてきました。(映画の名セリフの羅列本)
期待せずにパラパラっとめを通したのですが、その中の1ページ
ありました、そう 「生きる」 う~んファミマ(ツタヤ)やるじゃんです。
この映画、何年か前にアメリカのタイム誌が世界名作100本なるものを
勝手に選んだうちの数少ない日本映画作品(4本のうちの1本)でした。
(黒澤・溝口・小津と名監督ばかりの4本)
「生きる」では、市役所に1日も休まず通い続けた主人公(志村喬)が、
余命半年を告げられてからの生き方を追った作品。
死ぬことがわかってから、初めて生きるという事をまじめに考える主人公。
市民のための公園を釈迦力につくることで、自分の生きた証を残すため。
ブランコに乗りながら「ゴンドラの唄」を口づさむ名シーン…実に切ない。
(昔の名役者は、見ているだけで臭いがしてきそうなくらいですね)
そして、このタダ本に掲載されている彼の有名なセリフ
「いや、わしは人を憎んでなんかいられない。
わしには、そんな暇はない!」
2012年04月28日
「風のいえ…木組み小舞・土壁の自然住宅」 完成+。
盛況のうちに相模原市緑区の(住宅)完成見学会が開催されました。
戦前ではあたりまえだった「小舞・土壁」という工法でつくられた
昔懐かしい伝統工法の木組みの自然住宅です。
やはり、地元相模原(旧津久井地区)の木材で建てました。
弊社の始まりは(町の左官屋)でした。先代が50年以上も前から
左官屋さんを続け、建築会社となり現在に至っております。
(職人をやめたということは~たぶん手先が不器用(ヘタ)だった?)
一時は都市型RC住宅や公共事業をメインに営んでおりましたが、
ここ10年、再び左官の多い木造住宅建設がメインになりました。
現代では、贅沢な部類に入るこのような伝統住宅。実に骨太!
100年経っても200年経っても、価値があるのでしょう。
創和建設社員一同このような建物に携わることが出来る喜びを
かみしめています。とくに施主であるK様、ありがとうございました。
自然住宅と呼ばれるものは、どれもそれぞれ素晴らしい。
楽しい家が多い中、ここは落ち着いた大人の住宅という風合です。
風のいえ共通で、グルグル回れる間取りが住みやすそう。
家の中を気持ちよく「風」が吹き抜けてくれます。(自然の恩恵)
またキッチンをはじめ木製家具が多いのも特徴の一つです。
「風のいえ・プロジェクト」~相模原市緑区の和のコミュニティ
1軒目の地熱利用の自然住宅(古材再生)
そして2軒目の今回の小舞土壁の自然住宅(そよ風システム)
そして次の3軒目のやはり小舞土壁の木組みの平屋住宅
現在設計中の4軒目(6月には概要がはっきりすると思います。)
4軒の自然住宅が並び、庭や畑ができてくるのは来年春頃の予定。
和の空気満載の庭や畑の中に住宅がポツリポツリと建っている。
そんな想像以上の姿になる予感がヒシヒシします。
このようなコミュニティありきの住宅は、何が凄いって
このプロジェクトに参加していただいたお客様が1番凄い!
(合板だけでなく、壁や屋根も使ってはいけない材を指定、
外のアルミフェンスも御法度にしています。禁止だらけ)
心配をよそに皆さんよくぞ参加していただきました…大感謝です。
昨日もとの地主さんからメールが入り、このプロジェクトを
「先進の田舎」と評されていました。ありがとうございました。
それでは、素人の私たちが撮った「小舞土壁の木組みの家」です。
雨水利用・ポンプ
上記のように写真からも木の質感が伝わってきます。
●見学会当日は3軒目の「風のいえ」も見ていただきました。
これからの「風のいえプロジェクト」はこの建物が中心になります。
平屋であること、そしてこちらも小舞・土壁の家であることが、
その風情を一段と落ち着いたものに感じさせます。(平屋いいです)
土壁・焼き杉のセルフビルド(施主様)もありの木組みの伝統住宅です。
(ちなみに、設計は、施主様ご自身で手掛けられました。)
構造材はほぼ100%地元相模原産材、造作材もかなりの割合で利用。
土壁は京都の藁と埼玉の土、そして藤野の竹を利用しています。
間伐材利用(仕事になる)~森がきれいになる~水がきれいなる
~町もきれいになる~そして人と人、また地域の未来へも繋がっていく。
とても懐かしい光景です。年輩の通行人の方、とても嬉しそうです。
近所の子供たち、土で家が出来るの?まるで童話のようです。
つくっている職人さんたちも、大変だが仕事のストレスはなさそうです。
上野原の左官職人さん~甥っ子に技の伝承
小舞を掻いたところ~施主さんもガッツです
土を付けているところ~吸湿性バッチリです
●もうすぐ大型連休…仕事モードを忘れて、携帯を切る勇気をもって、
ぼーっとしようと思いながら、それすらできない小市民の私たち。
連休明けは、宮が瀬と里山長屋の近くにて自然住宅が着工します。
完成する住まいがあれば始まる住まいもあり、その幸せを感じながら…
☆さあ、今年は勇気を持って、携帯電話のスイッチオフ!☆
2012年04月27日
藤野駅前の2軒の壁…ちょっと杉板張ってます。
藤野駅から見下ろした際に、創和建設の古い建物の横に、
白い薬屋さんとラスタータイルの3階建ての建物。
(相模原市とはいえども、ここは中央線の藤野駅。)
以前通りがかりの方が、「全部板張っちゃえばいいのに」
「じゃあ、そうしますか」みたいな感じで、今やってます。
「駅前は藤野の顔だから、良くしてくださいね」
「じゃあ、そうしますか」のような気持ちで…。
各現場で余った杉板を利用しながら(悪い材もありますが)
大工さんが張り、ペンキを塗って、看板つけなおして…
そんなにお金がかけられないので、出来る範囲で
身の丈に合ったリフォームをしていくつもりです。
駅から降りた方々が、まず目にするのが「ふじの音」
そして遠くの山に張りついている「緑のラブレター」
そこから視線を下げて駅のロータリー(?)を見た時に、
どのくらいの方が気が付いてくれるのか?
通りがかりで声をかけた方も微妙な線。
たぶん創和建設の人間(約数名)がほくそ笑むだけかも!
もう少し駅のまわりに緑があれば雰囲気が出るのにな~です。
まあ、いいか!
1階部分だけ、ゆるく余った杉板を張っています。
弊社の前に広げて、切った張ったです。
物置にもやたら張ってます。
薬屋さんの建物も、北側だけ張りました。
●現在計画検討中の「藤野・自然住宅限定宅地」ですが、
近日中に発表できると思います。
まずは、今まで弊社に足を運ばれているお客様にご連絡。
今までと同じく土地紹介や不動産系では募集はかけません。
コミュニティの要素がある土地は、誰でもという訳にはいかないので。
5月には2箇所の土地についてご連絡できると思います。
●また来月からは、念願のホームページのつくり変えに入ります。
1年先延ばし~ほったらかし にしていますので、
材料はたくさん貯まっています。
才能豊かな人達が、偶然まわりにたくさんいたことも頼もしい。
とくに「湖のいえ」「風のいえ」「季のいえ」「セルフビルド系」
そしてこれからの楽しげなプロジェクト…
などの各プロジェクトの関連がメインになります。
やりたいことがたくさんありますが、
やり散らかさないように気を付けます。
高橋さん…遅ればせながら、よろしくお願いします。
明日は、風のいえの2軒目「木組みの土壁」住宅をアップします。