2013年05月14日
藤野移住者に聞く「藤野暮らし」のリアル…相模原ニュースレターより
潤水都市・さがみはらの第12号(2013年4月発行)
宝島社発行の「田舎暮らしの本」のベストランキングの
全国第22位(都心に最も近い住みたい田舎第1位)の発表に際して、
先月号は「藤野」の特集でした。
数々の記事の中で、特に目を引いたのが「藤野移住者に聞く」の覧。
お知り合いが出ているから…これだけの理由なんですが。
土地や家づくり(風のいえ)までお手伝いをさせていただいたKさん。
「東日本大震災の後、脱都市生活への思いが募り移住を決めました。
やや不便さは感じるものの、なによりも豊かな自然と静けさは魅力。
本当に地域の繋がりが楽しい」
移住に際して中古住宅(牧野地域)をご紹介させていただいたNさん。
「人口密度が低いのに、こんなに寂しくないところは珍しい。
面白い人がたくさん集まり、個性的で新しいことを前向きに考えてくれる。」
藤野へ引っ越して来られる方の理由は様々ですが、
移住という選択肢を選ばれる方自身が個性豊かな方であり、
その人数が増えれば増えるほど個性的な町になるのは間違いない。
皆さんの言葉には「前向きな潔さ」を感じます。
↓プライバシー保護のためお顔は載せられませんが、
この冊子に掲載されたお施主様の家です。
2013年05月13日
「記憶に残る幕の内弁当はない!」…あれもこれもは~?
「記憶に残る幕の内弁当はない!」
最近、良く耳にする言葉で作詞家の秋元やすしさんが、
何かをプロデュースする時に心掛けることらしい。
あれもこれもを望んで、すべての人たちに満足していただこう、
良いモノばかりをしこたま集めようと思うと、
どういう訳か際立つモノが見えづらくなる。つまらない。
足し算ばかりで、どんどん複雑になっていき、
引き算のシンプルさをどこかに置き忘れ、そこで立ちどまってしまう。
幕の内弁当では、どういう訳か記憶に残らず頭抜けることが出来ない。
特化すると言うことを幕の内に置き換えるとは、やはり作詞家ですね。
家づくりにおいても全く同じことが言えて、
そのうちにココでご紹介する事になると思いますが、
「風と犬と暮らす家」という両隣を住宅に挟まれた、田舎暮らしにおいては
あまり条件の良いとは言えず、そして敷地もウナギの寝床にやや近い。
ただし、その敷地からは南面に素晴らしい景色が1箇所だけ見える土地。
そして完成間際の現在「まあ、この家の良くなったことといったらこの上ない。」
まさに「記憶に残る幕の内弁当」の言葉通り
名物の○○弁当になりえた住宅かなと思います。
外からは、閉じられた空間、しかし中からは思いきり広がった空間。
いろいろな意味で特化すると言うことはこういうことだな、と感じます。
皆さんもぜひ土地に関して迷ったら、思考を少し捻じ曲げて下さい。
広さ・形は家の作り方でなんとかなる。そう、考え方しだい。
迷った時は、「幕の内弁当と引き算」をちょっとだけ思いだして下さい。
いっぱい詰まった平均点の幕の内弁当より、
おかずは少ないが美味しいシャケ弁を目指しましょう。
今年、ウナギの寝床で1箇所企画を起こそうと思っています。
良くなると思ってやる!とりあえずやってみる!大丈夫だろうか?
いつものように、ちょっと不安???(笑)
2013年05月11日
「農的暮らし…内郷の里プロジェクト」…大枠の設計がはじまります。
相模原市緑区の里山「相模湖・内郷地区」に、
「菜園のある暮らし…内郷の里プロジェクト 」がはじまります。
新しいお客様2組に創和建設が加わり420坪の土地に、
いい感じの自由なコミュニティをつくっていきます。
普通の分譲土地ではない、私たちを含めちょっと風変りな企画に賛同し、
風変りなちょっとちっちゃな町を創ろうという企画…カフェなんぞも。
(この風変りという意味は、想像的という言葉に置き換えてもいいかも)
景色を壊さず、そして土地の資産価値もアップするような家づくりが基本。
3軒の家のバランスと、造り込まない自然な造成や家づくりに加え、
完成時点でも100%ではない未来の楽しさに溢れている場を目指すよう。
こんなお客様ありきの企画なので、カタチがある程度見えてこないと
ゴールもどこに行きつくかもわからず、
参加されるお客様にすべてかかっていると言っていいと思います。
造られた場所ではなく、皆さんでつくってもらうという分譲地です。
現在の2名、そしてこれから募る1名のお客様しだいの「人頼み企画」ですが、
規格外・想定外の素晴らしいゴール地点になる可能性をヒシヒシと感じます。
↓この場所に設えのいい家と楽しい集合菜園やあぜ道が
…子供のころ画用紙に描いた絵のように!
与えられた場所ではなく、ご自分たちでつくっていく場所「内郷の里」
2年後には、ここがどんな景色に変わっているのか…期待しています。
この土地に魅力を感じていただける方、残り1名募集しております。
住環境にとって1番大切な日あたりは言うことなしの広い土地ですよ。
ここよりもう少し利便性の良い土地
「寸沢嵐・季のいえプロジェクト」もよろしくです。
2013年05月10日
林野庁補正予算410億円…木材利用ポイント事業はじまる!
昨年は国交省の「地域型住宅ブランド化事業」
そして今年の目玉は「地域型木材利用エコポイント事業」
○国産木材の利用促進(森林整備保全・循環社会の形成)
○2020年に木材自給率50%達成を目指す
○森林資源の豊富な農山村地域の振興・活性化
○東日本大震災の復興支援
このような目的のため地域木材の利用を考える。
来年の3月まで、または予算が尽きるまでの事業。
もちろん「とりあえずの創和建設」は参加します。
先日の神奈川・東京合同の説明会にも参加し(相模大野で開催)、
(東京都・神奈川県・山梨県)の自治体へ即決で申込みます。
最大60万ポイントになるこの事業は、無垢な大型住宅に有利で、
長期優良のしがらみもはずれ、自然住宅にはフィットしています。
お得というより、同じ価格で「地産地消の家」が出来るという、
そんな志のある方にとっては、多いに魅力的です。
設計者の皆さん、協力会社の皆さん、なにより施主の皆さん
工期も伸びますが、とりあえずやってみませんか?
勘違いはなさらないで…この補助金は地産地消のためにあります。
それでは、2カ月後くらいに?創和1軒目の「木材利用ポイントの家」を…
その看板には、こう書いてあるはず。(スローガン)
「その木、どこの木…?」
2013年05月09日
「相模湖・寸沢嵐の家」…地鎮祭です。
先週、曇天の中の地鎮祭…
相模湖の畑の町「寸沢嵐」地区で行われました。
タカラやさんというスーパーに近い便利な場所につくる
2世帯住宅です。設計がスタジオikbさんという事で、
もちろん自然素材の土間のある大開放住宅です。
この、将来飲食店への可変性を取り入れた住宅の地鎮祭が、
先週、施主・設計士・工務店(創和建設)だけでなく、
施主の友人まで参加され、厳かに行われました。
いつものことながら、式典の最中は気が引き締まる思いで、
「これからお客様の長年の想いとローンを背負うのか」と感じながら、
「…重いな、ふ~!」が少しだけ、あとの残りは「よっしゃーっ!」の気合い。
1年以上もかかった「寸沢嵐の家」の第一歩は、既存小屋の移設から。
半年後には、居心地のいい2世帯住宅が完成です。お楽しみ(笑)
創和建設と内郷・寸沢嵐地区とのお付き合いは、
季のいえプロジェクト・内郷の里プロジェクト…そしてこの自然住宅
相模湖の中では、千木良と並んでとくに強い気がします。
やはり、周囲に山・畑が多い地域なので、自然と目がいってしまいます。
↓雨降ってなんとかの中行われた「寸沢嵐の家」の地祭りの様子
ここ「寸沢嵐の家」は近くの「季の家」と同じく
創和建設・原部長が担当いたします。
施主・設計者・職人のパイプ役として最良です。