潤水都市・さがみはらの第12号(2013年4月発行)

宝島社発行の「田舎暮らしの本」のベストランキングの

全国第22位(都心に最も近い住みたい田舎第1位)の発表に際して、

先月号は「藤野」の特集でした。

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数々の記事の中で、特に目を引いたのが「藤野移住者に聞く」の覧。

お知り合いが出ているから…これだけの理由なんですが。

土地や家づくり(風のいえ)までお手伝いをさせていただいたKさん。

「東日本大震災の後、脱都市生活への思いが募り移住を決めました。

やや不便さは感じるものの、なによりも豊かな自然と静けさは魅力。

本当に地域の繋がりが楽しい」

移住に際して中古住宅(牧野地域)をご紹介させていただいたNさん。

「人口密度が低いのに、こんなに寂しくないところは珍しい。

面白い人がたくさん集まり、個性的で新しいことを前向きに考えてくれる。」

藤野へ引っ越して来られる方の理由は様々ですが、

移住という選択肢を選ばれる方自身が個性豊かな方であり、

その人数が増えれば増えるほど個性的な町になるのは間違いない。

皆さんの言葉には「前向きな潔さ」を感じます。

↓プライバシー保護のためお顔は載せられませんが、

                この冊子に掲載されたお施主様の家です。

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「記憶に残る幕の内弁当はない!」


最近、良く耳にする言葉で作詞家の秋元やすしさんが、

何かをプロデュースする時に心掛けることらしい。

あれもこれもを望んで、すべての人たちに満足していただこう、

良いモノばかりをしこたま集めようと思うと、

どういう訳か際立つモノが見えづらくなる。つまらない。

足し算ばかりで、どんどん複雑になっていき、

引き算のシンプルさをどこかに置き忘れ、そこで立ちどまってしまう。

幕の内弁当では、どういう訳か記憶に残らず頭抜けることが出来ない。

特化すると言うことを幕の内に置き換えるとは、やはり作詞家ですね。

家づくりにおいても全く同じことが言えて、

そのうちにココでご紹介する事になると思いますが、

「風と犬と暮らす家」という両隣を住宅に挟まれた、田舎暮らしにおいては

あまり条件の良いとは言えず、そして敷地もウナギの寝床にやや近い。

ただし、その敷地からは南面に素晴らしい景色が1箇所だけ見える土地。

そして完成間際の現在「まあ、この家の良くなったことといったらこの上ない。」

まさに「記憶に残る幕の内弁当」の言葉通り

名物の○○弁当になりえた住宅かなと思います。

外からは、閉じられた空間、しかし中からは思いきり広がった空間。

いろいろな意味で特化すると言うことはこういうことだな、と感じます。

皆さんもぜひ土地に関して迷ったら、思考を少し捻じ曲げて下さい。

広さ・形は家の作り方でなんとかなる。そう、考え方しだい。

迷った時は、「幕の内弁当と引き算」をちょっとだけ思いだして下さい。

いっぱい詰まった平均点の幕の内弁当より、

         おかずは少ないが美味しいシャケ弁を目指しましょう。

今年、ウナギの寝床で1箇所企画を起こそうと思っています。

良くなると思ってやる!とりあえずやってみる!大丈夫だろうか?

                        

                     いつものように、ちょっと不安???(笑)

相模原市緑区の里山「相模湖・内郷地区」に、

「菜園のある暮らし…内郷の里プロジェクト 」がはじまります。

新しいお客様2組に創和建設が加わり420坪の土地に、

            いい感じの自由なコミュニティをつくっていきます。

普通の分譲土地ではない、私たちを含めちょっと風変りな企画に賛同し、

風変りなちょっとちっちゃな町を創ろうという企画…カフェなんぞも。

(この風変りという意味は、想像的という言葉に置き換えてもいいかも)

景色を壊さず、そして土地の資産価値もアップするような家づくりが基本。

3軒の家のバランスと、造り込まない自然な造成や家づくりに加え、

完成時点でも100%ではない未来の楽しさに溢れている場を目指すよう。

こんなお客様ありきの企画なので、カタチがある程度見えてこないと

ゴールもどこに行きつくかもわからず、

参加されるお客様にすべてかかっていると言っていいと思います。

造られた場所ではなく、皆さんでつくってもらうという分譲地です。

現在の2名、そしてこれから募る1名のお客様しだいの「人頼み企画」ですが、

規格外・想定外の素晴らしいゴール地点になる可能性をヒシヒシと感じます。

↓この場所に設えのいい家と楽しい集合菜園やあぜ道が

                    …子供のころ画用紙に描いた絵のように!

与えられた場所ではなく、ご自分たちでつくっていく場所「内郷の里」

2年後には、ここがどんな景色に変わっているのか…期待しています。

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この土地に魅力を感じていただける方、残り1名募集しております。

住環境にとって1番大切な日あたりは言うことなしの広い土地ですよ。

ここよりもう少し利便性の良い土地

          「寸沢嵐・季のいえプロジェクト」もよろしくです。

昨年は国交省の「地域型住宅ブランド化事業」

     そして今年の目玉は「地域型木材利用エコポイント事業」

○国産木材の利用促進(森林整備保全・循環社会の形成)

○2020年に木材自給率50%達成を目指す

○森林資源の豊富な農山村地域の振興・活性化

○東日本大震災の復興支援

このような目的のため地域木材の利用を考える。

来年の3月まで、または予算が尽きるまでの事業。

もちろん「とりあえずの創和建設」は参加します。

先日の神奈川・東京合同の説明会にも参加し(相模大野で開催)、

(東京都・神奈川県・山梨県)の自治体へ即決で申込みます。

最大60万ポイントになるこの事業は、無垢な大型住宅に有利で、

長期優良のしがらみもはずれ、自然住宅にはフィットしています。

お得というより、同じ価格で「地産地消の家」が出来るという、

そんな志のある方にとっては、多いに魅力的です。

設計者の皆さん、協力会社の皆さん、なにより施主の皆さん

工期も伸びますが、とりあえずやってみませんか?

勘違いはなさらないで…この補助金は地産地消のためにあります。

それでは、2カ月後くらいに?創和1軒目の「木材利用ポイントの家」を…

その看板には、こう書いてあるはず。(スローガン)

  「その木、どこの木…?」

先週、曇天の中の地鎮祭…

相模湖の畑の町「寸沢嵐」地区で行われました。

タカラやさんというスーパーに近い便利な場所につくる

2世帯住宅です。設計がスタジオikbさんという事で、

もちろん自然素材の土間のある大開放住宅です。

この、将来飲食店への可変性を取り入れた住宅の地鎮祭が、

先週、施主・設計士・工務店(創和建設)だけでなく、

施主の友人まで参加され、厳かに行われました。

いつものことながら、式典の最中は気が引き締まる思いで、

「これからお客様の長年の想いとローンを背負うのか」と感じながら、

「…重いな、ふ~!」が少しだけ、あとの残りは「よっしゃーっ!」の気合い。

1年以上もかかった「寸沢嵐の家」の第一歩は、既存小屋の移設から。

半年後には、居心地のいい2世帯住宅が完成です。お楽しみ(笑)

創和建設と内郷・寸沢嵐地区とのお付き合いは、

季のいえプロジェクト・内郷の里プロジェクト…そしてこの自然住宅

相模湖の中では、千木良と並んでとくに強い気がします。

やはり、周囲に山・畑が多い地域なので、自然と目がいってしまいます。

↓雨降ってなんとかの中行われた「寸沢嵐の家」の地祭りの様子

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ここ「寸沢嵐の家」は近くの「季の家」と同じく

創和建設・原部長が担当いたします。

施主・設計者・職人のパイプ役として最良です。